「冥王来訪」の感想一覧

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台湾の出生率が低いことおよびイスラエルの女性兵士の先例があることから、ptt.ccネット住民たちは女子は兵役に就かなければならないと信じています。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ptt.ccネット住民たちは女子は兵役に就かなければならないと信じています。
偶然なのでしょうか、韓国でも婦女子の徴兵を叫ぶ過激なフェミニズム集団が現れました。
 そもそも女子徴兵は、必要なのでしょうか。
北鮮では労働力不足から女子も徴兵してますが、出生率が改善したとは聞いていません。
むしろ隣国韓国と同じように少子高齢化が始まっているとの資料もあります。
 
 イスラエルの出生率が高止まりなのは、超正統派と呼ばれる特異な団体がイスラエル国内に存在して、彼らが全体の出生率を底上げしているのです。
超正統派が7.0人だったに対して、普通のユダヤ教のイスラエル人はせいぜい2・0人だったはずです。
今はもっと割合が減っているかもしれません。
 超正統派のユダヤ人は、労働もせずに聖書の文言解釈を弄び、風呂にも入らず、髭はのばし放題の特異な集団です。
 女性は禁欲のためと称して、剃髪し、普段は頭巾やかつらをかぶって生活しています。
労働は女性の仕事で、男性は朝から晩まで文言解釈をするだけです。
徴兵は特例として免除されているので、他のユダヤ人などからは忌み嫌われています。 
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Sigmund Jähnはユルゲン・ベルンハルトのモデルですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>Sigmund Jähn
 ジークムント・イェーン少将は、1954年生まれのユルゲンより大分年上ですからね。
ただモデルの一人としては影響しているでしょう。
 ユルゲンもテオドールもそうですが、キリスト教の信仰の犠牲になったローマ帝国の兵士の名前に由来します。
 ユルゲンという名前は、つい先日の4月23日に祝日のあった聖ゲオルギウスに由来し、その変化形である名前です。
 テオドールという名前は、聖テオドロスに由来し、ギリシア系の名前で、やがてテオドールに変化しました。
英語ではセオドアで、略称はテディですね。
あの有名なテディ・ベアは、米国第26代大統領セオドア・ルーズベルトに由来する名前です。

 聖ゲオルギウスは後に龍退治の聖人となり、旧ソ連圏で、黒海沿岸の国・グルジアの守護聖人
でもあります。
龍退治の聖人ですから、BETA退治の護国の騎士という意味合いもあって、内田先生は名付けたのでしょう。
聖ゲオルギウスは、棄教を迫られて、ローマ帝国軍に処刑されますが、そのエピソードも拾って、唯一の肉親であるアイリスディーナに殺されたのでしょう。
やもすると、アクスマン少佐は、聖ゲオルギウスの故事に引っ掛けて、敬虔なカトリック教徒であるアイリスディーナにそのような事をさせたのでしょう。
生きても地獄、死んでも地獄に行くように……

 テオドールが、祖国東ドイツを裏切ってキリスト教恭順派に行くエピソードも、ある意味、由来になった聖テオドロスのエピソードに引きつられているのもそういう背景があるからでしょう。
 
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ミクちゃんはマサキにどんな感情を抱いているんでしょうね?プログラム上逆らえないんですか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>プログラム上逆らえないんですか
OVA版の美久は、アンドロイドで、推論型AIという特別な人工知能を有しています。
(今はガイノイドというそうですがあえて当時の言葉でアンドロイドで統一します)
 これは、他の作品に出てくるようなメイドロボットや人間型のアンドロイドとは違い、人工知能自身が学習し、人間の女性により近い立ち振る舞いをするシステムです。
 美久は、秋津マサトが胎児のときに、木原マサキが殺される前には完成していましたから、15年以上、下手すると20年近く人間として生きてきているんですよ。
 1970年から1980年代の女性の感覚を、推論型AIで学習している可能性がある。
そうすると、かならずしもマサキの言いなりになるとは思えないのです。
OVAでは鉄甲龍打倒のためにマサキに協力しただけとも見えます。
OVAの第3巻と第4巻でマサキに食って掛かってましたから、逆らえないことはないでしょう。

 逆にマサキが美久の機嫌を取らねば、ゼオライマーを動かせない事態もなくはないでしょう。
そういったIFストーリーが、ドラマCD『大冥界』で出ていたはずです。

 もともとのちみもりを先生の原作マンガでは、美久は、若槻(わかつき)魔沙樹(まさき)――漫画版の木原マサキ――の同僚、氷室(ひむろ)遼三(りょうぞう)博士の妻でした。
若槻(わかつき)魔沙樹(まさき)と愛人関係にあり、そのことを知った氷室博士の手によって殺されます。
氷室博士の手によって胎児の状態に戻されて、新生児として蘇生するのですが、秋津博士という人物にマサトは誘拐されます。
残った美久は、氷室博士が娘として育てることとなりました。

一方、OVA版は次元連結システムの秘密を隠すために木原マサキが作った女性型のアンドロイドです。
推論型AIを搭載し、身体機能は並の男を凌駕するほどの力を備えたアンドロイドです。
人間への偽装は完璧で、15年間、日本政府は彼女がアンドロイドである事に気が付きませんでした。
気が付いたのは、マサキの同僚である、鉄甲龍のロボット技術者・ルーランだけですね。

 なぜ、生身の女性から、アンドロイドに変えたか。
当時の東芝EMIの倫理規定やビデオ審査を通すためには仕方のない改変だったのかもしれません。
 一番は、原作者とOVAの脚本家の考えの違いでしょうね。
脚本家の會川昇先生は、何らかの考えがあって、美久をアンドロイドにしたのだと思いますよ。
 あまり長くなってしまいますので、一旦、考察は終わりにさせていただきます
 
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ゼオライマーには自動修復機能があるのでしたっけ?しかし、マブラブは知りませんがあの機体の破壊力ならどこも一方的になってしまいますよね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ゼオライマーには自動修復機能がある
 これは、ちみもりを先生の原作マンガ版です。
原作マンガでは、秋津マサキがコックピット事ローズセラヴィの攻撃で破壊されるのですが、即座に超次元システムのおかげで復元されます。
 漫画版のゼオライマーに乗っていれば、殺されても復活するのです。
文字通りゼオライマーがある限り、不老不死なのです。


 OVA版は、自己修復機能はありません。
次元連結システムを応用したバリアがあるだけで、バリアがない状態で、マサキは攻撃を受ければ普通に怪我しますし、死にます。
 しかも、美久がいないと、ゼオライマーのパワーは3分の一にまで低下するのです。
空も思うように飛べない、バリアは張れない、ワープはできない、必殺のメイオウ攻撃も出来ない。
兄弟機のローズセラヴィーに、ぼこぼこにされたのはそういう理由からです。

 ただし、「スーパーロボット大戦」というバンプレストのゲームに出てくる、グレートゼオライマーは、次元連結システムの応用で、核ミサイル・ミサイルの無限補給が出来る設定になっています。 
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この世界の日本は本気で武家を潰そうとしてるのですか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 マブラヴ世界の場合は、日本を支配しているのは武家です。
一言でいえば、マブラヴ世界の日本は近代化した江戸時代みたいなもので、首都が京都のままなんですよ。
宇宙怪獣BETAの日本侵略で、京都が壊滅して以降は、1999年に東京に遷都します。
それまで130年近く江戸城は無主のままで打っ棄っておかれるんですよね……

>この世界の日本は本気で武家を潰そうとしてるのですか?
逆ですね。
武家の都合で日本が亡びかけることはありました。
BETAの日本侵略を受けて、在日米軍は京都の放棄と玉体の保護を早くから申し出ますが、内政不干渉を理由に、政威大将軍(史実の征夷大将軍に摂政・関白の機能を付けた役職です)が反対します。
このせいで政府機能は混乱に陥り、京都放棄に時間がかかりました。
業を煮やした日系人の第七艦隊司令官の独断によって、米海兵隊の決死隊が京都御所から宸儀(しんぎ)を連れ出すと京都からの撤退が始まります。
最終的には第七艦隊司令の独断が功を奏して、国体は護持されましたが、一歩間違えれば日本が滅ぶところでした。

 つまるところ、マブラヴ世界は、封建時代同様に、幕府(政府)と朝廷(皇室)の関係が犬猿の仲なのです。
その上、政府機能とは別に、幕府があるので、国民の石崖知って政治に反映される社会ではないのです。

 
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>全裸の男たちが西ベルリンの街中を練り歩く姿が思わず浮かびました。

もしハーレム作品における女性キャラはフリー・ザ・ニップルというデモを見ていたら…… 
作者からの返信
作者からの返信
 
>もしハーレム作品における女性キャラはフリー・ザ・ニップルというデモを見ていたら……
 
 柴犬の舞台である東独は、世界有数の全裸運動が盛んな場所です。
「隻影のベルンハルト」で、17歳のユルゲンは、一度12歳のベア様に、ヌーディストビーチに行くことを提案して、怒られているんですよ…… 
 ヌーディストビーチに行くベア様やアイリスのこと見たかったな……
しかたがないので、ヌーディストビーチに行くベア様のことを自分で書くことにしましたよ……
(興味がある方は、ハーメルンの18禁小説を読んでね。)


>もしハーレム作品における女性キャラ
 なろう小説に出てくる女性キャラはだいたい人もうらやむナイスバディーの持ち主なので、ブラジャー着けなかったら、日常生活や生産活動できないでしょう。
それに重力の関係で、胸が垂れてくるから肩こりや乳房の形が崩れることになって、ノーブラは嫌がるでしょう。
 それとも主人公の命令で、嬉々としてノーブラでもやるんですかね。
それこそ痴女じゃないですか……俺は、そんな女は嫌だな。 
(非会員)
 
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>石炭の採掘を大々的に再開したりなどと、時代に逆行するようなことをする

これの不合理のどころはいくつがあります? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 1970年代の西ドイツは、ソ連からの石油・天然ガスパイプラインの建設の影響で、エネルギー生産設備の近代化と石油化学への産業の重点のシフトを始めた時期なんですよ。
 カティアの外伝でもあった通り、電力事情に困って、急に石炭を掘りなおし始めたんですが、環境問題がとりだたされ始めた時代にこれですからね。
 当時の西ドイツは、日本よりも部分的に環境政策は進んでいましたから、東ドイツの事を非難するために盛んに環境問題を政治化し始めた時期なんですよ。
BETA戦争とはいえ、自分たちの首を閉める政策をしているという事で不合理としました。
 最初、カティアの外伝を読んだとき、反・石炭デモと称して、全裸の男たちが西ベルリンの街中を練り歩く姿が思わず浮かびました。
  
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>アルフレッド・エパミノンダス・セーラント

ロシア革命でアメリカへの亡命したのヘリコプターの父"イーゴリ・シコールスキイ"に似ています。

>ユーゴスラビアやインドなどの第三国を経由して、敵国に高額で売り払われるということもままあった。

ソ連は西方から盗みものがもう一度で西方へ返還します。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 セーラントは、ローゼンバーグ夫妻と深い付き合いをしていた人物で、今では戦前からNKVDかGRUのスパイであったと考えられております。
ソ連は、大元帥スターリンの意向もあって、大艦巨砲主義や火砲の技術、核戦力に関してはとにかく世界有数のノウハウを抱えていました。
しかし、電子計算機関連に関してはIBMでの新作が発表されるまでほぼ無関心であったようです。
大粛清までいたと思いますが、フルシチョフ時代に方針を転換するまで、払底していたのは事実です。

>ソ連は西方から盗みものがもう一度で西方へ返還します。
B-17やB-29爆撃機も一度盗みましたが、コピーしてから返還していますからね。
米国もミグ亡命事件の際に百里基地で分解した後、ソ連に返還していますから、マブラヴ世界ではもっと頻繁に起きているのではないか。
 そう考えて、この話をすすめました。 
(非会員)
 
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>ソ連政府は、モスクワ周辺と東欧の駐留軍を移動させるのをよしとしなかった。一番の理由は、東西冷戦。

アメリカ陸軍のバンデンブルグ中将の「第二世代機の投入によって、BETAとの戦いはその耐用年数前後に決着する。その後、BETA支配地域の地下資源、特にハイヴに眠る稀少物質の獲得を巡り、各国の利害対立が激化する……BETA大戦末期を担う戦力となり、その後発生する人類との戦闘に於いても充分な優位性を発揮する戦術機」ということが同じでしょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>各国の利害対立が激化する……その後発生する人類との戦闘
 ソ連は、最初から戦後を見据えて、軍事戦略を立てていた節があります。
少数民族と囚人兵による実戦部隊の編制、空軍及び航空機部隊の一時廃止という形での航空機の温存、領土損失を理由にアラスカ割譲の提案など……
 BETA戦争で対人諜報に気が緩んでいた他国に対して強烈な諜報工作を仕掛けていた面も、そう言えるでしょう。
30代でKGB特務少尉であったシュミットの手腕のみで、東ドイツ一国を乗っ取ることなど出来ません。
裏には、硬軟織り交ぜて、ハンガリー動乱やプラハの春を弾圧した、老獪なアンドロポフ長官がいたのは、ほぼ間違いないでしょう。

 G弾のために、自分の計画が台無しにされて失意のうちにあったハイネマンに近づいて、最新の戦術機のデータを盗んでいますからね。
そういった事実からも、米国以上に戦後の青写真を描きながら、戦争をしていたと考えております。
 
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クロスオーバーしてる作品は全く知らないんで、物語を理解するのが中々難しいですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ご感想ありがとうございます。
>クロスオーバーしてる作品は全く知らないんで、物語を理解するのが中々難しいですね。
 やはり、懸念していたことが起こりましたか。 
暁の方ではすでにいる読者のために一切捕捉や改変をせずに来ましたが、ハーメルンの方では改訂版という事で補足の説明を1話に加えたつもりでした。
ただ、実際問題としては、マブラヴ世界は並行異世界なので、1973年(昭和48年)4月13日までは、ほぼ史実通りの世界で、そこに宇宙怪獣が攻めてきたという設定です。
 早急に現実との差異をまとめた解説と、マブラヴ世界の世界観への簡単なまとめを掲載することにしましょう。
 
 二次創作者としての悪い面ですが、私の方としても知っている前提で物語を、ある程度、書き進めています。
ですから、どうしても新規の読者さんは第1話で断念されて、帰る方も多いのではないでしょうか。
ハーメルン版ですと第一話のアクセスだけ飛びぬけていて、あとは第一部の区切りである11話前後で一気に減りますからね……
 大変貴重な意見を頂いたことには、非常に感謝しております。
暁の連載では、早速追加しましょう。
ハーメルンの場合は、最後に読者の見解や参考文献、改変した設定とともに、マブラヴ世界と現実世界の差異を簡単に書くつもりでいます。
 
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対BETA戦争での近接支援航空機の効果はどうですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想ありがとうございます。

>対BETA戦争での近接支援航空機の効果 
じつは柴犬の原作小説にてハイム少将が語るところによれば、1975年にソ連から戦術機が供与されるまで、東欧諸国のソ連派遣軍は、BETA梯団の奥底に戦闘ヘリを突っ込ませて光線級吶喊をしていたことをカティアに伝えています。
 ソ連も輸送ヘリや攻撃ヘリを近接航空支援に使っていた様子は「隻影のベルンハルト」にも出てきます。
ただ光線級を阻害するために使われる重金属の砲弾による重金属雲の影響で、通信障害のため、はかばかしく活動できていない様子でした。
 あと考えられるのは中央アジアの草原地帯(カザフステップ)での戦闘では隠れる場所がないので、航空機をうまく使えなかった様子がうかがえます。
それでもソ連はTU-22による核搭載のKh-22ミサイルで、核飽和攻撃を実施して一定の効果を得ていますから、ソ連の戦術としては以下のようなものが考えられます。

 まずBETA梯団を見つけた場合は、突撃級などの足の速いBETAを戦術機で迎撃して、その間に砲兵部隊(おそらく最低でも火砲1000門以上)と200機の重爆撃による核搭載の遠距離ミサイルの飽和攻撃。
 次の段階として、残存したBETA群を攻撃ヘリや航空機によって、爆撃してBETAを止めていた模様です。
 東独軍を中心としたワルシャワ条約機構軍では、シュトラハヴィッツ少将の提案で、機甲師団と戦闘ヘリでの光線級吶喊をさせており、航空機は温存していた模様です。
(そもそも衛星国の東独には、ソ連は、重爆はおろか、最新式の輸送機すら出し渋っていました)
 
 東独は核を使わなくても、BETA梯団を戦車と攻撃ヘリで押しとどめていましたから、中央アジアのソ連軍の練度が問題だと思うんですよね……



 
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コメント
木原マサキに戻ってしまったのですね・・ 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ご感想ありがとうございます。
先日は、こちらこそありがとうございました。

 さて。
 この「冥王来訪」の秋津マサトは、ほとんどマサキに意識を乗っ取られた状態と言いますか、木原マサキそのものですね。
 物語の経緯としてはOVA最終巻での鉄甲龍要塞での自爆の直後、突如として、1977年のマブラヴ世界(現実の冷戦史の並行世界)に飛ばされた形になります。
ゼオライマーと美久は無事でしたが、木原マサキに戻りました。
もっと詳しく申せば、マサキの中にあったマサトの意思は、マサキが吸収する形でほとんど消えてしまいました

 作中から超越した視点である著者の立場から言わせてもらえば。
秋津マサトは、いい主人公なんですけど、エヴァンゲリオンの碇シンジと一緒で、巻き込まれ方の主人公で、動かしづらいんです。
あと善人ですから、色々とやってはいけないことの制約が多いんですよ……
15歳の子供ですからね……歴史や文化論を語る視点としても使いづらい。
 
 その点マサキは、すでにOVA時空の1999年の時点(あるいはビデオ発売時の1988年)で、老齢にあったルーランと同世代ですから、戦前生まれなのが一目でわかります。
シュヴァルツェスマーケンのキャラクターたちへ対して、年上の視点で物事を考えたり、発言できる立場でもあります。
戦後政治を生で見てきた人間という点では、著者としても扱いやすいんですよ。
 これが秋津マサトだと、OVA時空だと1984年生まれで、シュヴァルツェスマーケンのヒロインたちの子供の世代になってしまうんですよね。
アイリスディーナやベアトリクスのメインヒロインは、1959年生まれですから25歳差ですよ。
母と息子位の年齢差、世代差になってしまうんですよ。
漫画版だと1984年で15歳ですから、10歳ほど年齢差が開くんですよ。

 マサキの場合は、原作マンガ・OVAとも、元の年齢は戦前生まれのおじいちゃんですから、シュヴァルツェスマーケンの主人公たちを諭したり、指導できる立場になりえますからね。
冷戦も彼の生きた時代そのものですから、そっくり覚えているでしょうし……
 
 あと、ヒロイン達や女性へのアプローチも、内向的な秋津マサトだと、消極的になりがちになるのは目に見えてますからね。
そういった点でも、マサキにしました。
 「うる星やつら」の諸星アタルや「GS美神」の横島忠夫のような女性に対して、エネルギッシュな一面を持つ青年なら、色恋を理由に物語を動かせますが、シンジ君やマサトだと、私の技量では躊躇ってしまいました。
 あと一番の理由は、悪党だと話が書きやすいんです。
欲望があって、欲望を叶えるために何でもできますから。
してはいけないことも、法律や慣習を前にしても、悪党だから無視できるという話づくりの面もありますし。

長々と述べてしまいましたが、木原マサキにした理由は以上の通りになりますね。

追記:
 作中での、今のマサキの肉体年齢は、特に決めてません。
読者様のご想像にお任せします。
 小生としては、マサキの肉体年齢は、20代後半のつもりで書いていますが……
精神年齢は、「老いらくの恋」をするぐらいの年齢で書いてます。
 

 
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>刑事・警察物のコンビ(バディもの)などですか?

人類を中心にした怪獣映画や恐竜作品は人間の役割が過剰になりがちだと思います。そこで、怪獣や恐竜における体の内の細胞を擬人化してストーリーを進める方はどうでしょうか?細胞のパイロットに相当しますし、恐竜や怪獣のメカに相当します、細胞たちは喋ることができない怪獣や恐竜に代わって映画を視てる観客に喋ります。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 往年の名作怪獣映画、「怪獣総進撃」で、小笠原に隔離されていたゴジラとかラドンが、岩石の体を持つキラアク星人に無線コントロールされていたことありましたね。
(米国から小笠原を返還されて、すぐ怪獣ランドを作る東宝映画の日本政府の逞しさよ……
マブラヴ世界は、見習った方が良いな)

結局、地球人の手助けにより、ゴジラは復活して、キラアク星人は倒されましたが……
 東宝映画の特撮世界だったら、BETAは人類の手のみ、いや日本人の力だけで滅んでたでしょう。
マブラヴ世界の人類は、色々弱すぎると思いました。 
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雄渾さんでは“はたらく細胞”と“オジー&ドリックス”をどう思いますが?僕はもし思考停止して敵と友のストーリーを進めれば、“はたらく細胞”と“オジー&ドリックス”を参考すべきと思います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>オジー&ドリックス”
 この作品に関しては存じませんでした。
ざっと調べてきましたが、はたらく細胞の海外版っぽい作品ですね。
>はたらく細胞
 着眼点は良いのですが、ガンや外部からの細菌という毎回同じような展開が続いて、違和感を感じてしまい、自然と見なくなってしまいました。
機会があれば、再度見直してみようかと思います。

>敵と友のストーリーを進めれば
刑事・警察物のコンビ(バディもの)などですか?
ドラマ「相棒」(ビックコミック系列で劇画化もされています)とか、80年代に一世を風靡した「あぶない刑事」(新作が近いうちに公開されるそうですね)とかですか。
「おやこ刑事」などの異色の作品もありましたね……
昔は刑事・警察物のバディものがはやったのですが。
そうかんがえると懐かしいですね。 
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僕はラブクラフトの作品とドラえもんのクロスオーバーことが適うと思います、ラブクラフトの作品は大い宇宙で小さい人類のSFホラーのスタイルですから。 
作者からの返信
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映画版のドラえもんは序盤で道具が使えなくなるなどSFホラーの条件がそろった状態で始まることが多いですからね。
使える道具やドラえもんの出るタイミングさえ絞れば、それなりの物語は成立するでしょうし 
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>どの世界に行っても鉄火場を生き残りそうですね……

たとえ、のび太とドラえもんはラヴクラフトが書いたクトゥルフ神話の世界へ行きました? 
作者からの返信
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 調べてみましたら、2013年の映画『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は『狂気の山脈にて』を基にして、ラブクラフトへのオマージュが入った映画だそうです。
小生は未視聴ですが、これが本当だとすると、ドラえもんはあらゆるオカルト世界でも生き残れる能力はあるという事です。
(原作者の藤子・F・不二雄先生がご存命の頃はオカルトっぽい話やホラーがちょくちょくドラえもんでも取り上げられていました。
今のわさび版は、昭和ドラえもんのそういう毒っ気のないつまらない作品です。
小生は、数度見ましたが、声とあのデジタル作画が会わなくて、一切見ておりません)
 
(非会員)
 
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ジュラシック・ワールドでは、恐竜たちは話せませんから、クルドサックに入っていく怪獣映画のようなテーマですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 1993年公開の第一作目しか見ていませんが、南洋の孤島という閉鎖された空間での一種のホラーの様な映画でしたから、袋小路(クルドサック)という表現はぴったりかもしれませんね。
 2作目以降は全く見ていないので、何とも言えませんが……正直6作も続ける必要あったでしょうか。
ロボコップも3作ぐらいで終わりましたし、2000年以降のジュラシックワールドは完全に蛇足ですね。 
(非会員)
 
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>各勢力の間で蝙蝠しているわけですから
>地球連合に一定の権益を持つムルタ・アズラエルにドラえもんの道具を売れば、なんとかなりそうですね。


オーブとムルタ・アズラエルについて詳しい答えてください。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>オーブ
オーブは地球連合(以下:連合)に、ガンダムの開発への協力という事でオーブが誇るサイバネティクスを提供している一方、連合に内密でストライクのイミテーションを製造しています。
また特許権を侵害して、アストレイシリーズを完成させ、各地にいるジャンク屋組合という匪賊集団に販売などもしております。
(M1アストレイは廉価版のモンキーモデルですね)

また中立国という事でザフト上層部とも一定のコネクションを持っていて、地球にいる優秀なコーディネータをプラントに送る役割も果たしていました。

>アズラエル
 アズラエルは、ロード・ジブリールと違って、偏狭的なコーディネーター差別論者ではありません。
自分の利益にかなうと見ればコーディネータとも手を結ぶ人間です。
彼の会社には戦時下でも多くのコーディネーター技術者がいて、後期GAT-Xの開発に参加していますし、場合によってはクルーゼのような人間とも交渉を持ちます。

 以上の事は、膨大な外伝の中に書き記されているので、本編を見ただけではわからないんですよね。
私もプラモの説明書に書かれた設定や外伝小説、雑誌連載記事などまで調べましたから……
(途中で設定がころころ変わるのもSEEDにはよくある話です) 
(非会員)
 
コメント
>そもそも、のび太は、銃火器の天才ですし、ドラえもんの道具の「無敵砲台」を、挺身攻撃で手投げ弾で無力化しようとした男ですから、どの世界に行っても鉄火場を生き残りそうですね……

僕はその妄想を好きない、なぜなら、Bilibili住民はオーブとキラのことで日本に対して酷評します。(たとえ、島の国の心理など。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
>僕はその妄想を好きない
 これは2ch時代からの、のび太の人物というのの能力に対する一種の過剰評価です。
実際はのび太は心理状態によって戦闘力が乱高下するので、100パーセントの時の方がまれなのです。

>なぜなら、Bilibili住民はオーブとキラのことで日本に対して酷評します。(たとえ、島の国の心理など。)
まあ、SEEDの脚本段階でMBSの竹田靑滋の悪い影響受けましたからね。
本来は冷戦物にするはずが、左翼の理想の日本を詰め合わせたオーブという前近代な酋長制をとる国家を作り出しましたからね。
SEED世界の日本は、中共が主体になって、北京を首都にした東アジア共和国なる一党独裁国家の一地方になっています。

 竹田の関わったアニメ作品では日本が独立国家として存在したものはほとんどありません。
ガンダムダブルオーでは、東京の皇居(江戸城)さえ奇麗に消しましたからね……

 本来はSF作品であるガンダムに現代政治を持ち込むべきではないのでしょうが、1979年の1STガンダムの時代からガンダムは現実政治を仮託したものになっています。
 これは当時飛ぶ鳥を落とす勢いであった「宇宙戦艦ヤマト」に対抗するために、そういうのが仕組まれたのでしょう。
ジオン公国のモデルは明らかに大日本帝国ですし、外伝が揃い始めるとドイツ国防軍を意識したものになってきました。
1989年の「ポケットの中の戦争」以降は、もうジオン軍は完全にドイツ国防軍をまねた組織になりましたからね。
 1stガンダムに関わった安彦良和は、後年、ジオン軍は普仏戦争時のドイツ軍を、連邦軍は普仏戦争時のフランス軍の軍服からエッセンスを得て、デザインしたことを明らかにしていました。
(縦型の肩章はフランス軍のデザインですね。
でもあの色と形を見ると、大日本帝国陸軍の明治38年から昭和13年まで使った軍服に見えてしまうのですが……) 
(非会員)
 
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のび太はオーブ、ザフト、地球連合などの三つ勢力を倒すことができますが?

この質問はBilibiliの永不凋谢的彼岸花の゙ビデオですから 
作者からの返信
作者からの返信
 
>のび太はオーブ、ザフト、地球連合などの三つ勢力を倒すことができますが?
 ドラえもんの力が使えれば、SEED世界など一ひねりでしょう。
洗脳や思考改変、身体への操作などはドラえもんの道具でいくらでも出来ますから。
 通常兵器もビーム兵器も道具でどうにかできますからね。
大型ロボットだって「鉄人兵団」にでてきたザンタクロス(ジュドー)とか色々ありますから、敵味方入り乱れる乱戦も出来るでしょう。
 最悪、スモールライトで小さくして、箒で掃いて捨てればいいだけですからね。

>ザフト
ザフトの首領であったパトリック・ザラなどはタイム風呂敷で血のバレンタインの舞台となったユニウスセブンを復元してやれば、戦意は喪失するでしょう。
妻レノアを失ったことが彼が過激派に転向した一番の理由ですから。
家族愛での復讐ですから、シーゲル・クラインより落としやすいんですよね……

>オーブ
これが一番太刀悪いですね。
各勢力の間で蝙蝠しているわけですから……
実権を握る五大酋長をまとめて処刑するしかないのかな……


>地球連合
 地球連合に一定の権益を持つムルタ・アズラエルにドラえもんの道具を売れば、なんとかなりそうですね。
商売人ですから、損得関係なら話し合いに応じそうですし……

 ラウ・ル・クルーゼとアウラ・マハ・ ハイバルは、自分の肉体上の懸念が無くなれば、この世界に復讐する理由がないですから、ドラえもんが行ったら、もうSEEDとSEED FREEDOMは始まりませんよ。
 アウラ・マハ・ ハイバルは、薬品事故のせいで肉体が若年化し、妊娠できなくなったことがこの世への復讐の始まりですから、ドラえもんのタイム風呂敷とお医者さんカバンがあれば、問題解決しますからね。
 クルーゼとレイ・ザ・バレル、ギルバート・デュランダルもそうです。
というか、SEED世界はコーディネーターによる世界的な不妊症が原因で戦争の遠因になっていますから、ドラえもんが来たら、戦争にはなっても規模が格段に小さくなりそうですね。

 追記:
そもそも、のび太は、銃火器の天才ですし、ドラえもんの道具の「無敵砲台」を、挺身攻撃で手投げ弾で無力化しようとした男ですから、どの世界に行っても鉄火場を生き残りそうですね…… 

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