「冥王来訪」の感想一覧

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実はフランスの第4共和政および第5共和政の法令制度がヴィシー政権から受け継いだものだと劉仲敬氏がそう述べました。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 たしかドゴール政権以来長らくヴィシー政府は傀儡政権とする政府見解で通してきましたからね。
数年前、オランド大統領がヴィシー政府を正当なフランス政府とする見解を示しております。
 ですから否定した都合上、法制度が続いていないとしてたのかもしれません。
そうしないといろいろとヴィシー政府に参画したテクノクラートを再雇用する際に問題が出てくるのでしょうね。
 ちなみに日本の明治維新の際も、明治30年代まで外交方針を決めてきたのは江戸幕府の旧幕臣たちでした。
革命政権であった新政府の担い手である薩長土肥の志士たちは、所詮、田舎侍であったので、色々と外交上の齟齬をきたしました。
その為に、もろもろの外交方針や関係は幕府の物を踏襲することとなり、勝海舟や榎本武揚らの幕臣らを受け入れざるを得ませんでした。  
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やはり、僕の拉致によって、シュタージの恐れというシーンの考えすぎるです。だが、もしアクスマンの私欲と考えば、彼は拉致の行動を組織できますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 シュタージの対外諜報部門、第1中央偵察総局は1952年の創設以来長らくマックス・ヴォルフが責任者を務めていました。
彼はドイツ系ユダヤ人で、戦前に共産党員だった父親とともに一家事ソ連に亡命した人物で、早くからNKVDにより見いだされ、諜報員として訓練を受けた人物です。
 シュタージは荒事はしましたが、KGBによって事細かに管理されていました。
ヴォルフは、KGBの意向には逆らえませんでした。
 CIAの援助を引き出して、BND創設に関わり、初代長官を務めた西ドイツのゲーレンとは違う点です。
彼の場合は、戦前からの諜報経験を買われて、米軍から戦後間もない時期の西ドイツの対ソ諜報を許された人物でした。
 
 閑話休題。
アクスマン中佐は、国境警備隊の前職は、第一中央偵察総局に勤め、西ドイツ諜報の専門家でした。
ギヨーム事件で有名な、ギュンター・ギヨームなどとは同僚で、階級も中佐ですから、ほぼ同年代  とみて差し支えないでしょう。 
 東ドイツの場合は、軍並びに警察に代表される法執行機関もそうですが、役所での階級の上がる速度が非常にスローモーでした。
 戦前に第三帝国で活躍したテクノクラートを再雇用した関係で、一定の年齢層が固まって残っており、昇進を難しくした面がありました。
またソ連側も、東ドイツの軍備や諜報機関の拡大を恐れて、将校や諜報機関の正規職員の数を絞っていた面があります。
 シュタージの場合は、正規職員は最大でも9万人で、将校だけに関して言えば2万人前後だったともいわれております。非正規職員である非公式協力者は1989年の段階で20万人でした。
東ドイツの人口は1970年代以降、1600万人前後で推移しました。
人口2億を誇るソ連の場合でも、KGBは正規職員36万人ですから、如何に巨大な組織であったかが分かると思います。

 以上のような状態ですから、アクスマンが外国での工作対象を拉致しようとすると、まずヴォルフに相談しなくてはいけません。
 ヴォルフが作戦計画書にハンコを押しても、最終的にはKGBにお伺いを立てる必要がありました。
ドレスデンにあるKGB支部に出向いて、作戦計画の詳細を話した後、モスクワのKGB本部からの了承を貰わねばなりません。
KGBは、相手が将官級であっても、大体、佐官級がシュタージに対応して、顎でこき使ったと言います。
 KGBは命令を出すのですが、はっきりと指示を出さないで、提案を聞いてから、「良い」「拙い」というあいまいな答え方で指示を出したそうです。
これは全ての作戦行動の責任をシュタージに負わせて、KGBが非難されないようにするための措置でした。
 1970年代から1980年代に起きた西ドイツでの赤軍派によるテロ事件は、KGBが指令を出して、シュタージが資金援助をして起こした事件でした。
この事件の時、ヴォルフやシュタージ長官のミルケは、西ドイツからの追訴を恐れ、シュタージの関与を嫌がったそうです。
ですが、KGBの命令には逆らえず、積極的に関与し、テロ行動を支援したそうです。
 アクスマンの場合は、早くからソ連に目を付けられているでしょう。
私利私欲で、誘拐事件やテロ工作を起こそうとすれば、西ドイツからの追訴を恐れているヴォルフやミルケに潰されるでしょう。
 それにKGBが許可を出すでしょうか。
まず無理でしょう。
 シュタージの場合は、箸の上げ下げまで文句を付けました。
アクスマンが独断でそんな事をしようとするなら、モスクワから人がすっ飛んできて懲戒対象です。
あるいは、国境警備隊に数年飛ばされていたことを考えると、KGBの不興を買って、花形の対外諜報部門から左遷されたのかもしれません。
 シュタージから国家人民軍の外局の一つである国境警備隊に出向させられた真相は、そうなのかもしれませんね。
そこで腐っていて、様々な不良行為を堂々と働いていた可能性もあります。
 アクスマンが首魁を務めるベルリン派は、シュタージのゴミ捨て場だった可能性が高いですね。
妄想をたくましくすれば、腐っていたアクスマンに取り入る形でCIAが近づいて、シュタージファイルの窃盗を計画したのかもしれません。



 
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シュヴァルツェスマーケンでは、もしホーエンシュタイン家族が西ドイツへ亡命することが成功だとしても、その家族は西ドイツの内でシュタージに拉致されると東ドイツへ連れ戻されるでしょうが。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 史実の世界においては、KGBを始めとする社会主義国の諜報機関による亡命者の暗殺や誘拐は、結構な数がありました。
原爆スパイ団を裏で操ったパーヴェル・スダプラトーフ少将なども、若い頃はフランスに亡命したウクライナ独立運動の指導者を爆弾テロで暗殺などをしました。
 通常、スパイ組織も人員に限界がありますから、暗殺や誘拐はある一定の目標を決めて行われます。
 大体は海外に影響力を及ぼすほどの社会的地位に就いた人物やその親族などです。
ホーエンシュタイン家が仮に対象に選ばれるかというと、そもそも疑問に思います。
 仮に対象者になるとすれば、ノーメンクラツーラーの個人情報を知っていたとか、秘密警察の実態を暴露する本を出版しようとしたなどぐらいですかね。
 一度、外に出た人間を連れ戻すのは容易ではありません。
KGBやFSBも重要視しているのは内部への監視で、亡命者や脱出する人物を生まない監視体制ですね。
 いくら、兵力が不足したからと言って、西ベルリン以外に逃亡した東ドイツ人を再度連れ戻すのは、費用もリスクも、見合うものではありません。
万が一あり得るとしたら、マレーネ・ホーエンシュタイン(リィズの生母)がメルツィーデス・ベルンハルト(ユルゲンとアイリスディーナの母親)のように、誰かの情婦、特にSEDの最高幹部の情婦になっていた場合ですね。
国家指導者の下半身問題が西側に暴露される恐れがあるのですから、その場合は全力で阻止すべく暗殺隊や誘拐部隊を送り込むでしょう。
あるいは西ドイツ国内にいる非公式協力者を使って、秘密の作戦を行うか……

 物語としては面白い展開にはなるでしょうが、それをその人物に対して行うかは考えると、あまりにもかかる費用もメリットも少なすぎるのです。
SEDの正式党員なら、自分たちの不始末を隠すためにあり得ましょうが、ただの劇作家です。
 精々やることは、シュタージが人手を割いて東ドイツの政治的主張の宣伝要員になるように接触することぐらいでしょうか。
これはソ連初期のチェーカーがソ連からの亡命した知識人に対して、その様に行動しました。

 以上が現実世界の諜報機関を前提にした、マブラヴ世界のシュタージがするであろう行動に対する見解になります。 
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アイリスディーナとカティアの心の中には統一ドイツが平和な中立国となりましょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>アイリスディーナとカティアの心の中……統一ドイツ
 ご感想ありがとうございます。 
本文を目を通したのですが……肝心の統一ドイツに関する見解が述べられていないんですよね。
 カティアは『ふたつの故郷、ひとつの道』の中で、『この国の人々を助けたいから……』と語っています。
これは狭量で有名な、政治将校のグレーテルが聞いたら、西側の支援で東ドイツを救うと見るでしょう。
 一方、カティアが三か月間の訓練学校の後に参加した第101戦術機大隊のメンバーからは、カティアは『赤の手先』呼ばわりをされています。
 このことを勘案しますと、カティアは統一ドイツを目指していたが、ソ連が言ったような非武装中立の統一ドイツを目指していたのかもしれません。
 カティアは1970年台から1980年代の西ドイツ人やその教育を受けたとは思えないほど、容共的な振る舞いをするかと思えば、自由社会でしか言えないようなことを東独の中で平気で言って、周囲のものをやきもきさせる節があります。
まるで、反戦平和の思想教育が行き渡った現代日本から転生したような見解を言うのです。

 一方アイリスディーナは、西側には一度も行っていませんが、幼少期にソ連、文革前の中国、東欧に父の仕事で赴任しています。
その割には、兄ユルゲンと揃って、西側の自由世界の人間のような事を平気で考えたりするのです。
これは父親の教育方針で、東ドイツ政府や現地政府からの外務省職員を家庭教師としてつけなかったおかげでしょうね。
 ソ連などは、日本大使の家族に対しても、ロシア語の教師という形でKGB工作員を近づけたりしました。
おそらく父ヨーゼフは自分の経験上、語学教師や家庭教師がスパイだというのを知っていたからでしょう。
 アイリスディーナの考えるドイツとは、どんなものか。
第7巻の末期の言葉では、「兄の……守ろうとした全てを」としか言っておりません。
 ユルゲンは1976年の段階で、BETAが東ドイツを攻めて、東ドイツの国家体制が崩壊したとき、西ドイツに逃げるしかないというアイリスディーナの質問に対して、「ここで話すべき話じゃない」としか言っていないんです。
 私はこの様子から、ユルゲンは西ドイツとの経済的統合を本心では望んでいたが、目の前にベアトリクスがいたので、アイリスディーナの質問にあえて答えなかったとみています。
 アーベルに対して、戦術機導入の件で、「同じ民族である西ドイツは世界有数の工業国です」と挑発するようなことを言っていますから、亡くなる1~2年前にはかなり西ドイツと東ドイツの経済格差を知っていたようです。
(1972年の段階では、経済格差を実情の半分程度と見積もる楽天家ぶりを見せていました)
 外伝で、西ドイツ軍と飲酒したり、西側軍隊と関わりを持とうと行動をしていますから、その本心は、西ドイツによる経済的併合を受け入れていたとも取れます。
 ただ、彼女も、彼女の兄ユルゲンも悪い事なんですが、信頼する人間であっても、遠回しにしか本心を言わないので、利き手の方が、非常に誤解して、受け取る可能性があるのです。
シュタージ対策なのでしょうけど、前後の文脈や行動を見てみないと理解できないんですよね。
 以上が私の見解ですね。
いささかやぶ睨みな面もありましょうが、カティアはソ連型の非武装非同盟の中立国家論、アイリスディーナは、市民生活という観点から西独による併呑すら容認する立場であったと見ております。
 
 

 
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大型二足歩行ロボットについて意見の幾つ点があるのは

1、大型二足歩行ロボットは軍事用なら、突撃工兵へのルートに向けて開発します。
2、大型二足歩行ロボットは二頭身のサイズが良いです。
3、大型二足歩行ロボットの手と足はグリップを備えることが必要です。
4、大型二足歩行ロボットは匍匐前進で流れ弾を避ける同時、哺乳動物や車両のように素早く移動します。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 既に幾度も述べたように、現実的なのは、ボトムズのATやガサラキのTAなのでしょうね。
或いは原作版の「宇宙の戦士」に出てくるような前面を金属装甲で覆ったパワードスーツ。
 特装機兵ドルバックにでてきたVV-54A キャリバーという自動車に変形可能なパワードスーツなども案外いいんじゃないでしょうか。
ただし、整備性は最悪でしょうけど…… 
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樊城の戦いでの七軍が水没しまうと覚えている時、人類に敵対的な地球外起源種に対して水攻するという妄想が生まれます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 寒さに弱く、水に弱いBETAですからね……

日本列島経由せずに、アリューシャン列島からアラスカ沿いに北米大陸行くのが順当ですが、氷点下10度以下は活動が低下するのかな?というぐらい不可解な行動してましたね。
 そもそも朝鮮半島で押しとどめておけば……
マブラヴはまじめに考察すればするほど、ボロが出てくるんですよね。
 案外、水堀を作って、ハイヴを水攻めにするのもありかもしれませんね……
水攻めが行われなかったのは、費用ばかりではなく、ユーラシアのハイヴの殆どが、高地だから水源地から遠かったのもあるでしょうし
 
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>金日成

金日成の両親はキリスト信者でしょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 金日成の生母、康盤石がクリスチャンという説がありますね。
ジェネラル・シャーマン号の事件と言い、金日成のエピソードは盛られる傾向がありますからね。
 本当に朝鮮人であるのならば、朝鮮総督府に詳細な戸籍簿が残っていて、日韓双方から正確な話が漏れ伝わってくるはずですが……
 どこまでが本当で、どこまでが嘘か、判らないんですよね。

ちなみにハンガリーのイムレ・ナジは、チェーカー創設時からのメンバーで、ニコライ2世一家惨殺事件に参加し、OGPUのスパイでした。
(公文書が残っています)
 
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劉仲敬氏はキム・ジョンウンが高麗の民族を発明することが遅いので、将来では朝鮮の崩壊し、キム・ジュエも悪い事が多くよい事が少ないと評します。僕にはもしキム・ジュエが惨死になるなら、それは横田めぐみと他の受害者から因果報応と思います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 北鮮の首領、金日成は、正確に言えば朝鮮人ではありません。
日韓併合以前に満洲以北に移住し、ソ連領内に残った高麗人(朝鮮系ロシア人)と考えられています。
本名は金聖柱、或いは金成柱といい、ソ連赤軍大尉でした。
 祖父とされる人物の写真などは残されていますが、1945年当時から偽物説が出て、ソ連側を困惑させた記録がございます。
 朝鮮語よりロシア語、北京官話が得意だったという記録があります。
 息子・金正日の本名は、ユーリー・イルセノビッチ・キムという名前で、ロシア生まれでした。
しばらくは金ユーラという名前で呼ばれてました。

 どちらにしても北鮮は、外来の民族が立てた征服王朝です。
朝鮮人自身が決めて、選んだ政権ではありません。
 あの悪名高い日韓合邦ですら、一進会という朝鮮人の有志1万人が血書嘆願をして、決めたことです。
ロシアや中共の都合次第で、早晩消えるのは確実でしょう。

 
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横田恵とキム・ジュエをどう思います? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>金 主愛
 昨今プロパガンダ映像に出る金正恩の娘ですね。
早い段階から韓国筋には存在が認知されており、正妻・李雪主の娘とも、妾の子供ともいわれています。
 別に幼い子息がいるという話もありますから、ブラフの可能性があるでしょうね。
女の子ですから、用が無くなれば、外に出せばいいだけですし。
男の子の場合はそうはいかないから、今は隠して教育しているのでしょう。
 或いは李夫人対策。
子息が側室の子だけで、正妻の李夫人の子がこの女の子だけだったら、夫人に遠慮して、この子供を出しているのでしょう。
 金日成、金正日には複数の妻と愛人がいて、隠し子もある程度いたそうですから、金正恩がその顰に倣うこともありうるでしょう。
 朝鮮人民軍の勤務服を、わざわざ1950年代と同じものにしているぐらいですから、祖父や父と同じように複数の妻を持つ可能性は十分あります。


>横田めぐみ
 横田めぐみさんは拉致事件のシンボルみたいな扱いを受けてきた人ですからね。
北鮮での動静がどうなっているかは全く不明ですが、かつてのシベリア抑留の例を取れば、利用価値がある限りは、簡単に帰さないでしょう。
 ソ連のコピー国家である北鮮は、その一挙手一投足がソ連の顰に倣ったものが多くあります。
赤色テロリズム・軍事支援・各種違法行為等々……
 自由主義国である日本が出来ることは、拉致問題解決を日鮮間の外交問題の解決ではなく、あくまで日鮮国交正常化交渉の入り口とする従前の立場を堅持することを外交の基本方針にする事でしょう。
 ちなみに、日本政府が認めた朝鮮半島の正式な政府は、大韓民国のみです。
この立場は、戦後一貫して変化していません。
(ここが中台問題との違いですね)
 
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>いつの間に来られたのですか

木原マサキはアイリスディーナの第三の父親となります。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>木原マサキはアイリスディーナの第三の父親となります。
 マサキの精神年齢から考えれば、アイリスディーナの頃の年代は娘に相当しますからね。
前々世の状態で生きていれば、鉄甲龍の技術者ルーランと同じか、年上でしょうから。
(原作OVAの時点で、そのことは匂わせていますね)
 ルーランが1980年代末で60代だとすれば、マサキは必然的に戦前生まれになります。
戦前生まれですから、アイリスディーナの父親と同じか、彼よりも年上になるのではないか……
 そう考えて、彼の言動を組み立てました。
最初期から、マサキは大東亜戦争の敗戦とその復興を経験し、冷戦体制と日米経済摩擦をまじかで見てきた人物として、二次創作を始めました。
 19歳といえば東ドイツではもう成人年齢なのですが、マサキにとっては、二十歳にならない子供ですからね。
精神年齢を考えれば、30歳前後の落ち着いた女性と一緒になって、静かに暮らした方が良いんでしょうけど、それでは物語になりませんからね……
 若い庇護しようとした娘に惚れられる壮年の紳士、大デュマの『巌窟王』の主人公、エドモン・ダンテスの構図ですわ…… 
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>スイスみたいに金融業やオランダみたいに電子部品の企業でもあれば違うのでしょうが……

フランスにおけるワイン産業を及ばませんが、ポルトガルにはワインのギルドがあります。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ワイン
 地酒ですか……
農業国で細々とやっていく方が良いかもしれませんね。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/portugal/data.html

 日本外務省のホームページにある基礎情報によりますと、(2021年のポルトガル国立統計院のデータ)機械及び機器、車両その他輸送用機材、金属製品、プラスチック及びゴム等で、輸出先がほとんどスペインなので、EUに依存型の経済をしていますね。

 
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>没落した国

だが、今のポルトガル社会におけるギルドの影響力はまだ存在するので、ポルトガル社会について安定が堅いと言えます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ポルトガルは1910年の王制廃止のクーデターはありましたが、隣国スペインみたいに内戦が、ドイツやフランスのように共産化してませんものね……
そういう意味では旧態依然とした社会システムが残っているのでしょう。
 もし、本気で産業の復興をしたいのならば、シェンゲン協定で労働力が一応集められるから大丈夫でしょうけど、現実には、賃金格差でフランスやドイツに出稼ぎに行ってしまうのでしょうね。
スイスみたいに金融業やオランダみたいに電子部品の企業でもあれば違うのでしょうが……
難しいですね。
 
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>『Wehrmacht Crimes against Women WW2』というビデオですか?

今では僕が『Operation Crusaders』、『Long Range Desert Group』、『The Formation of the Korsun-Cherkassy Pocket』を見ることが終わりと『BATTLESTORM Stalingrad』を見ています。Tikは『BATTLESTORM Stalingard』の解説ビデオで清廉潔白な国防軍の神話を厳しく非難しました。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 国防軍神話の崩壊は1990年代末には始まっていましたね。
関係者が、物故して居なくなったのが大きいでしょう。
 西ドイツ軍再建のためにはそうせざるを得なかったですし、東ドイツ軍にも数多くの国防軍関係者がいましたからね。
 日本だと1980年代から、その傾向は強かったですが、これはレーガノミクスに対抗するKGB第一総局の工作と言われております。
森村誠一の名義で出された「悪魔の飽食」というソ連のプロパガンダ本がありますが、これを書いたのは、日本共産党のの下里正樹で、彼は共産党機関紙「しんぶん赤旗」の記者でした。
 中国語が翌年に異例の速さで出版されたことを見ると、対ソで友好関係を深めていた日中間に対する楔の一つであることは明確です。
731部隊の名称はソ連のハバロフスク裁判で初めて出た言葉でした。
ハバロフスク裁判自体は、開廷の14日前に判決が出ていたという茶番劇でした。

 
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>マライの妊娠

浮気の対象とその子供はハンニバルではなくユルゲンだと興味があります

>ヨハン・デュルク

ヨハン・デュルクはどうなん人物ですが?彼のカップリングが決めますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ハンニバル大尉は、1979年の時点だと40代の大尉で、妻子が健在です。
思春期の二人の息子がいて、妻の従兄弟は反政府活動の疑いありという事でシュタージから監視対象になっています。
 マライは、原作では、1982年からハンニバルと付き合う前に彼氏がいました。
マライの彼氏は1982年の段階で戦死していますが、何時から関係が発生したかは文中にはありませんでした。
 以上の事から、1978年の段階では、マライは無垢であったことにしました。
そうした方が話がこじれなくて、いいですからね。
 マライとハンニバルの関係ですが、マライの空房から始まったことが原作に遠回しに書かれています。  
妻をシュタージの粛清で、息子二人を戦死で、家族を失ったハンニバルと傷をなめ合うようにして、刹那的な関係になったと。
 年齢は、アニメ版はかなり若く書かれていますね。
小説版の描写からは、彼女はポニーテールの髪形をした、さえない30女の印象を受けました。
(年齢的に40男と釣り合うのは、30代の女です。
内田先生もその前提で書いておられるのが、文中から推測できます)
 マライがハンニバルの情婦になったのは、彼が少佐という立場もあるでしょう。
仮にユルゲンと出会っていれば、アイリスディーナの実兄ですから美丈夫です。
しかも士官学校主席で、24歳で大尉にスピード昇進するほどの実力の持ち主です。
 あざとい女性なら、ユルゲンの方が良いでしょう。
若くて健康的で、父は失脚したとはいえノーメンクラツーラーです。
学識もあって、しかも実戦経験豊富で強い。
 ヤウクやシュトラハヴィッツに心配されるほど、わきが甘いですから、同国人の同じ職場の女性なら気を許してしまうのではないか。
実際、原作では同僚のヴィークマンといい感じになってましたからね……
 またマブラヴ作品の主人公の常として、恋愛原子核が彼にも備わっていると比定して、マライが一目ぼれしたことにしました。


>浮気
 東ドイツでは1980年代末の時点で、婚外子の割合が1割ほどいました。
シングルマザーへの保護も手厚く、西ドイツより結婚しないで、国営工場の工場長や党幹部などの身分の高い男の愛人などをしている割合が結構いました。
そういった史実を加味して、マライをユルゲンとの男女の過ちを犯させました。
 あと東ドイツは、ソ連や日本のように簡単に離婚できましたからね。
西ドイツは離婚が非常に難しく、家庭裁判所での協議を経てからではないと離婚できません。
当時は妻の個人名義の銀行口座もなく、離婚した女性が暮らすには非常に厳しい社会でした。
理由はナチス時代を否定し、遡って19世紀の帝政時代の法律を採用していた為でした。
現在も同じで、非婚のカップルがそれなりにいます。

>ヨハン・デュルク
 デュルクは既に書いた通り、降下猟兵大隊出身の護衛で、夜戦と狙撃の名人です。
ベアトリクスが幼少期から護衛を務めているボデーガードです。
 ハーレークイーンあたりの小説でしたら、彼とベアトリクスが恋仲になったりはするのでしょうが、彼女の恋愛対象はぶれることなくユルゲンだけです。
 ベアトリクスとの関係は絶対ないという事だけは明言しておきましょう。
 言及はされていない為、推測にはなりますが、身辺警護の警備隊長という役職上、既婚者ではないでしょうか。
KGBなどは、家族の不倫に非常に厳しく、場合によっては失職の対象にすらなりました。
ハニー・トラップ対策ですね……
 それにアーベルの信用が厚い人物ですから、護衛対象者に恋愛感情をいだくことはないでしょう。
アーベルはユルゲンが現れるまでは、ベアトリクスの事を党幹部の子弟と結婚させることを望んでいました。
 KGBの不倫対策ですが、結構失敗してるんですよね。
KGBの資料を盗み出して、本を書いたゴルジエフスキー中佐もロシアの話では女性関係が原因で英国との2重スパイになったそうです。
 本国に妻子を残した状態だったので、残された夫人は大変だったと思います。
後に離婚して、今は英国人女性と再婚したと聞き及んでいます。
(どこまで本当なのだろうかは、疑問です。
ちなみにゴルジエフスキーへの死刑判決は、今のロシアでも有効です)
 KGBのラストボロフ少佐などは米大使館職員の女性と懇意になり、その事が原因で、1954年に勤務地の日本から米国に亡命に発展したと言われています。
(べリアの粛清で自身の身の危険を感じたのが真相でしょう。
この件に関しては米ソ両国とも嘘宣伝を繰り返していますので、真相は類推するしかないのです) 
(非会員)
 
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雄渾さんにはTikhistoryというYouTubeうp主のドイツ軍とソビエト軍の道徳について分析をどう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ざっと調べましたが、『Wehrmacht Crimes against Women WW2』というビデオですか?
ドイツとソ連の戦時下の性犯罪の説明の際に、日本の犯罪という形で恐らく慰安婦問題を言及していましたが、30年来の誤解を解くというのは難しいのだなと思いました。
 言ってることは目新しい話ではないのですが、双方ともに戦時プロパガンダが入り混じっているので、実際の所の真相は闇でしょうね。
 ただ、日本軍も米軍も前線の兵士というのは、常に略奪や性犯罪という問題を起こす不届き物が出ますから、管理する方は大変ですよ。
 慰安所の件は、ドイツのそれと日本軍は違いますからね……
朝鮮人慰安婦や現地募集の外人慰安婦はいましたが、日本人慰安婦の方が圧倒的に多かったはずです。
戦後のパンパンのように望まず売春婦になった人も、それなりにいるでしょう。
 ただ言えるのは、日本軍の場合は、国家権力が組織的に強制売春という物をさせた事はないということです。
まあ、戦時下の女性への性暴力は、古くて新しい問題ですよね…… 
(非会員)
 
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>マブラヴ世界のソ連と中共へのヘイトは出てくるんです

奇妙にはソ連のなんとかしようと必死になるシーンを見だと興奮しながら、ソ連の能力は必然の失敗が来ているの前に、すごいと感じるもあります。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 他のマブラヴ二次創作作品の事は言いたくはないのですが、みんな反ソをやるにしても理由が軽いんですよ。
 悪そうだから、共産主義だから……
まあ、出来上がるのは劣化した北朝鮮みたいなソ連ですよね。
もうちょっと小説という嘘をつくにしても本当の事を入れないと。
ソ連という国名ぐらいしか、合っていない作品もありますからね……

 小生の場合は、小説を書く時、あるセオリーを重視します。
「大きい嘘をつくには、まず小さい本当のことを言う」
 自分の能力で調べられる範囲の事は調べて、小説に生かしています。
こんな描写で良いのかな、間違いはないかなと思って書いていましたが、今回の意見は非常にうれしいです。

>奇妙にはソ連のなんとかしようと必死になるシーンを見だと興奮しながら、ソ連の能力は必然の失 敗が来ているの前に、すごいと感じるもあります。
 敵は敵なりに頑張るものです。
雑に踏み台にして、主人公の事を評価するだけの道具にしている作品もありますが、まあそういう作品は、小学生低学年向けですよね。
 そういうのに限って、雑で露骨な性描写を入れて、読者を釣ったりする傾向にありますよね……
もっとも18禁の二次創作だから、性描写も仕方ないか(苦笑)
 
 KGBスパイのシュミットとかももう少しうまく書けば面白いキャラなんですけどね、基本原作沿いでベアトリクスに手を下させる作品が多い事、多い事……
 ハーメルンに、マブラヴ世界に転生して、ロケット会社を立ち上げた中年社長が柴犬世界に介入する話もありましたが、ヒロインにちょっかいを出した、出さないの批判を避けるために、原作沿いにして、ベア様見殺しにしましたからね。
 アクスマンと裏取引をやってアメリカに逃がして、うやむやにし、ミラ・ブリッジスを引き取って妾に、ユウヤを養子にするというスーパー寝取りをやるんですが……
そういう作品がハーメルンのマブラヴ部門で総合評価3位でした。

 小生も、話数の割にはハーメルンあたりでは全然読まれてないので、ハーメルンと暁では読まれる作品の雰囲気が違うんだなと実感しました。
 ハーメルンで読まれることを前提にすると、当初の目的である柴犬ヒロインの救済が出来なくなるので、一切しません。
暁の、読者の皆様の御海容には、心から感謝しております。

 今ハーメルンのマブラヴ部門で一番読まれている某マブラヴ大戦などは内容が無いですから、連載終わったら忘れられるでしょうね。
(ベアトリクス雑に殺しておいて、話題作りのために雑に復活させたのは大失敗でしょう。
ノープロットでももう少し、うまく作れよとは思いますね……)

 とりとめのない話ばかり書いてしまって申し訳ありません。
後日頭の整理が出来たら、外伝にでも4000時ぐらいの雑文、なんか書きます…… 
 
(非会員)
 
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雄渾さんはポルトガル社会をどう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 小生はポルトガル語が出来ませんし、近代ポルトガル史もブラジル史も知りませんから、詳しいことは申せません。
一般論だけ述べます。
 ポルトガルは19世紀で没落した国です。
世界大戦中は中立の立場を取りましたが、それは英国海軍に対して海軍力が貧弱で強く出れないために、中立を取った面があります。
(これは同盟国よりのスペインも同じですね)
 サラザール政権時代は沿岸部の都市しか経済的な支援をしなかったせいで、今は沿岸部以外の過疎化が激しくて、ほとんどの地方都市や農村が寂れ切っていると聞き及んでいます。
1990年代にブラジルからの外人労働者を受け入れたりはしたそうですが、同じEU圏のフランスやドイツに出稼ぎに行った方が儲かるので、今はさっぱりだそうです。
 隣国スペインと違って経済発展したという話も聞かないですし、サラザール時代の影響で進学率や識字率も低かったはずです。
 君主政体だったら違ったのかなと思ったんですけど、王様が外国に逃げてしまったのが大きいですよね。
欧州の王室は、結構戦争のたびに外国に逃げるのが慣習になってますから、国民は気にはならないんでしょうけど、東洋人からすると非常に奇異な感じがしますね……
 それとも、欧州の貴族や民衆は、王様は飾りであって、自由に首を挿げ替えるという選挙王政の感覚が普通なのでしょうか。

 
(非会員)
 
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>原作沿いはテオドールの成長の機会を奪い、ヒロイン勢の気をオリ主やクロス主に向かわせる展開が多いですからね。

原作の主役たちを協力するオリジナルキャラは主役たちを身代わりとなって死ぬというルートはどうでしょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>原作の主役たちを協力するオリジナルキャラは主役たちを身代わりとなって死ぬというルートはどうでしょうが?

 ふた昔前のアニメオリジナルキャラや、コミカライズ版の登場人物、商業誌の外伝の主人公とかまさにそうでしたね。
にじファン時代もそういうのはありましたが、今はめっきり廃れましたね。
 
今の作家は原作主人公に自己投影するのではなく、オリジナルキャラに自己投影して好き勝手やるのが主流ですからね。

 既にその萌芽は、ネット小説以前の原作ありのアニメ化作品でそうでしたからね。
1990年末から2000年代初頭に活躍したアニメ監督の渡邊慎一(通称:ナベシン)などは自分の監督作品に自己投影したオリキャラを出して、世界観をめちゃくちゃにしたことで有名で、しかも声優として作品に出て好き勝手やってましたね。
いまは監督業から干されて、年1回のペースで絵コンテだけ書いているようですが……
  
(非会員)
 
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>熱心な原作ファンほど嫌う傾向がある

むしろ、オリジナルキャラやほかに原作のキャラは原作での主役の見せ場を奪って、さらに原作の主役たちを貶めるによってオリジナルキャラや他の作品からのキャラがとてもすごいを示すシーンが原作ファンを嫌悪させます。

それに、原作での悪役たちの陰謀はオリジナル悪役やほかの作品の悪役に足を引っ張られますから、原作の主役たちの成長と反撃の機にくれます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>原作の主役たちを貶めるによってオリジナルキャラや他の作品からのキャラがとてもすごいを示すシーンが原作ファンを嫌悪させます。
 
 これ、今でも普通に続いているんですよね。
マブラヴのハーメルンのオリジナル主人公物はそうですね。

 小生の作品も見ようによってはアンチ・ヘイトですからね。
まあほとんど反ソ反共の文脈でマブラヴの二次創作をしているので、どうしてもマブラヴ世界のソ連と中共へのヘイトは出てくるんですよね……
 色恋沙汰と政治の話はすぐかけるんですけど、BETAとの戦闘シーンはまあ、上手くかけているか、自身がありません。
話数の割に、戦闘シーンが少ないですもんね…… 
(非会員)
 
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オリジナル悪役や他の作品からの悪役によるシュタージの陰謀への足を引っ張るというシーンとはオリジナルキャラや他の作品からのキャラによる666中隊を協力してシュタージの陰謀を打ち破るというシーンよりも良いですか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 原作沿いで、オリジナルキャラ(オリ主)や、多作品からの客演(クロス主)による666中隊との活躍でシュタージを倒すのは、知っている内容で読者にはどういう結末になるかわかりやすい面があります。
他方、同人作家にとっては、原作をなぞるだけですから、書くのが簡単なのです。
 一方、原作沿いはテオドールの成長の機会を奪い、ヒロイン勢の気をオリ主やクロス主に向かわせる展開が多いですからね。
 にじファン時代には寝取りではないかという非難が出て、女キャラなどをオリ主やクロス主に変えた作品もありましたが、めっきり減りましたね。

>オリジナル悪役
 この方が書きやすいのは事実です。
シュミットも、アクスマンも、ベアトリクスもやれることとできることが決まっています。
 KGBとはいえシュミットは特務少尉ですからね。KGBはいつでも切り捨てればいいのです。
なんならソ連が介入して、ハンガリーのナジ・イムレのように、シュミットを処刑してもいいのですよ。
(ナジ・イムレはチェーカーの工作員で、ニコライ二世一家惨殺事件に参加したと言われています)
 アクスマンは精々文書の盗難ですからね。
成功してもこの世界の東西ドイツは合邦しませんから、実害はさほどありませんし、CIAが金渡して終わりでしょう。
 ベアトリクスは原作通りの展開ならば、どこかで朽ち果てるでしょうね。
東ドイツがBETAで崩壊した後は生きているとは思えませんし、原作通り東ドイツやシュタージをめちゃくちゃにした後、自刃するでしょう。
一番気の毒ですね。

 オリジナル悪役は判りやすい悪の目標を掲げられますから、殺すにしても、憎悪の対象にしても調整がしやすいんですよ。
 小生の場合は、シュミットとアクスマンは最初から殺すつもりでした。
彼らの裏にいる存在となるとオリジナル悪役にならざるを得ないんですよ……

>他の作品からの悪役によるシュタージの陰謀への足を引っ張るというシーン
 これは読者が付くんですよ。
有名作品やスパロボOGあたりの悪役を連れてきて暴れまわさせると、ドンと評価が上がって、閲覧数が爆増する。
ただ、終着点を決めないと、何がしたかったかわからないまま、連載中断の憂き目になる可能性があります。
ハーメルンで中断(エタっている)してるのはほとんどこの手合いですね。
 小生はこの手の話は、あまり好きではありません。
熱心な原作ファンほど嫌う傾向があるかな……
 
 

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