良い点 / 悪い点 / コメント |
---|
>ロシア人は概して野蛮ですが、決して馬鹿な民族ではないですから、侮らない方が良いでしょう。 劉仲敬氏は、ロシア人がビルマ軍閥の中国籍傭兵とネパール人傭兵をグループ化したことについて論じ、これはロシア人の帝国外交と帝国軍事の伝統がまだ残っていることを示しています、対照的に中国人たちはロシアを背後から刺し、シベリアとウラジオストクを狙うことを考えるとその結果のは北宋と女真族が遼を包囲しますが、宋軍が耶律大石に大敗されることに同じと述べりました。
作者からの返信
2024年 07月 05日 04時 28分 ロシアの外交方針は、帝政時代からずっと一貫して東西連動外交です。 ロシアは西で失敗したとき、東に後ずさりし、東で失敗したときは西に出るという外交を、東西連動外交と言います。 今回の中国への秋波や、北鮮との軍事同盟、越南への電撃訪問などは、対英米関係が、欧州・ウクライナ情勢で悪化している為、極東でのもつれを避けるための方策とみる方が良いでしょう。 西に重点を置きながら、対欧州と対アジアの政策を連動させている独特の感覚による外交政策です。 日本ではこのことを指摘されているのは、防衛大学校元教授の瀧澤一郎氏だけですね。 >中国人たちはロシアを背後から刺し、シベリアとウラジオストクを狙うことを考えるとその結果のは北宋と女真族が遼を包囲しますが、宋軍が耶律大石に大敗されることに同じと述べりました。 ロシア人は約束を破って、外交条約を結んだ相手を背後から差すのが十八番(おはこ)なので、このことは十分警戒しているはずです。 むろん、一国の外交方針は色々な事実が積み重なって、影響し合った結果の物ですから、東西連動外交を意識しすぎるのは危険ですが、ロシアが伝統的に西に重点を置いた外交をしているのは事実です。 ここで、1956年(昭和31年)の故事を例示して説明しましょう。 日ソ共同宣言を締結すべく、病身を押して鳩山一郎がモスクワに乗り込みました。 当時の農相であった河野一郎は、漁業権を得るために不法占領されている北方領土を売り渡す方針の人物でした。 当時のソ連は日ソ共同宣言に進んだのは別な大きな理由がありました。 それはハンガリー動乱です。 フルシチョフは、連日連夜続くブダペストの暴動を抑えるべく、大戦車部隊を組織していたところですから、日ソ共同宣言は、内政干渉素子と極東の懸念解決のためには必要な事でした。 当時の日本国内ではシベリア抑留者の即時帰還と北方領土の無条件での一括返還で、連日国会に陳情や請願に出かける人々でごった返しており、今にも北方領土へ攻め入るような勢いでデモが起きていました。 鳩山一郎と河野一郎は自分の利益のために、日ソ交渉に無条件で乗り込みましたが、これが2002年(平成14年)の日朝平壌宣言(本来は日鮮平壌宣言ですが、あえて慣例に基づいた書き方をします)のように、日本側が変えるそぶりをみせれば、日本からの譲歩案を無条件で受け入れるという事をフルシチョフは回想していました。 偽計に敏く、知略に富む支那人ですから、日本人以上にロシア人から条件を引き出せるでしょう。 ロシアが今、中共に唯々諾々しているのは、そういう背景があるからです。 やがて英米の関係が緩和すれば、かっての中ソ対立のようなことが起きるでしょうし、また北朝鮮への締め付けが厳しくなるでしょう。 無論、日本やほかの極東の自由主義国への威嚇は強まるでしょう。 今回の劉仲敬先生の見解を聞いて、その様な事を思い出しました。 |
>今年に入って報道のあるオートバイ部隊の事ですか。 そうです、そんな戦術はPTT住民らから「スターリンやジューコフでも想像できなかった戦術だ。プーチンは前任者を超えている」「プーチン大王は核兵器を捨てるべきだ、ダメな奴、ニコライ3世」「正規軍 -> テロ分子 -> ついにギャングレベルに格下げされました。」と嘲笑された。また、ptt住民ら「ギタリストはいるの?(mad maxのネタ)」 「世紀末のウクライナとロシアの戦場に北斗の拳が現れた…」「それは知ってるよ。ホワイト・スカーズだよね?(Warhammer 40,000)」「露軍の怖いところは、こんな戦術で執行人も募集できることだ……」
作者からの返信
2024年 07月 03日 12時 15分 台湾軍はかなり米軍の影響を受けていますから、装甲車と歩兵戦闘車での運用でどうにかなると考えているのでしょうが、山がちで狭い地形の多い台湾ではオートバイを使わない戦術はどうかと思いますよ。 それに本土上陸されたらゲリラ戦をせねばならないのですから、オートバイは有効でしょう。 米軍の戦闘スタイルは潤沢な航空支援の下で、大平原で戦車戦や砲撃戦をする方法ですからね。 西ヨーロッパの平原や中近東の砂漠地帯なら有益でしょうが、狭い地域や山岳での戦闘はかなり困難でしょう。 ウクライナの黒土地帯は夏場は泥濘になる場所ですから、戦車や装甲車より、馬やオートバイ、四輪バギーの方が向いてますよ。 ロシア人は概して野蛮ですが、決して馬鹿な民族ではないですから、侮らない方が良いでしょう。 日本人の私からすれば、台湾のPTTの住民はいささか、楽観的に思えます。 5chの連中ですら、もうすこし斜に構えた見方をしてますよ…… |
雄渾さんはロシア=ウクライナの戦争でのロシア軍の自動車戦術についてどう思いますが?
作者からの返信
2024年 07月 03日 11時 36分 非装甲の自動車に関しては開戦当初から重用という形で民間車両を利用していましたね。 ソ連時代に比して戦車の生産能力が落ちているのと、民間車両であれば、攻撃されにくいという便衣隊のような戦法のためでしょう。 オートバイ部隊も決して悪いとは言いません。 砲撃やドローン、戦闘ヘリによる砲爆撃の支援の下で、かつての竜騎兵(軽武装で小銃を装備した下馬前提の騎兵)のように、高速での偵察と奇襲を前提にした戦いならば有効であるとは思いますよ。 ロシアは一応旧式ですが自国でバイク生産が出来る技術もノウハウもありますし、支那から安いバイクでも大量に買っているのでしょう。 ロシア紙の報道によれば、バイク部隊で前線への輸送もしているそうですから、後方にかなり強力な陣地を構築しているのでしょうね。 後方に強力な陣地がなければ、バイク部隊を運用するのは危険でしょうし、単独でバイク部隊を運用するという事はしないでしょう。 ロシア軍もウクライナ戦争前から米軍の様なATV(全地形対応車)を試作していましたから、多分シリア派兵でその重要性は把握していると思いますよ。 従来型の装甲車だと入れる場所も地形も限られますから、機動性重視で運用しているのでしょう。 あとは装甲車両の温存を図っているという見解もあるので、積極的にATVを活用しているのでしょうね。 カーネギー国際平和財団ロシアユーラシアプログラムによると、衛星画像からの解析で、ロシアの保有する戦車は、あと2~3年でその稼働可能なものは枯渇するという見解がなされています。 すでにこの2年で保有する戦車や装甲車の4割が使われたとも…… |
>現実的ではないでしょう。 この観点からすると、日本人労働者の息子がアメリカ人労働者の娘と結婚したり、日本の農民の娘がアメリカ人農民の息子と結婚したりすることで、日本の農業補助金政策や米国のラストベルト危機を解決することは非現実的でありますが?(このアイデアは中世の政略結婚に啓発されました。)
作者からの返信
2024年 07月 02日 05時 52分 同じ階層でも、日米では知識水準の差がありますからね。 向こうの工場労働者と言っても、大卒の人間が日本の様にライン工がいる現場に来て、半年から1年ほど同じような研修を受けるとかはないでしょう。 大卒は大卒、高卒以下の労働者とははっきり区別された扱いをして、食事や休憩所は別だったはずです。 これは東欧などの社会主義国でもそうでしたから、アメリカなどはもっと明確に分けているはずですよ。 今の日本人は大学進学率が男女ともに50パーセントを超えていますから、まあ日本人労働者の過程出身の大卒の男と仮定しましょう。 そういう人が、むこうの労働者の娘とうまく行くのも、まあありとしましょう。 ありえなくはないですが……どうせなら、男の方がハイスペックな方が現実的ですね。 女性というのは古今東西を問わず、往々にして上昇婚の傾向があるからです。 これは文化的なものに起因するものではなく、本能であることが海外での研究でも明らかになっています。 >日本の農業補助金政策や米国のラストベルト危機を解決することは非現実的でありますが ラストベルトの危機を解決するには、労働者当事者というより、ビックスリーの会社役員の娘とか、上院議員の娘でいいでしょう。 そうするとつり合いが取れる男というのは、日米を股に掛ける名うてのビジネスマンとか、世界的なベンチャー企業の若手社長、ハーバード大とかコロンビア大などのアイビーリーグ出の天才研究家とか、学者でしょうね。 少年向けのなろうというより、大人のなろう小説といわれる島耕作とかそっち方面の作品だな、これは……(苦笑) まあ、男のおとぎ話としてはありでしょうが、非現実的ですね。 東洋人としては差別もありますし、グリーンカード取るのも容易じゃないでしょう。 アメリカ人のWASPの娘さんをお嫁さんにもらって、日本で暮らす方が現実的でしょう。 その白人の奥さんに男が操縦されて、アメリカ風の思想に偏っていくのが現実的かな…… (まあ、この展開は、カナダの女性向け恋愛小説「ハーレクイン」などでよくある異文化の相手との結婚のパターンですね。 前近代のアラブ社会にアメリカ娘が行って、王の妃になって、アメリカナイズの思想を吹き込むというお約束のパターンですねw) |
日本社会には結婚適齢期を過ぎた独身女性が多いですが?そんな女性たちはアメリカからNerdたちに会いましたら?
作者からの返信
2024年 06月 30日 20時 44分 ざっと調べたところ、2015年(平成27年)の国勢調査の結果から推定するに、女性35歳の時点で47.1パーセントが独身でした。 https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-01-08.html これは35年前の1980年(昭和55年)の20パーセントと比して、倍以上の増加です。 背景には、1985年(昭和60年)の男女雇用機会均等法と、平成時代以降の社会構造の変化があります。 この40年間の女性の高学歴化も、非婚率を上昇させる基因になっております。 女性の4年制大学の進学率も1980年には10パーセント前後でしたが、2020年には51パーセントになりました。 雑誌東洋経済に連載を持っている荒川 和久氏の研究によれば、専門性が高く、収入の多い女性ほど非婚率は上昇しますから、結婚適齢期を超えた女性は基本的に結婚しないでしょう。 荒川氏の研究によれば、2015年の結婚年齢の中央値は、男性29歳、女性28歳ですから、30前に結婚しないと、まず結婚できないでしょう。 https://toyokeizai.net/articles/photo/610355?pn=4 男性40歳、女性35歳を過ぎると一気に低下しますから、まあ婚期を逃したらまず無理でしょうね。 これは1980年代と変わっていません。 https://toyokeizai.net/articles/photo/610355?pn=3 >そんな女性たちはアメリカからNerdたちに会いましたら? 日本の国際結婚の件数はたいして増えていません。 下に厚生労働省の統計を載せておきます。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/marr2.html また離婚率も年間2万件に対して、1万件ですから、半数はほとんどすぐ離婚するようですね。https://ricon-pro.com/magazine/95/ 現実的ではないでしょう。 一昔前だったら、少し年上の高収入の男性とというパターンもあったのですが、社会構造の変化でそういう事もめっきり減りましたからね…… |
>沖縄は占領によって高度経済成長を経験しませんでしたから、農業と観光業以外おもな産業がない地域です。 沖縄の出生率は1.60%といえます。
作者からの返信
2024年 06月 28日 19時 26分 沖縄や九州などは温暖な気候も相まって、地縁や血縁などの旧来の共同体の基盤が残っていますからね。 そういったものが出生率の高い水準を維持していると思います。 逆に東京などの大都市部は、江戸時代からそうですが単身の出稼ぎ労働者が多いので独身率が高く、出生率を下げさせている面もあるでしょう。 |
>アジア人全体 アメリカ人は、台湾人には戦争に備える意識がないと不満を述べているが、もし台湾人が戦争に備えると、台湾のエンジニアたちが軍隊に参加するか兵器の部品を生産するため、アメリカ人は安いアップル型スマートフォンを買えなくなります。
作者からの返信
2024年 06月 28日 19時 12分 この発言自体は冷戦期の日本に対するそれと同じですね。 日本にトランジスタや半導体を依存しながら、日本は西ドイツと違って軍備が少ないと、米軍への協力がないと不満を漏らしたのに似ていますね。 西ドイツは日本や隣国の東ドイツに比して情報処理が遅れており、米国企業の援助などもあって半導体技術自体は進んでいた物の、家電の普及は進みませんでした。 電子装置付きの家電が普及したのは1980年代になってからと聞き及んでいます。 軍事最優先で経済復興したツケですね。 なお東ドイツが半導体に力を入れていたのはソ連からの供給が無くなったことと東ドイツ政府の方針として高価格の商品であった為です。 日本企業に表から協力を依頼したりしましたが、シュタージが海外にスパイを送り込んで、半導体の基盤を盗むなどしました。 |
>その際、全裸にして全身をくまなく検査し、記録したそうです。 まさに劉仲敬氏の言ったことと同じだ。アメリカ人はロシアのドモストロイをロシアの野蛮の象徴だといますが、アメリカ人にも妻を殴る習慣がありますし、それはトム・クランシーが日本に対して偏見のある作家であることを証明できます。(どころが、冥王来訪にはアメリカ人がアジア女性について見下するシーンも登場しますが? )
作者からの返信
2024年 06月 27日 21時 02分 アメリカで過激なフェミニズム運動が起こったのは、東アジア以上に過酷な女性差別があったからではないでしょうか。 下に図表を載せておきますが、欧州の先進国は日韓よりもひどい状態です。 https://honkawa2.sakura.ne.jp/2792d.html >どころが、冥王来訪にはアメリカ人がアジア女性について見下するシーンも登場しますが? アジア人女性ではなく、アジア人全体に対しては見下すシーンはありますね。 「甦える幻影 その3」で書いた、ハイネマンとヘレンカーター提督による日系人のクゼへの差別の感情でしょうか。 暁では特に悪い評価はいただきませんでしたが、ハーメルンではこの話を投稿したらブックマークが二個減りました(苦笑)。 1970年代後半ですから、女性差別や有色人種への差別感情は今よりもはっきりあるんですよね。 まあ、原作より女性への暴言や暴力描写はセーブしているのですが…… (ハーメルンの読者は、女性へのDVでも見たいのかな?) 隣国オーストラリアに比して、差別感情の薄いNZでも、東洋人に対する警戒心はありますね。 私自身が20年以上前に体験したことですので、これは間違いない事実です。 東欧在住の話など聞くと、今でもアジア人というだけで、すごい警戒されるようですが…… 歴史小説とはいえ、現実にあった差別を書かれると不愉快になって、今の子は小説を読むのをやめてしまうんでしょうね…… |
>背景には人種的なものもあるのかなと思ってます。 ptt住民は“就說這些歐美人表面上要動畫政治正確然後私底下玩亞洲女孩……"とコメントしますが、世界における東アジアの地位は非常に低いので、韓国や日本でさえ女性の地位が非常に低いと思います。もし女性がマレーシアやインド出身であれば、アメリカ人は彼女に気軽に触れようとはしないでしょう。
作者からの返信
2024年 06月 27日 19時 39分 インド人でも米政府や米人の態度は、内心では見下しているでしょう。 有色人種という理由もありますが、親ソ容共的な態度をとって、米国を困らせた国という認識もありましょう。 あとカースト制度での女性蔑視も含まれるでしょう。 そのことを示すような事件が、オバマ政権下でありました。 インド領事館に勤める女中が女性副領事に暴行されたとして、米国当局に駆け込む事件が2013年に起きました。 米国の司法当局はウイーン条約を無視し、女性副領事を暴行罪で逮捕。 その際、全裸にして全身をくまなく検査し、記録したそうです。 本人の弁によれば、以下の通りだという事です。 『「何度も手錠をかけられ、裸にされ、体腔捜査までされ、ほかの犯罪者や麻薬中毒者と一緒の房に入れられた』 インドは、即座に報復行為を起こしています。 インド政府は、米国の使節団と会うことを拒否し、ニューデリーにある米大使館の壁をブルドーザーで撤去するという暴挙に出ています。 |
>沖縄などでは双方に色々と見えない壁があるように見えて仕方がありません。 すべての間違いは中国のせいと言えます、もし中国が数十の小国に分裂したら、アメリカ軍が沖縄に駐留する理由はなくなります。(この言葉は反帝国主義および反植民地主義のスピーチを真似します。)
作者からの返信
2024年 06月 27日 19時 23分 一応日本政府は米軍の基地負担を軽減しようとはしているのですが、米軍基地に土地を貸している地主の賃金収入が関わってくる為か、地主自身が嫌がっている面もありますからね。 どちらにしても沖縄の産業構造を改めて、大きく経済発展を改善しなくてはならないと思いますよ。 沖縄は占領によって高度経済成長を経験しませんでしたから、農業と観光業以外おもな産業がない地域です。 今の構造を変えない限り、米軍基地が無くなっても、外部からの補助金に依存する体質は続くでしょうね。 大部分の米軍基地を自衛隊基地に置き換えるにしても、財源を大きく国に依存している状況を改めない限り、沖縄の発展は望めないでしょうね。 |
>台湾に米海兵隊が駐留するそうですが、まちがいなく男女問題は起きるでしょうね。 ptt住民では沖縄住民たちはアメリカ軍を追い払うくらいなら中国人民解放軍兵士に強姦されることを望んでいると嘲笑しました。その一方で、もし台湾に駐留する米兵が台湾国民を強姦しましたら、中国人はアメリカ兵士に強姦された台湾女性を「アメリカのお父さんの善意」から来ているものとして笑うでしょうね。
作者からの返信
2024年 06月 27日 18時 24分 6年ほど前、日弁連の調査グループが同じ敗戦国である独伊の米軍基地と地位協定に関して調査した報告をまとめたことがあったのですが、内容は全然違うものでした。 ドイツの場合は、西ドイツ時代から米軍基地に捜査のために入ることが出来、米軍相手の訴訟も可能でした。 日米地位協定のような二国間の条約ではなく、NATO地位協定と言った複数の国をまたぐ条約を結んでいるので、ドイツ側は強く出られるようです。 イタリアの場合は、基地そのものがイタリア軍の管理で、米軍は間借りしているという形をとっています。 責任はイタリア側がとる形になるので、米軍との立場は均等で、話し合いに応じないと米軍は基地使用ができない仕組みになってました。 重大事件を減らす仕組みとして、家族帯同での駐留を認める形をとってました。 1980年代以降は交通事故やちょっとしたトラブルだけのようです。 また冷戦終結でイタリアの基地の重要性が低下したのもあるでしょう。 また独伊のケースでも、米軍側は事故や事件を起こした当事者を米国に連れ帰り、簡単な軍法会議で無罪評決を出すようです。 イタリアなどは、1996年の米軍機によるロープウェイ事故で20人が死亡したとき、かなり抗議して米側から謝罪を得ています。 日米地位協定の事はたぶんご存じなので語りませんが、同じ敗戦国の独伊でこれだけ違うのですから、背景には人種的なものもあるのかなと思ってます。 日本政府側も米軍基地を一種の聖域化して、そこに米兵を押し込めるような形をとっているのも大きいでしょうね。 三沢、佐世保や横須賀など、自衛隊と共同で基地を運営しているところは、地域住民との交流がうまく行っているようですが、沖縄などでは双方に色々と見えない壁があるように見えて仕方がありません。 |
沖縄におけるアメリカ軍の性犯罪と思います?
作者からの返信
2024年 06月 27日 10時 56分 沖縄に置ける中流米軍の性犯罪は今に始まった話ではありません。 80年近く続いている問題です。 一応県や地元は、琉球王国時代に起源をもつ遊郭や買春屈を頼って、米兵のたぎる獣欲を抑える方策をとってきましたが、効果は上がりませんでした。 (ベトナム戦争中には米軍運営の慰安所が沖縄にあったという説もあります) また沖縄自体が貧しい時代が長かったせいで、売春を生業にする女性がある程度いたのも事実です。 今は警察の浄化作戦とか婦人団体の反対運動でソープランドとか特殊飲食街(沖縄特有の言葉で売春宿の隠語)はすっかり消えてしまいましたが、10年ほど前までは那覇やコザなどの都市部の裏通りに行けばそういう歓楽街があったものです。 だいぶ前ですが、沖縄のかたに聞いたことがあるのですが、暴行事件の被害者は全くの一般市民も多いが、ホステスやガールズバーなどの水商売の女性がトラブルに巻き込まれて、被害者になるケースも少なくないという話でした。 化粧などをして開放的な格好で路地を歩いていたら、ちょっかいを出されたという話や、派手な服装なので街娼と間違えたなどと言い訳する米兵などもいますから、誘うような女もいるのでしょう。 米兵のモラルが低すぎるのは否定しませんが…… 美人局がいて、女の方が声をかけて、米兵を事件に巻き込むケースもあるでしょう。 そうすれば、左派にとっては米軍の失点になりますから。 一応、沖縄駐留の米軍はこういう事件の後は外出先での飲酒を禁じたりするのですが、事件になることも多いと聞いてます。 日米地位協定で、米軍は場合によっては、犯罪を犯した米兵の身柄引き渡しを拒否することが出来ますからね。 西ドイツでも、欧州駐留軍の米兵の起こした問題が多かったとも聞き及んでいます。 (数年前にドイツ駐留の米兵が逮捕された事件があったはずです) 韓国でも結構問題起こしてるのは、よく聞こえてきますね。 台湾に米海兵隊が駐留するそうですが、まちがいなく男女問題は起きるでしょうね。 慰安所作ったり、既存の歓楽街を使う案がはかばかしくありませんから、米兵の意識改革をしないと無理でしょうかね。 台湾の場合は国民党時代から米軍との付き合いが深いですからその辺のノウハウはあると思いますが…… |
日本では中国のことを心配するのは核兵器と生物戦の二つことですが、中国の海軍に対して心配しない、中国の海軍がインドとパキスタンの海軍に及ばませんし、その船艦の部件は外国の民用およびまとめると劉仲敬氏はそう述べりました。
作者からの返信
2024年 06月 24日 21時 35分 日本国内では、どちらかというと、中国海軍の近代化と急激な増強には非常な関心がありますね。 マスコミ、大衆向けの雑誌や情報誌では、空母配備や大規模な軍拡など、その事ばかり煽ってますね。 核兵器に関しては冷戦期から心配していますが、生物兵器や毒ガスに関しては以前よりは警戒心は落ちたとも言えます。 ただ武漢肺炎の件で、武漢研究所などの生物兵器開発の件が表ざたになったので、だいぶ関心は高まったでしょうか。 >中国の海軍がインドとパキスタンの海軍に及ばませんし、その船艦の部件は外国の民用およびまとめると劉仲敬氏はそう述べりました。 艦船の建造の増加は、国内対策と海外の民需による発注ですか。 まあ今の米国などは海軍艦艇も自国で直せないですからね。 空母なんかは、みんな横須賀や佐世保で修理かな…… 欧州の海軍もそうですよね 英海軍も、空母以外は韓国に発注していたような…… 劉仲敬先生の見解は、故・岡田英弘先生が言っていたように、中国の武力は海外向けではなく国内の治安維持や反乱防止対策という話を思い出しますね。 |
神聖ローマ帝国は古代ローマの栄光を取り戻したかったので、ユスティニアヌス法典を受け入れましたが、ローマ法はゲルマン法とは異なっていたため、ドイツでは思弁の精神が生まれ、発展した哲学が生まれましたが、ドイツ人は理性的なフランス人や経験豊富なイギリス人とは異なり、彼らが政治的な統合失調症につながるものでもあると劉仲敬氏はそう述べりました。
作者からの返信
2024年 06月 23日 14時 36分 小生も劉仲敬先生の論説には同意しますね。 昨今の欧州における電気自動車の推進運動も、内燃機関を極限まで発展させた日本企業の追い落としの面もありましょうが、やはりドイツ人特有の思弁的な哲学思考が根底にあると思います。 日本企業は、既に先人の業績や過去の実験を通して、電気自動車は製造できるが、重量が重く、商業としての採算性も悪く、バッテリーのリサイクル技術も未確立なので、環境負荷も大きいとして、それほど熱心ではありませんでした。 じつは21世紀に入ってから日本メーカーは商業化をしているのですが、どうしても寒冷地や酷暑地での故障が多く、航続距離も短いので、さほど売れませんでした。 それをドイツあたりは二酸化炭素の削減などというあいまいな目標のために、欧州中の全自動車を電気自動車化するという計画をぶち上げましたからね。 あれを見たときは、帝政時代以来の『理想を信じて動けば、それが実現して現実になると思い込む』悪い癖が出たなと思いました。 ドイツの実情を無視したローマ法の再適用もそうですが、プロテスタントという極端な思想や、共産主義なども、この思弁的な哲学思想にすべてが行きつくような気がしてなりません。 ドイツ国民のナチズムへの共振も、1930年代という既存の価値観が崩れ去った時代の影響も否定できませんが、民族性の面は否定できないと思います。 今のドイツの過激な環境保護政策も、一種のナチズムに見えて仕方がありません。 |
劉仲敬氏の分析によって、アメリカではオバマの改革でバイオテクノロジー産業のほとんどを掌握することができるなら、そうなると攻殼機動隊の世界観は作者の妄念でしょうが?
作者からの返信
2024年 06月 20日 16時 48分 今のバイデン政権でもバイオテクノロジーに力を入れることを表明していますからね。 今年になって、バイオテクノロジーは、中国関連の投資に関して、厳しい規制を科しましたよね。 日本の岸田総理が行った時もこの話は出ましたから、日本は資金も技術も出すんでしょうね。 40年前の半導体の時みたいにならねばいいのですが…… >攻殻機動隊の世界 今の段階では完全には無理でしょうが、日本の技術でさえ脳から情報を取り出すのには実験段階で成功しています。 ブレイン・マシン・インターフェイスと呼ばれる方法で、外科手術や機会を埋め込むなど身体を傷付けずに脳から情報を取り出す技術です。 MRIやNIRS(近赤外光分光法)で、外部から脳の状態を調査し、コンピュータで処理して思考解析をする方法です。 サルの脳を使って、猿と同じ動きをロボット(ホンダのロボット・ASIMO)にさせたり、遠隔地のロボットを操作したようです。 とはいってもメタバースのような仮想空間の世界は実用段階になってますからね…… 一番厳しいのは、光学迷彩の実用化ぐらいかな。 |
>貨架耶夫は、誰かわかりませんでした。 羅易はマナベンドラ・ナス・ロイですし、貨架耶夫はファイズッラ・ホジャエフです。劉仲敬氏の笑いネタの源はロイの回憶録です、そのネタの意味は人性の弱点(政治理論より、民は女と金に関心すること)であります。
作者からの返信
2024年 06月 18日 20時 57分 ご教示ありがとうございました。 >政治理論より、民は女と金に関心すること これは現代でも言えることですよね。 日本でも同様の冗談がありました 昭和の頃、アインシュタインの「相対性理論」の日本語訳が初めて発売されたとき、バカ売れしたそうです。 それはタイトルに性理論とあったので、庶民の多くが、四十八手やカーマスートラと同じような性愛論書と勘違いした為でした。 |
劉仲敬氏から笑いネタの一つ:「紅軍打進埃米爾的王宮,羅易順走了埃米爾的錦袍。圍觀群眾竊竊私語,貨架耶夫趕緊出來救場,向群眾解釋說羅易功在黨國,錦袍是人民政府送給他的禮物。精壯俄羅斯士兵衝進埃米爾後宮,把尖叫的妃嬪搶回自己家,圍觀群眾看得有聲有色,羅易和貨架耶夫趕緊補發公告,宣布後宮美女屬於不勞而獲的剝削階級,人民政府不能用人民的血汗養封建餘孽,她們自己又不肯離開王宮,只能授權革命戰士把她們改造成勞動人民的一部分⋯⋯不得不說韋小寶爵爺那句搶錢搶女人的箴言,還真是放之四海而皆準。大蜀民國清算敵產逆產和確定原住民特權的時候,一定也要牢記人類的本性。」
作者からの返信
2024年 06月 18日 20時 08分 インド共産党のM・N・ローイですか? 武漢政府のボロジンと汪兆銘の間でメッセンジャーボーイをやった人物でしたよね? 冗談の内容は、ローイとその取り巻きのインド共産党の兵隊がアミール(イスラム教の君主、サルタン)の居城に潜入し、財産を略奪し、後宮の女たちをロシア兵が誘拐するさまを地元民が見ながら冗談を言うたびに共産党員が飛んできて、革命のために仕方ない、階級闘争の一環なんだという言い訳をする話ですよね。 貨架耶夫は、誰かわかりませんでした。 原文を見てきたのですが、返信先の答えに、『貴蜀必須承認印度大哥的英帝二手轉包 如滿洲必須服從韓國的日本二手轉包』とあったので、インドに関する話と分かりましたが…… |
>米国の場合だと陪審員の政治的傾向とか人種構成で、殺人犯でも無罪になったりしますからね。 が、ダーバヴィル家のテスは処刑されています。(このストーリーは19世紀のイギリス社会ですけど。)
作者からの返信
2024年 06月 18日 17時 52分 21世紀と比して、恐ろしく女性の権利が低い時代だったのもあるでしょう。 定職についていない金持ちの情婦ですからね…… 泥棒や買春だけでオーストラリアに流刑の時代ですから、殺人で縛り首は当然の時代でした。 痴情のもつれでも、情状の酌量の余地はなかったはずです。 英米も昔風の刑務所の運営だったならば、ロンドンやパリ、ロスやニューヨークが廃墟になるようなことはなかったでしょうね |
陪審は形式的な正義とリンチとの必要をとることができるようです
作者からの返信
2024年 06月 18日 17時 11分 30年前に起きた日本人留学生の射殺事件などは正当防衛で無罪でしたからね…… 日本の裁判員裁判は、戦前の陪審員制度や英米の陪審制と違い、判決は参考意見であって、最終的には裁判官が決めます。 判決を決める際の相談の際も裁判官立ち合いで、裁判官の誘導で判決が決まった事件もありました。 有権者全員に不規則に手紙が届く方式なので、ほとんどの人は拒否して強いるのが実情ですね。 |
>そういう卑しいことをしませんからね。 僕のバカバカしい妄想:「アイドルになりたい女子高生とピアノが得意な女子高生が自閉症の小学生と出会い、アイドルを夢見る女子高生と女子高生が出会う。ピアノが得意な生徒と二人は恋に落ち、自閉症の少年は二人の女子高校生に養子として迎え入れてほしいと願い、三人は母子家庭となった。」
作者からの返信
2024年 06月 17日 22時 11分 私なりに意見があるとすれば、少年は母と早い時期に死別し、親戚中をたらいまわしにされ母性を求めていたという王道の展開を付け加えるぐらいですかね。 なかなか小さい子供が母親や親族以外の女性になつくのは、家庭環境が余程不幸じゃないと難しいでしょう。 今はそうでもないですが、エロゲーの主人公たちは家庭環境が悲惨で、母親と早い段階で死別していたキャラなどはザラでしたね。 1990年代末までは、母親を失っていたからこそ、女性に執着するという話が多かったな…… |
Page 7 of 63, showing 20 records out of 1254 total, starting on record 121, ending on 140
2024年 07月 03日 13時 28分