「冥王来訪」の感想


 
コメント
>破滅の感情

メソポタミア文明の末期では水渠が破壊されたり、オリーブの木は古代ギリシャ文明の末期ではオリーブの木が切り落とされたり、第一次世界大戦中では帝政ドイツがロシア革命を遂行するため、レーニンに返させことが支援すると例などが劉仲敬氏から提及しました。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 フランス革命の遠因になった『社会契約論』を執筆したジャン・ジャック・ルソーは、その出自から社会への負の感情を持っていましたからね。
『告白』によれば、女性の面前での露出性癖があり、また愛人との間にできた5人の子供を出生と同時に捨て子に出した人非人(ひとでなし)でした。
ルソーの捨て子に関して弁護できる点があるとすれば、革命前のパリでは捨て子はよくある話でした。
一種の貴族層の庶子への対処法でした。
年間3000人の捨て子がパリだけで発生していたようです。
(これは江戸時代前期の江戸でも起きています。事態を重く見た5代将軍徳川綱吉公はこの事を悔やんで、生類憐みの令を発したという説もあります)