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勇者番長ダイバンチョウ

作者:sibugaki
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第4話 跳べ、ダイバンチョウ!炸裂、東京タワーキック!

 極悪惑星帯の中心にある惑星、ゴクアク星。
 その星の中に建設されていた基地内にて、ゴクアク星人組長は大層ご立腹であった。原因は言わずもご理解頂けると思われるが、先週の戦いにてダイバンチョウに加えて更にドリル番長と言う強敵が現れた事だ。
 これにより更に地球侵略が困難な物となってしまったのは明白と言えるだろう。只でさえダイバンチョウに苦戦を強いられていると言うのにそれに加えてドリル番長と名乗る強敵が現れたのはかなり痛い話である。
【貴様等、それでも宇宙を轟かせたゴクアク組か? これでは我等の組の名が地に落ちてしまうのも時間の問題だぞ!】
 ゴクアク組組長の怒号が基地内に響き渡る。その怒号を聞き、子分達の肩が震える。それだけ組長の怒号が恐ろしかったのだ。組長を怒らせてしまえば自分達の命も危ないからだ。しかし、だからと言ってあのダイバンチョウを倒せるかと言われればそれは酷な話だ。
 ゴクアク組随一と言えたパワーファイターであるゴウリキ星人を苦もなく倒してしまったダイバンチョウだ。そのダイバンチョウを相手にして勝てる自信のある奴など居る筈がないのだ。
 誰もが苦い顔をしながら隣に居る組員を見ては「お前が行けよ」と言うかの様に肩をぶつけあっている。皆自信がない証拠である。
【うぬぬぅぅ……えぇい不甲斐ない! それが宇宙最強と言われたゴクアク組の組員と言えるだろうか! 誰か居らんのか? あの忌々しき宇宙のならず者と呼ばれたバンチョー星人を倒せる奴は居ないのか!?】
 組長の怒りが頂点に達しようとした正にその時、組員達の中で誰かがクスリと笑う声が響いた。その小さな声を組長は聞き逃す筈がなかった。
【誰だ! 今笑った奴は前に出ろ!】
 組長の言葉を受けた組員の殆どが真っ先に退くように真ん中の道を空ける。其処には笑った張本人である一人の宇宙人が立っていた。
【天下のゴクアク組の組員とおあろう者が情けない。たかが宇宙のならず者一人に臆するとは】
【貴様は、リフレクト星人!】
 リフレクト星人。それはこの広い宇宙の中で唯一あらゆる攻撃を反射出来る金属【リフレクト鉱石】を体組織に持つ宇宙人である。
【幾ら強くても所詮は脳みそ筋肉の戦闘馬鹿。私の体組織に持つリフレクト鉱石がある限り、奴の攻撃など私には通用しません】
【ふむ、大層な自信だな。では今度の地球侵略は貴様が行けぃ! 見事ダイバンチョウの首を持って来れれば、その時は貴様は俺の片腕にしてやろう】
【おぉ、天下のゴクアク組組長の片腕になれるとはまたとない好機。見事憎きダイバンチョウを葬って見せましょうぞ】
 凄まじいまでの自信を持つリフレクト星人。ダイバンチョウの身に危機が迫る。果たして、ダイバンチョウはこのリフレクト星人に勝てるのだろうか?




     第4話 跳べ、ダイバンチョウ!炸裂、東京タワーキック!




 番町に突如舞い降りたリフレクト星人はそのまま町を蹂躙する為に暴れ始めた。
 両手から放つリフレクトビームはあらゆる物体を貫通し、更に反射して不規則な方向へと跳び破壊を広げていく恐ろしい武器なのだ。
 更に、リフレクト星人特有の体組織のせいで自衛隊の武器が全く効き目がない。
【ハハハッ、どうしたダイバンチョウとやら。早く出て来て私と勝負しろ! それともこの私に臆して出て来れないと言うのかぁ?】
 ダイバンチョウを呼び寄せる為に盛大な啖呵を切る。これを聞かされて黙っていては男が廃ると言うもの。
【待て待て待てぇぇぇい! 黙って聞いてりゃ好き放題抜かしやがってぇ!】
【ふっ、来たか】
 見れば、逃げ惑う人々とは対照的にこちらに迫る一台の軽トラが見受けられた。
 その軽トラが男チェンジを行い、バンチョウへと変形を果たす。
【番町の番長のバンチョウ! 只今参上! この町で好き勝手させやしねぇぜ!】
【これはこれは、始めましてバンチョウ様、私はゴクアク組未来の片腕となるリフレクト星人です。以降お見知りおきを】
 丁寧な挨拶をしつつ一礼をするリフレクト星人。そんなリフレクト星人に今までにはない強敵臭を番は感じ取った。
【早速ですが、早くダイバンチョウになって頂けませんか? 私が倒したいのはダイバンチョウだけなのですから】
【あんだとぉ! 上等じゃねぇか、そんなにお望みならなってやろうじゃねぇか! 来い、番トラ!!】
 番が祖父のデコトラこと番トラを呼ぶ。それに呼応し、後方から喧嘩最強と文字の書かれたデコトラがやってくる。
【根性合体!!】
 バンチョウと番トラが合体し、勇者番長ダイバンチョウへと姿を果たす。
【ダイ・バン・チョォォォウ! お望み通りやってきたぜぃ!】
【ふむ、それがダイバンチョウですか。予想していた通り醜い姿ですねぇ。見ていて薄気味悪いったらありませんよ】
【けっ、いけ好かない野郎だぜ! そんなてめぇにゃまずはこれでどうだ!】
 ダイバンチョウの両目が輝く。必殺のメンチビームを放ったのだ。しかし、それがリフレクト星人の体に当たった途端、180度反転してダイバンチョウに帰って来たのだ。
【ぐおっ!】
 予想外の攻撃に動揺する番。攻撃した筈なのに何故か自分に攻撃が当たった事に驚く。
【何だ? 俺の攻撃が俺に返って来た?】
【どうしました? 私を倒すのではないのですか?】
【くそっ! だったらこれでどうだ!】
 立ち上がり、力一杯脚を蹴り上げ、履いていたゲタを放った。ゲタの後部にあるロケット噴射口からロケット噴射し、猛スピードでリフレクト星人へと向かって行った。前回初めて使用したロケットゲタである。
 しかし、そのロケットゲタもまたリフレクト星人に当たった瞬間、またしてもロケットゲタがメンチビームの時と同じように180度反転し、またしてもダイバンチョウの身に帰って来たのだ。
【うがっ! またかよぉ!】
 今度は放ったゲタがダイバンチョウの身に帰って来た。直撃を受け、吹き飛ばされてしまうダイバンチョウ。
 明らかにおかしい。この敵はダイバンチョウの攻撃が一切通用しないのだ。
 しかも、ただ効かないのではなく、放った攻撃が反転してこちらに返って来ると言うのだ。どうやら遠距離武器ではダメージを与えられないようだ。
【だったら拳でどうだぁ!】
 遠距離が駄目でも近距離がある。ダイバンチョウは立ち上がり硬く握り締めた拳をリフレクト星人目掛けて放った。
 しかし、今度は殴った際の反動が全身に行き渡り、そのまま吹き飛んでしまったのだ。
 近距離の場合放った攻撃とほぼ同等の衝撃が自分に返って来るようだ。
 生半可な攻撃では奴を倒す事は不可能なようだ。ならば必殺武器で倒すだけである。
【一意専心、木刀ブレード!】
 ダイバンチョウの背中から木刀と似た姿をした剣が現れる。ダイバンチョウの必殺武器である木刀ブレードである。
【一撃入魂……ダイバンチョウの超必殺技を受けて見やがれ!】
 ダイバンチョウの目と共に木刀ブレードの刀身に炎が駆け巡る。ダイバンチョウの熱い男魂が刀身に宿り、炎が巻き起こっているのだ。
 その木刀ブレードを両手に持ち、大地を駆ける。
 地響きを立てながらリフレクト星人目掛けて全力で走るのだ。
【超必殺! 男の修正脳天叩き割りぃぃぃ!】
 怒号と共に渾身の一撃が振り下ろされた。
 吹き飛んだのはダイバンチョウであった。放ったのが超必殺技だったが為に吹き飛んだ距離はかなりであった。
 目測でだが数十メートルは跳んだと見える。
【ば、馬鹿な……ダイバンチョウの超必殺技が……通用しないってのかぁ!?】
【ハッハッハッ! どうですか? この私には貴方の攻撃は一切通用しませんよぉ! 貴方が攻撃をする度に貴方自身がダメージを受けてしまう。貴方にこの私を倒す手立ては無いに等しいのですよ!】
 両手を広げて天を仰ぐかの様にリフレクト星人は勝ち誇った声を挙げる。
 そんなリフレクト星人を前にダイバンチョウは悔しそうな顔をしている。
【さて、今度はこちらの攻撃を受けて貰いますよぉ!】
 リフレクト星人の体から自身の鉱石を精製して作られた高出力のビームが発せられた。
 リフレクトビームはダイバンチョウの装甲を貫通し背後のビルへと突き抜けていく。
 すると、そのビルの窓に当たり反射したリフレクトビームが再度ダイバンチョウの装甲を貫通して行ったのだ。
 これによりたった一発のビームで二度ダメージを受けてしまったのだ。
【どうですか? 私の体組織を用いて作られたリフレクトビームの味は? お気に召しましたかな?】
【けっ、てめぇらしい卑怯臭い攻撃だぜ!】
【おやおや、威勢の良い事で。ですが、状況が好転する事など有りませんよぉ】
 今度は連続でリフレクトビームを放ってきた。無数のビームが周囲を反転しながらダイバンチョウを貫通し続けていく。次第にダイバンチョウの体が穴だらけになってしまった。そして、そのまま力なく倒れてしまったのであった。
【ぐ、ぐぅぅぅぅ……】
【弱い弱い、こんな奴に今まで苦汁を舐められていたとは。嫌々想像し難い事ですねぇ】
 全身ズタボロにされたダイバンチョウに向い、リフレクト星人がゆっくりと迫ってくる。
 最早ダイバンチョウは立てる力すらなくしている。首を取るなら今がチャンスなのだ。そうして、ダイバンチョウを倒せば晴れてリフレクト星人はゴクアク組の幹部へなれる事間違い無しだ。
【待ちやがれぇぇぇい!!】
 リフレクト星人の野望を阻むかの様な怒号が響き渡った。かと思うと地面が突如揺れだし、二人の間で地面が盛り上がったではないか。
【何だ?】
 思わず引き下がるリフレクト星人の目の前で、盛り上がった地面が破裂し、中からドリル番長が姿を現したのだ。
【ダチを殺らせる訳にゃいかねぇぜ!】
【誰かと思えばこれまた下品な輩ですねぇ。丁度いい。纏めて始末して差し上げましょう】
【出来るもんならやってみやがれ! ドリルミキサァァァ!】
 ドリル番長の両肩のドリルが高速回転し、猛烈な突風を放った。ドリル番長必殺のドリルミキサーである。この突風に巻き込まれたが最後、体中がズタズタに引き裂かれてしまう程なのだ。
 だが、それもまたダイバンチョウの時と同じように放った突風がそのままドリル番長に帰って来たのだ。
【ぐおぉっ!】
 自分自身の必殺技を諸に食らってしまいその威力を表すかの様に吹き飛ばされてしまった。
 そして、その光景をさも面白おかしそうに眺めて笑うリフレクト星人。
【ふふふ、飛んで火に入る夏の虫とはこの事ですねぇ。貴方達二人を此処で倒せば私の名前は正に天井知らずな位に上がるでしょうねぇ】
 下卑た笑みを浮かべるリフレクト星人。それに対し、折角助けに来てくれたドリル番長も自分の必殺武器を諸に食らってしまいまともに立てない状態となってしまっていた。
【な、舐めるんじゃねぇぞゴラァ! 此処で負けたら喧嘩最強の名前を降ろさにゃならねぇんだ! 死んだ爺ちゃんから引き継いだこの名を俺の代で降ろす訳には行かねぇんだよ!】
 傷だらけになりながらもダイバンチョウは立ち上がる。しかし、その体は先の自分の攻撃のダメージに加えてリフレクト星人の放ったリフレクトビームのダメージも重なりかなりズタボロの状態となってしまっていた。
 最早立っているだけでもやっとの状態である。
【元気が良いのは結構ですが、既に勝負は見えていると思えますがねぇ? まぁ、私の勝利に揺るぎはしないのですが】
(にゃろう、負けて溜まるか! 何か、何か方法は無いか!)
 番は喧嘩の際に熱くなる傾向が多い。だが、番は他の不良と違う点があった。それは、自分が追い詰められていけばそれだけ、番は返って冷静な判断が行えるようになるのだ。
 大抵の不良は追い詰められた場合返って熱くなって回りが見えなくなる事が多い。だが、番は違った。
 追い詰められていく程に番の五感が鋭くなり、戦いに特化した状態に変貌するのだ。
 そして、その状態に変貌した番はある発見をした。
 それは、リフレクト星人の丁度真上部分から空気の抜ける現象を発見したのだ。
【何だアイツ? 頭の天辺から空気が抜けてるぞ】
『聞こえるか番? リフレクト星人の弱点はその空気穴だ』
【バンチョウ?】
『リフレクト鉱石ってのは確かにあらゆる攻撃を跳ね返す事が出来る希少鉱石だ。だが、その反面隙間がないから空気を遮断しちまうんだ。そのせいでリフレクト星人はどれも大抵頭の天辺に無防備な空気穴を持っている。だが、その直径は僅か数ミリ程度しかない』
【数ミリでもあれば充分だ! 後は其処に攻撃を叩き込めば良いって事だな】
 光明が見えて来た。リフレクト星人唯一の弱点があったのだ。しかし、その弱点は僅か数ミリ程度しかない。
 大降りな攻撃では回りのリフレクト鉱石の作用により跳ね返されてしまうのがオチだ。
 となれば木刀ブレードやロケットゲタ、それにメンチビームは使えない。
 もっと小さく、それでいて強力な攻撃でなければ駄目だ。となれば打撃戦法しかない。
 だが、拳ではあの位置だと威力が落ちる。となれば蹴り、それも上空からの一点集中式の急降下キックでなければ駄目なのだ。
【やるしかねぇな。ぶっつけ本番ってなぁ慣れっこだぜ!】
 脚を踏ん張り、大地に立つダイバンチョウ。目の前に聳え立つリフレクト星人を見据える。
 かと思った途端、何とダイバンチョウはリフレクト星人目掛けて突進してきたのだ。
 地響きを立ててズンズンと迫って来ている。猛烈な勢いでの全力疾走であった。
 てっきり体当たりでもするのかと思い、リフレクト星人はその場で陣取り身構える。
 だが、それは大きく外れる事となってしまった。なんと、リフレクト星人の丁度まん前までやってきた途端、その場でダイバンチョウがしゃがみ、遥か頭上へとジャンプしたのだ。
 遥か高く、高く跳びあがり、その高さは地上から約250メートル近くまで上がったところで、ダイバンチョウの上昇が止まった。
【行くぞ! ぶっつけ本番のぉぉぉ!】
 気合を込めて、ダイバンチョウが右足を突き出し、猛スピードで降下してきたのだ。
【必殺! 東京タワーキィィィック!】
 何とも余り格好良くないネーミングと共に遥か頭上からダイバンチョウが放った急降下キックは、見事リフレクト星人の呼吸器に叩きつけられた。
【ぐおおおああああぁぁぁぁぁ!】
 呼吸器に強力な一撃を受けた衝撃によりリフレクト星人の全身に亀裂が走っていくのが見える。
 どうやら呼吸器の衝撃を受けた事により全身の体組織に異常が現れたのだろう。
 今の状態でならリフレクト鉱石も機能しないだろう。
【今度こそてめぇのその捻じ曲がった根性を叩き直してやらぁ! 超必殺! 男の修正脳天叩き割りぃぃぃ!】
 即座に木刀ブレードを取り出し、リフレクト星人の脳天に渾身の木刀ブレードを叩き込んだ。現状のリフレクト星人の体でその一撃に耐えられる筈もなく、そのまま亀裂は更に広がっていき、最終的に粉々に砕け散ってしまったのであった。
【やったな、ダイバンチョウ!】
【あぁ、しかし強敵だった。まさかこのダイバンチョウが此処まで追い詰められるたぁなぁ】
 戦いには勝った。だが、もしまたリフレクト星人の様な強敵が現れた際に、果たしてダイバンチョウは勝てるのだろうか?
 一抹の不安を胸に抱く番なのであった。




     第4話 終




次回予告


「なにぃ、俺に対して果たし状が届いただとぉ? 上等じゃねぇか、誰だろうと売られた喧嘩は買ってやるぜぇ! と思ったら相手は女ぁ!? だめだ、俺は女とは喧嘩出来ねぇ!」

次回 勇者番長ダイバンチョウ

【強敵、スケ番登場! 男は女を殴っちゃいけねぇ!】

次回も、宜しくぅ!  
 

 
後書き
おまけ

キャラクター&ロボット紹介のコーナー


轟番「とどろき ばん」(17歳)


 番町出身の高校生。番町高校の番長を務めている。腕っ節が強く男気溢れており人情家と、かなり渋い路線を行っている。
 バンチョー星人と知り合った事によりゴクアク星人達との壮絶な戦いに巻き込まれて行くことに。
 喧嘩は文字通り最強であり木刀を使わせたら右に出る者は居ない。
 しかし、恋愛に関しては殆ど無頓着でありしかも女性の扱いが苦手と弱点があるようである。




バンチョウ(バンチョー星人)

身長:3.5メートル
体重:15トン

 轟家所有の軽トラにバンチョー星人が乗り移った際に誕生した巨大ロボット。単体での戦闘も可能だが番と共同する事により本来の力が使用可能となる。
 遠距離用の武装は殆ど搭載されておらず、近接戦闘が主となっている。

主な武装

・パンチ
・キック
・超ぱちぎ(要するに頭突き)


ダイバンチョウ

慎重:35メートル
体重:65.5トン(男トン)


 バンチョウが轟家所有のデコトラ【番トラ】と合体した際に出来る巨大ロボ。別名勇者番長。
 あらゆる面でパワーアップしているだけでなく武装も増えている。
 また、番の男エネルギーの増大により無限にパワーが増大する事もある。必殺技の【男の修正脳天叩き割り】の威力は絶大!


主な武装

・メンチビーム
・ロケットゲタ
・ボタンミサイル
・台風○○号投げ(数字はその都度変わる)
・東京タワーキック
・木刀ブレード
・必殺技 男の修正脳天叩き割り

以上です。 
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