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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ

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7-⑹

 日曜の朝、店のオープンと同時に、明璃軍団というバイクの3人組がやってきた。開店の時以来、ちよくちょく寄ってくれている。明璃ちゃんが店に入る時ばかりだけど。見た目はうるさそうだけど、店に入る時は明璃ちゃんに気使ってかおとなしくて、最近は、逆に舞依ちゃんと気軽に話しているのだ。

(かける) さっきのファミマで会った連中 知り合いなのか」

「うん 俺が、バイクを始めて買う時にな たまたま店に来ていた人がな、いろいろと教えてくれてな その店の常連らしい その人が居たんだ それで、少し、話していたんだよ」

「そうか なんか、あんまり、柄が良さそうじゃぁなかったな 俺等も言えたぎりじゃぁないけど」

「そうだよな でも、女の娘も3.4人いて後ろに乗っけてさー みんな、あんなに短いの穿いて、股広げてな 飾りもチャラチャラさせて・・ 男とベタベタしやがってな」

「うらやましいのかー 俺等、女っけないしなぁー」

 それを話しているのが、聞こえてしまった。私はあわてて聞いた

「ねぇー その女の娘達の中に キヨ って娘居なかった?」と、

「えー どうだっけな なんか、ガヤガヤみんなで騒いでいたようだし、名前なんか聞いていなかったもんな あんまり、かかわりたくない連中だったから 敦賀に泳ぎに行くって言っていたけど」

「あー でも、ひとり可愛いらしい娘が居てね そーいえば、何となく店長さんに似て居たなぁー 髪の毛、赤茶なんだけどね」

 あの時の娘だ 清音かしら あの時、私は一瞬しか見なかったけど、似てるって、もしかすると清音なんかも知れないと思っていたら、明璃ちゃんが連中に向かって

「ちょっと あんた達 さっきから 女っけ無いって よそに、か・わ・い・い・娘が居たってー 私 いつも、あんた達のツーリングに付き合っているじゃぁ無い! 立派なもんよ もてないあんた達は私じゃぁ不満だって言うのー?」

「いや 先輩 とんでもないです 俺等 この店は、女の娘がみんな可愛いから・・楽しみにして来ています」と、中の一人が大きな声で応えていた。

「声が大きいんだよー まぁ 褒めてくれたから、今日は私がおごっておく」と、明璃ちゃんは小さい声で言っていた。

 明璃ちゃんが、帰る時に

「ねぇ 美鈴さん キヨって、妹さんのこと? あっ いいんです 余計なことでした お盆の休み もう直ぐですね 私 楽しみなんです お姉ちゃんも気使ってくれて でも、その分、楽しんでこようと思ってるんですよ 私 向こうで、ピラフ作りますね 特製の」

「そう やっぱり、光瑠は・・ 明璃ちやん いっぱい 遊ぼうね 私も楽しみよ」

 でも、私は、あのバイクの娘が気になっていた。でも、どうすれば良いのか・・。その晩、蒼に連絡して、光瑠のことを伝えた。

「光瑠は研究室の仲間の予定が先に決まっていて、どうしても抜けられないんだって。だから、明璃ちゃんが行くってことに‥ 昇二にも伝えておいて」

「えー 光瑠 駄目なのー 久々の集まりなのに でも、明璃ちゃんも これで、治まり着くかー わかった 昇二に伝えておくよ 美鈴は大丈夫か 店の方」

「うん もう、休み 貼り出してある お父さんも松永さんのとこに行くって言っていた」

「そうか 楽しみだなぁー 美鈴の水着」

「バカヤロー 私ゃ、服のまんま泳ぐんだよー」

 
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