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fate/EX=zero

作者:zeron
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天才少女の月旅行
  VS反証の人形師

 
前書き
前回更新から長らく間が空きました(土下座)

しかも日数ジャンプという奥義まで使ってしまった……更に今回内容も少ないというね…

次はもう少し早いと思います 

 
結局解析結果が出るのは5日目のことだった

解析が出るのと同時に第2暗号鍵出現の連絡が来たのだが言峰神父狙ってやってないよな?


「とりあえず見てみるか」


様々な画像データを見ていく




建物

自然

動物

ルヴィアのサーヴァントを特定できるような写真は今のところ見当たらない

当てが外れたかもしれないな

「お姫様、これじゃないですか?」

そんなことを考えているとバーサーカーがある画像を指さす

レオニダス1世の銅像の映った画像だ



「よくやったバーサーカー……やっぱりルヴィアのサーヴァントはレオニダス1世か」


レオニダス1世がサーヴァントとなれば当然宝具はデルモピュライの戦いに関する防衛系の宝具だろう

正直バーサーカーとの相性は最悪だ

対軍宝具や対城宝具とまでは言わないができれば対門宝具か対陣宝具のようなものがあれば対応もできるが

バーサーカーの宝具は使用不能

それどころか私は長時間の戦闘ができない欠陥品

向こうはこちらが力尽きるまで守りに徹したら勝利できる


「とりあえず、第2暗号鍵取りに行こうかな」

残り2日の間に宝具はあきらめるとしてなんとか長時間の戦闘を行う方法を探すしかない






















アリーナで敵性プログラムをなぎ倒して探索していくが気分は晴れないままだ
ちょくちょくバーサーカーがこちらを心配そうに見てくる


「あと調べてないのはこっちの通路だったね」

廊下のように細長い通路を歩いていくとアイテムフォルダが見える、第1暗号鍵の入っていた物と酷似している

しかし、その道をふさぐかのように何やら人影が…

ルヴィアではない、赤いコートを着た男性の姿だ


「第2暗号鍵を入手するのにはあれを倒せってことかな?」

バーサーカーに問いかける

「うーん、新しいルールですかね?私の知っている聖杯戦争ではそんな面倒なことしませんでしたけどねぇ」



接近するとその男が話を始めた

「私の名前はコルネリウス・アルバ…という過去にいた人間を基にしたNPC、驚いたかね?これが今回の聖杯戦争の新ルール!」

どこか芝居がかった話かたをするNPC

「過去に存在していた魔術師(メイガス)が第2暗号鍵を守護しているのだよ、それくらい突破できないと決戦場に行く資格はないということだな」

やれやれ、ただでさえ暗号鍵を取るということで試されているのに更に試されるとは


「なるほど、ルールはわかった、やれバーサーカー!」

「お任せください!!」

バーサーカーへ攻撃を命じる

「君たちは実についていない、相手が何せこの私なのだからねぇ!!Repeat――――!」


コルネリウスはRepeat…ただそれだけの詠唱で灼熱の炎を出現させた、過去に存在していた魔術師の中でもかなりの実力者だったのだろう

少し離れている私でさえその熱気で火傷しそうだ


「…ッバーサーカー!!」

バーサーカーが炎に包まれる





あそこまでの威力の攻撃を一瞬で発動させるなんて只者ではない!!









だが











「サーヴァントを舐めるなよ魔術師!!」

炎に包まれながらバーサーカーは叫びコルネリウスの心臓を貫いた


「…あれ?」

やばいほどに強キャラ感を出していた魔術師を再現したNPC コルネリウス・アルバは去り際の一言さえ言うことなく消滅した


「終わりました」
笑顔のバーサーカー
少し焦げているだけだ

「えぇ……」

いや、当然といえば当然か?

過去に存在していた魔術師とはいえサーヴァントと戦うにはよほどの準備をしてようやくだろう

「ん、魔術師…サーヴァント…そうだ!!」

「何か思いついたのですか?」

バーサーカーが首をかしげる

「ええ、私の魔術回路でも長時間の戦闘を可能にする方法が思いついた」


アイテムフォルダへ手を伸ばし第2暗号鍵を入手する

「お姫様さすがです!一体どのような方法でしょう?」

「あー、それは当日まで内緒」

直前までバーサーカーには教えない方が良いだろう…自分の身の安全的な意味で

「マイルームに帰ろうか」






















まさか第2暗号鍵を入手するのがあんなに簡単だとは思わなかった

今でもあの自信満々なコルネリウス・アルバの顔が脳裏に浮かぶ

あんなやられ方はしたくない



「お姫様―!」

そんなことを考えているとバーサーカーが飛びついてきた

「敵サーヴァントの真名もわかり対応策も思いついたようですし暗号鍵もコンプリート!準備は完了ですね!」

嬉しそうに抱きつくバーサーカーをジーっと見つめる


これで宝具さえ使えて性格がマシなら文句ないのにな

「えっと、どうかしました?」

ジーっとみられて恥ずかしくなったのか顔を背けるバーサーカー

「んー、なんでもない」

臙条 巴と手を組み私の魔術回路をなんとかするのも悪くないかもな

2回戦まで彼が生き残っていたら考えてみようか











 
 

 
後書き
佐々野「ささのさん@がんばらない」

臙条 「そのネタは危ない!!」

もしかしたら今後尺に困ったら本当にささのさん@がんばらないのコーナーができるかも!?

次は1回戦目決戦の予定

2回戦目はもう少しまともな内容にしたいですね

もう少しこちらが進んだら予定しているもう一人の主人公の話も書いていきたい……

ちなみに次回以降の第2暗号鍵の守護者はちゃんと強い人がやります!
赤雑魚は所詮人間の域なのだよ……憐れコルネリウス、教会に行けば傷んだ(ry

次回予告をルヴィアさん&スパルタ王よろしくお願いします

ルヴィア「次回、私が大活躍!!」

ランサー「淑女のフォークリフトとスパルタダァァァ!!!」
 
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