エテーネ村の話その3
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て、シンイは部屋に入った
シンイ「失礼しますおばあさま。カズマさんがリンさんを、連れていらっしゃいましたよ」
アバ「とおッ!」
俺とリンも入ったが、そこで目に入ったのは、激しい運動をしているアバ様だった
シンイ「お、おざあさま......?お元気そう......ですね?」
いやいやいや、元気過ぎるだろ
アバ「うむ!快眠じゃ!!お陰で寝覚めも良かった。なかなか良い枕じゃったぞい」
シンイ「あ......ありがとうございます!」
リン「今のアバ様凄かったねーお兄ちゃん」
カズマ「あんなアバ様を見るの、俺初めてだ......」
アバ「よし、みんなそろったな。ではシンイ!村の者達を集めよ!これよりカメ様のお告げを皆に伝える!お前達も呼んでこい」
三人「はいっ!」
俺とリンとシンイは、村の人達全員を呼んだ。そして、アバ様の話が始まった
アバ「エテーネの民達よ!心して聞くが良い!わしはカメ様からのお告げをたまわる巫女として、託されたお告げをありのままに伝える!まもなく、このエテーネの村は........大いなる厄災に見舞われ滅びる!エテーネの民は一人残らず死に絶えるじゃろう!」
はぁ!?死に絶えるだと!?俺らエテーネの民がなんか目を付けられるような事したか?
「そ.......そんな......。」
「な........何なんですか、そのお告げは........。カメ様は私達を見捨てるのですか!?」
みんなザワザワしている。そりゃそうだ
アバ「静まれい!お告げにはまだ続きがある.......。エテーネの民は死に絶えるだろう.......だが光明が残されていないわけではない!北の清き水の洞窟に咲く、伝説の霊草「テンスの花」があれば、滅びの運命から逃れられる........という事じゃ!」
「おお.......良かった」
「でもテンスの花なんて聞いたことないわ」
アバ「さよう。テンスの花は我らが一度も足を踏み入れたことのない秘境に咲く。ゆえに誰が取りに行くかはわしが決める!テンスの花を採りに行くのはわしの孫シンイとカズマ!そして......リン!この三名じゃ」
やっぱ俺も行くのか。ま、俺はこの村じゃ一番実力があるしな
アバ「大いなる厄災は、そこまで迫っておる!だがわしも力を尽くす!このわしが、カメ様と共にエテーネの村を守り切ってみせるわ!」
「おおおっさすがアバ様だ!」
「良かった....安心していいんだねえ」
「げっ........あ....あそこ.......!」
カズマ「むっ!」
魔物「ピギャー!」
そこには魔物がいた。嘘だろ!?ここは結界で守られてるはずなのに......
「魔物が....
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