エテーネの村の話その6
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
テンスの花を回収した後、俺達はリレミトで洞窟の外へ出た
リン「え!?あんな空だったっけ。さっきまで青かったのに」
カズマ「ああ、それに....魔物の気配が一つもない」
すると、遠くの方で雷が落ちた
リン「い......今雷が落ちた方角って.........」
シンイ「村の方角です!急ぎましょう!!」
カズマ「おう!」
俺達は全力で村の方へ走って行った
[エテーネの村]
俺達はエテーネの村に着いた。そこで俺達が目にしたのは
シンイ「なんなんだ......これは.......!」
カズマ「村が......」
リン「燃えている........」
魔物がはびこり、村は燃えている。まさに地獄絵図状態だった
シンイ「お、おばあさまは.......!」
シンイは走り出した
カズマ「お、おい待てよシンイ!」
俺達もシンイの後を追った、すると
「いやあああああっ!」
村人の一人が、魔物によって殺された。さらに
シンイ「くそっ!......!?」
カズマ「!?まずい!」
リンの方へ火球が飛んできていた
リン「..........っ!?」
シンイ&カズマ「リン!!(さん!!)」
リン「あ........ あ........」
俺とシンイは必死に手を伸ばす。届け....!!!!すると、俺の手から光が現れ、それがリンに当たると、リンは消えてしまった
カズマ「リンが消えた?.....それに今の光は一体.....」
シンイ「まさか今のは........」
すると
「ぎゃああああ!!!」
また一人村人が殺された
シンイ「カズマさん。テンスの花は私が命に代えても必ず、おばあさまに届けます!間に合わせてみせる.......!」
シンイは屋敷の方へ走って行った
カズマ「お、おい!シンイ」
俺も後を追おうとする。しかし、魔物が立ちふさがる
「くっくっく......見たぞ!」
カズマ「そこを.....どけ!」
俺は大剣を構える
「こいつです冥王さま!あの術を使いやがったのはっ!」
術.....?まさか、今のが時渡りの術か!?すると上から声がした
ネルゲル「やはり、時渡りの術を使う物が現れたか。だが、ネズミ一匹逃したところで、この冥王ネルゲルを阻む事はできぬ」
まさか....たった一人生き残れるってリンのことだったのか!
ネルゲル「冥王とはあまねく死を統べる者。生きとし生ける者が、死から逃れられぬように何人たりとも、我からは逃れられぬ。忌まわしき時渡りの術者よ!灼熱の獄炎でその身を焼き尽くしてやろう!」
ネルゲルは、火球を撃ってきた
カ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ