エテーネ村の話その2
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カズマ「さてと、何処に向かおうか......籾殻は多分水車小屋にあるかもしれないから......」
イナク「お、カズマさんじゃねぇか。探しもんだべか?」
カズマ「ああ、イナクか。干し毒消し草がどこにあるか知ってるか?」
イナク「干し毒消し草なら、クダイじいちゃんがよく、お茶にして飲んでるっぺ」
カズマ「サンキュー。クダイのじいさんのとこだな」
俺は、じいさんの家に向かった。
[クダイの家]
カズマ「じいさんいるか?」
クダイ「くぅ〜ゥ!まずい!苦い!痺れるっ!ん?カズマか。わしゃいつもの毒消し茶を飲んでいたところじゃぞい」
カズマ「干し毒消し草ください!」
クダイ「それなら、向こうの部屋にいるノーラに言えば出してくれるじゃろう。毒消し茶はノーラがいれてくれるでな」
カズマ「了解。ノーラさーん!」
俺はノーラさんの所へ向かった
ノーラ「あらカズマじゃない。もしかして何か用?」
カズマ「干し毒消し草ください!」
ノーラ「え、ええ。けど何で?」
カズマ「ああ、はい実は.....」
俺はシンイが干し毒消し草を必要としている事を伝えた。
ノーラ「そうかい、シンイ様が.....じゃあ持っておゆき」
ノーラさんは干し毒消し草の入った袋をくれた
カズマ「ありがとうございます」
ノーラ「いいって事だよ」
後は、籾殻だけだな。俺はクダイじいさんの家を後にし、向かい側の水車小屋に向かった
[水車小屋]
ネイ「あら、カズマどうしたんだい?」
カズマ「ネイさん籾殻ください!」
ネイ「どうして籾殻を?」
カズマ「実はかくかくしかじかで.......」
ネイ「なるほど。シンイ様に頼まれたのね。そういう事ならお安い御用だよ。ちょっと待ってね」
そういうとネイさんは中くらいの袋に、籾殻を入れた
ネイ「ほい籾殻、しかもふかふかだよ。持っておいき」
カズマ「ありがとうございます!」
ネイ「ちゃんとシンイ様に届けるんだよ」
カズマ「はい!」
これで、籾殻と干し毒消し草が手に入った。俺はシンイの所へ戻った。
[アバの屋敷]
カズマ「シンイ。籾殻と干し毒消し草持ってきたぜ!ほらよ」
俺は籾殻と干し毒消し草の入った袋を渡した。
シンイ「ありがとうございます!カズマさん。では失礼して.....早速作らせていただきますね」
シンイは袋を持って持って机に向かった。
シンイ「カズマさんはご存知なかったかもしれませんが.....。実は私.......裁縫が得意なんです」
カズマ「へぇー意外だな」
シンイ「おばあさまの服も、いつも私が作っているんですよ」
カズマ
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