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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
コージVSレッドノート!
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ウェンディはすぐに治療を開始した。

「大丈夫か?ウェンディ。」

「私は平気・・・。」

リリーの言葉にウェンディはそう返した。

「だけど2人とも何で・・・」

ウェンディは今、ナツに治癒魔法をかけているのだが・・・

「治癒魔法が効かないの!!?」

「マスターの方はキズが深すぎるみたいね・・・
 このケガじゃ、いくら天空魔法でも・・・
 ナツの方はわからないわね。何かが邪魔をしているとしか・・・」

シャルルがそう言うのだった。

「ナツ・・・。」

「マスター・・・。」

ハッピーとミントは心配そうにそう言う。

「ウェンディ・・・か・・・。」

「マスター!!」

「ワシ・・・らを・・・見つけて・・・く・・・れたのか・・・。
 ワシは・・・いい・・・うっ。ナツを・・・頼・・・む・・・。」

マカロフはウェンディに向かってそう言うのだった。

「ダメです!!!絶対!!!絶対、私が何とかします!!!
 2人とも私が絶対に助けます!!!!」

ウェンディはそう言うのだった。すると・・・

「ナツの・・・マスラーを・・・元に・・・戻せる・・・かね・・・?」

マカロフはウェンディにそう言った。

「そのマフラーに染みついている邪気が・・・
 ナツの治療の邪魔をしておる・・・のじゃ・・・。」

ナツに治癒が効かないのは、どうやら黒色になったマフラーに原因があったそうだ。

「やってみます!!!」

ウェンディは急いで、ナツのマフラーに治癒魔法をかけたのだった。

「さっき話してた黒髪の不気味な奴にやられたんだ。」

ハッピーがそう言った。

「もしかしてその男が・・・。」

悪魔の心臓(グリモアハート)の探している・・・ゼレフかも・・・!」

リリーとミントがそう言う。

「見つけたぜ!!」

「コージ!!」

俺はウェンディ達を見つけて、(エーラ)を閉い、地に足をつけた。

「ナツさん!マスター!!」

ナツさんとマスターがそこには居た。

「ウェンディ、なんでマフラーに治癒を?」

俺は気になって尋ねた。

「私が言うわ。」

シャルルがそう言ってきた。

「実はマスターが、ナツに治療にあのマフラーから出てるじゃ気が邪魔をしてるの。
 今はウェンディが何とかしているみたいよ。」

「なるほど。」

俺はシャルルの言葉に納得する。

「よし!俺はしばらく見張りをしてるよ。」

「頼むわね。」

「お願い。」

「すまない。俺もまだ魔力が・・・」

「いいよ。」

俺は悪魔の心臓(グリモアハート)の誰かが来ない様に見張りをする事にした。

「(
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