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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十二話 クワサン=オリビー
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                  第七十二話 クワサン=オリビー
 ドラゴノザウルスを倒したロンド=ベルはそのままハワイに入った。そしてそこで暫し休暇に入ろうとしていた。
「まずは皆ゆっくりと休んでくれ」
ブライトが皆に対して言った。そして多くの者はそれに従い海や街に出たのであった。
「そして残るメンバーはいつも同じだな」
艦橋にはやはりと言うかブライトとアムロが残っていた。
「また宜しくな」
「ああ、こっちこそな」
二人は笑いながら言い合う。
「俺はまた自分の部屋で機械いじりでもするつもりだけれどな」
「私は何をしようかな」
「おいおい、相変わらず時間の潰し方がわかっていないのか」
「いざ時間ができてしまうとな。どうしても時間をもてあましてしまう」
ブライトは苦笑しながらこう述べた。
「いい加減趣味の一つでも持っておきたいんだがな」
「それじゃあ本でも読んでいたらどうだ」
「本か」
「ああ。キリーが自伝を書いているそうだしな。暇があれば色々と読んでみるといい」
「何かそれをやったらさらに老けそうだがな」
「ははは、もうそんなことを言える歳でもないんじゃないか」
「そうかもな。お互い何か古くなったな」
「それはな。一年戦争の頃は若かったが」
「もう年寄りになってしまった。月日の経つのは早いな」
「ああ」
「とりあえず本でも読ませてもらうか。これでも読書は嫌いじゃない」
「漫画でも何でもいいけれどな」
「漫画か。そういえばヒカル君も漫画を描いていたな」
「彼女のは熱血スポ根漫画だがいいのか?」
「それを聞くと御前に合いそうだな」
「俺がか」
「ああ。何か御前の声を聞いているとな、思い出すものがある。何だったかな」
「野球なら勘弁してくれよ」
「それはなしだ。まあ今から何か読ませてもらうとする」
「それがいい。じゃあな」
「ああ」
アムロは艦橋から去った。ブライトも後を当直士官に任せると艦橋を後にした。そして彼も自室に去った。アムロの勧めに従い本を読む為に。
多くの者はハワイのビーチに来ていた。そしてそこで海水浴を楽しんでいた。
「やっぱりうちってプロポーションいい人多いよなあ」
勝平が女性パイロットの面々を見ながら言った。
「シーラ様も。あんな綺麗な顔して」
白いビキニで身を包んだシーラを見て言う。
「胸すっごく大きいんだな。意外だぜ」
「勝平、そのだらしない顔を何とかしろ」
宇宙太がそんな彼を注意する。
「全く。来てみればまた鼻の下伸ばしやがって」
「ちょっとは引き締まった顔したら?本当にドスケベなんだから」
「そう言う恵子だって中々いいじゃねえか」
「えっ」
見れば恵子は普通の水着である。緑のワンピースだ。
「脚は綺麗だしよ」
「そ、そうかしら」
それを
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