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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十二話 クワサン=オリビー
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聞いて少し驚いた顔になっていた。
「ちょっと胸はねえけれどな」
「胸は放っておいてよ」
それを言われて少しムッとした顔になる。
「身体動かしていると筋肉がついて胸が減っていっちゃうのよ」
「そうなのか」
「そうなのかって胸は脂肪なんだから当然だろ」
宇宙太がそれを聞いて説明した。
「運動すれば脂肪は減るんだよ」
「そういえばそっか」
「全く。御前は本当に何も知らないんだな」
「学校の勉強なんてどうでもいいからな」
「そんなことじゃ後でえらいことになるぞ。まあ言っても無駄だろうけれどな」
「俺には頭なんていらねえんだよ。全部勘でやるからな」
「勝手にしろ」
三人やシーラだけではなかった。見れば実に多くの者がそこにいた。その中にはミサトもいた。彼女は派手な赤いワンピースを着ていた。
「ふうう、何か海も久し振りよね」
「そうね、何年振りかしら」
その隣にはリツコがいた。彼女は黒いビキニの上から白衣を着ていた。
「海なんて。昔はよく泳いだのに」
「色々と忙しかったからね」
ミサトはそれに応える。
「気付いたらお互いこんな歳だし。そろそろ体型も崩れてこないか心配なのよ」
「ミサトはビールを止めなさい」
「やっぱりそれ」
「後レトルト食品もね。そのうちブクブク太るわよ」
「うわ、それは勘弁」
そう言って困った顔になる。
「太ったら加持君やアムロ中佐に嫌われちゃうわ」
「そういえば二人共いないわね。アムロ中佐はまた機械いじりみたいだけれど」
もうアムロの趣味はわかっていた。だからそれには驚いていなかった。
「加持君は。何処に行ったのかしら」
「何でも猿丸君やサコン君達と一緒に何か話してるらしいわよ」
「あの二人と」
「何の話かはわからないけれど。案外あんたにも関係のある話かもね」
「だったら面白いわね」
そう言ってクスリと笑った。
「あの二人は私以上の天才だし。何が出て来るか楽しみだわ」
「案外何も出て来なかったりして」
「まあその時はその時ね。ところで」
「何?」
「泳がないの?」
急に話を変えてきた。
「えっ!?」
「だから泳がないのって。その為に水着に着替えたんでしょ?」
「そのつもりだったんだけれどね」
ここで少し苦笑いを浮かべた。
「何かあの子達見てると。保護者になりそうで」
見ればシンジやアスカが楽しそうに遊んでいる。皆明るい顔をして泳いだり西瓜割りに興じたりしていた。
「そこで保護者に徹することにしたのよ」
「じゃあ私も保護者になろうかしら」
「あら、最初からそうだったんじゃないの?」
「まさか。けれど付き合うわ」
「お互いおばさんだと辛いわね」
「あら、おばさんだって魅力はあるわよ」
「熟女の魅力ってやつかしら」
「そうなのかもね」
二人は笑い
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