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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第78話:Ocean
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付けて黙らせた。

「全速離脱!!上官命令だ!!」

【イ、イエッサーっ!!】

「作戦は終了だ!!皆、生還することを考えろ!!」

【ハッ!!】

去っていく部下達を見て微笑むとスティングレンはゼロに向かって飛び立った。

「逃がさん!!お前らにはカーネルの居場所を教えてもらうぞ!!」

ゼロの目的はカーネルと居場所を知ることであり、そのためにスティングレンの戦艦に攻撃を仕掛けたのだ。

「カーネル殿の名を口にするか!この痴者がっ!!貴様にその名を口にする資格は無いと知れ!!」

ゼロに向けてエイ型メカニロイドを発射しながら接近するスティングレン。

「貴様、カーネルの居場所を知っているな!!」

「その名を口にするな!!」

「ならば力ずくで聞き出すまでだ!!」

「貴様にその資格はない!!」

「お喋りは終わりだ!!」

アディオンのランチャーショットでスティングレンを撃ち落とそうとするが、飛行性能も高いスティングレンには掠りもしない。

それどころか体当たりを繰り出してゼロを海中に叩き落とそうとする。

ゼロは体勢を立て直そうとするが、スティングレンは即座にバスターから竜巻を放ち、ゼロを海に沈めた。

「あんな痴者を“友”などと……カーネル殿唯一の汚点!……むっ!?」

「空円舞!!飛燕脚!!」

ゼロはフットパーツのバーニアをフルに使い、エックス達のエアダッシュ系統に相当する疑似飛行技を使い、スティングレンに肉薄した。

「馬鹿な、地上用のレプリロイドが空を…!?」

「バスターを使えない俺が貴様のような飛行型の相手をする場合のことを考慮しないと思うか!?エックスとルインの能力はしっかり学ばせてもらったぜ!!」

「(“学んだ”だと?レプリロイドが学んで技を会得するなど…まさか、ラーニングシステムか!?レプリロイドの動きやDNAデータを解析、学習することで性能を高めるパワーアップシステム…極一部のレプリロイドのみに実装されたと言う…)」

「空円斬!!」

ルインの回転斬りをゼロ用に調整した技でスティングレンに斬り掛かる。

「(避けられん!)」

スティングレンはかわせないことを悟ると、ダメージ覚悟でゼロの懐に入る。

「!?」

「一つ!強敵と出会うことを喜べ!!一つ!敵わぬと思い、自ら身を引くな!!一つ!死中に活を求めよ!!これがカーネル殿の教え!!」

バスターをゼロに密着させると零距離で攻撃を繰り出す。

「ぐあっ!!」

まともに喰らったゼロは一瞬意識が飛んだが、脳裏に浮かんだエックスとルインの姿に意識を取り戻すとスティングレンのバスターを掴んだ。

「むっ!?」

「カーネルの教えか…そいつは大した物
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