暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
最終章 決着編
最終話『仮面ライダーのいる国』
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
舞台は、12月24日に切り替わる。
「変身!」
雅はディロードに変身し、ディロードドラゴンへディメンションボルケイノを放つが、ディロードドラゴンは火球を放ち、打ち消す。
「やはり効かないか。」
【FORM RIDE-DELOAD LIGHTNING-】
ディロードはライトニングフォームに変身し、プラズマザンバーを放つ。しかし、これも通用せず、
“グゥゥゥグオォォォォォウ!”
ディロードドラゴンが叫ぶように吼えると、凄まじい地響きが起こり、なんとディロードドラゴンを中心に大地が隆起し、文字通り日本と離れてしまう。
「そんな!なんてパワーだ。」
地上に降りたディロードは率直な感想を述べるが、
“グオォォォォォウ!”
ディロードドラゴンは再び吼え、地面から今まで雅達が戦った敵達が現れる。
「あれって、もしかして…」
「恐らく、今まで僕達が戦った奴らをディロードドラゴンが召喚したのだろう。」
ディロードが考察していると、
「ねぇ、雅。この世界に、ワールドホープってないの?」
フェイトが質問をしてくる。
「あるにはあるが、対象は7人で、それに主人公もわからない。」
フェイトの質問にディロードは答える。
「雅、私ずっと考えていたんだ。雅の世界は、元から平凡な世界じゃなくて、雅が仮面ライダーになって、困っている世界を救う。そんな世界なんじゃないかって。」
「まるで、僕がこの世界の主人公みたいな言い方だな。」
「私は、そのつもりで言ったよ。きっと、この世界は雅が主人公なんだよ。そうじゃなかったら、雅は仮面ライダーになって、私達を救うなんて出来ないよ。」
ディロードはフェイトの考察を否定するが、フェイトは必死に説明し、
「仮にそうだとしても、この7枚のカードはどう説明がつく。僕達チームディロードは6人しかいない。」
「多分、その最後の一枚は、流夜の分だと思う。」
「流夜の分だとすると、もう使うことが出来ないだろう。だって、流夜はこの手で殺してしまったんだ。」
「雅、死者にワールドホープを叶える力ってないの?」
「一度もそんな事態に陥ったことがないからわからない。それに、そんなことは、死者への冒涜になる。」
「その願いを叶えるなら、それは冒涜じゃないと私は思う。」
「フェイト……わかった。みんな、このカードに、願いを込めてくれ。」
ディロードは変身を解除し、チームディロードに白紙のカードを渡し、流夜の死体にカードを握らせ、
「そうか、僕が主人公か…集え!世界の願い!」
ワールドホープを完成させる宣言をする。
「これは!?」
雅は、今までにない光を放つワールドホープに驚き、その光が晴れると、そのワールドホープのカードには雅達が今まで回った様々な世界のタイトルロゴが円を描き、中心に仮面ライダーディロードのタイトル
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ