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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第74話:白鎧の竜騎士
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…そりゃあそうだけどね。」

普通にデジモンの性別無しのことを言われて明後日の方角を見つめるテイルモン。

「キメラモンは何とかなるって、全員で力を合わせればな」

「まあ、あんたの実力だけは認めてるんだから情けない姿だけは見せないでよね」

ブイモンとテイルモンは大輔達の元に向かい、基地への突入は夜に行うことになった。

キメラモンは基地の中に入っており、闇夜に紛れることが出来るスティングモンに全員が捕まると一気に突撃した。

「ここが基地の中か」

「大輔、油断するなよ」

「ああ、おっと来たか…邪魔すんじゃねえよ!!」

大輔達の迎撃に来たバケモン達に対してエネルギー節約のために普通のアーマー進化で対抗する。

「全員を相手をするな。道を作るだけで良い」

【了解!!】

ライドラモンが前に出て突き進み、全員がそれに続いてしばらく進むと広い場所に出た。

そして動力室を発見し、そちらに向かおうとするが、天井を突き破ってきたキメラモンが現れる。

「来やがったな…」

「大輔、頼む」

「おう、アーマーチェンジ!!」

「アーマーチェンジ、ゴールドブイドラモン!!」

全員がアーマーチェンジ、暗黒のデジメンタルによる進化で現時点で出来る進化で対抗する。

「喰らえ!!ブイブレスアロー!!」

「ホーリーアロー!!」

「ヘブンズナックル!!」

「ムーンシューター!!」

「レインボーシャワー!!」

「ニトロタービンウェーブ!!」

一斉に放たれた6体の技はキメラモンに直撃した。

「やった!?」

「いや…」

京が全ての攻撃がキメラモンに直撃したのを見て笑みを浮かべるが、大輔はキメラモンと言うデジモンがとんでもないタフネスを誇るデジモンなのは前回の戦いで知っている。

それに一乗寺治の異変も考慮すると…爆煙を吹き飛ばして5本の熱線が放たれた。

「避けろ!!」

熱線をかわすゴールドブイドラモン達。

熱線自体は避けられたが、着弾の際の衝撃波で吹き飛ばされた。

ゴールドブイドラモン達は大したダメージではないが成熟期のスティングモンとエンジェモンには相当のダメージだ。

「多分、この基地をどうにかしないと完全体には…」

「まずいね…」

一番弱いスティングモンとエンジェモンはすぐにダウンしてしまう。

そして成長期に退化し、ピーコックモンとエレファモンとエンジェウーモンもまたダメージの蓄積でダウンしてしまう。

「カッターシュート!!」

反撃で風の刃をキメラモンに向けて放つゴールドブイドラモン。

風の刃はキメラモンに直撃して裂傷を刻むが、キメラモンは大して堪えない。

寧ろデビモン
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