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ジオン公国転生記
第47話 スーパーロボット大戦OG2.5外伝編
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は平行世界を転移する事が出来るんだよ」
 ラウル「それじゃ俺達を元の世界に戻してもらえませんか」
 ユーリ「それは無理。君達の世界はアインストに滅ぼされたからね」
 ラウル「じゃ次元転移装置をください。自分の目で確かめないと」
 ユーリ「それも無理。俺達次元転移装置なんか持っていないから」
 ラージ「次元転移装置も無くてどうやって次元を跳躍してるって言うのですか」
 ユーリ「魔法」
 ラージ「ラウル行きましょう。馬鹿にされていますよ。馬鹿馬鹿しい魔法だなんて」
 ユーリ「『マサムネ』戻れ!」


 ラージ達は固まった俺が声をかけたら機体がペンダントに吸い込まれたのだから。
 そしてその時ラウル達に怒声を浴びせる男がいた。

 ユウキ「馬鹿にしているのはどっちだ。時流エンジンの事も自分達の事も秘密にしておいて」


 ユウキがいつの間にか近くまで来ていて怒りに震えていた。

 ユウキ「自分達は安全な所にいて、危険な事は人任せどちらが馬鹿にしているラージ!」
 ラージ「秘密にしていたのは当然です。知らない世界に来て他人をすぐに信用出来ますか」
 ユウキ「それなら出て行け。人を信用出来ない奴を何故俺らが守らなくてはいけない」
 ユーリ「その事なら知っていたでしょ。レーツェルさん」


 知らない間にレーツェルさんが格納庫まで降りて来ていたのだ。

 レーツェル「ギリアムからの情報でうすうすはな」
 ラージ「知っていたなら何故艦から降ろさなかったんです」
 レーツェル「逆に聞こう。信じられない艦に何故乗り続けたのかねラージ」
 ラージ「それは・・・ラウル達の安全を考えて」
 レーツェル「ラージ! 君に聞いている。ラウル達を建前に使うな」
 ラージ「・・・・・・・・・」
 ユーリ「怖かったんだよね。全てが、自分の知識が役に立たない。知り合いもいないそんな世界が」
 ラージ「・・・・・・・・・」
 ユーリ「君は1人で考える事ばかりして来たから他人が信じられない。それが仲間であっても相談も出来ないいやしない」


 ラージは諦めたかの様にため息を吐くと語り始めた。

 ラージ「・・・ふう。そうですよ僕は怖かったんです。エクサランスに秘密があるぞと価値観を持たせ艦から降ろされない様に演じていたんです。ラウル達とエクサランスそして僕を守る為にクロガネを利用したんです」
 ユーリ「レーツェルさんそういう事らしいけどどうします?」
 レーツェル「どうもしない今迄通りだ」
 ラージ「その結果世界が滅びては意味は無い。ましてや子供を見捨てる程自分は腐っていないのでな」
 ユーリ「ラウル1つ良い事を教えよう。フィオナは生きている時間の流れでまだこの世界に着いていないだけだ。でも注意しろフィオナもエク
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