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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
6.戸塚彩加は天使である。タイトルが適当?知らないなぁ
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て総司は和菓子以外は点で料理が出来ないため、当番制で俺と小町が飯を作っているのだ。で、今日は小町の日。
「あれヒッキーにおきたんじゃん!またここで食べてんの?」
 このアホなあだ名で呼ぶ奴は間違いない、やはり由比ヶ浜が俺らの後ろにいた。
「俺はいつもここで飯食ってんだよ」
「何で教室でご飯食べないの?」
「教室だとお前らみたいなリア充がうるさいからな」
「私は八幡さんのあるところに私あり、ですから。それよりも由比ヶ浜さんは何故ここへ?」
 俺のいるところにお前ありって、何だよそれ?
「ゆきのんとのゲームに負けて、罰ゲーム中で飲み物を買いに行ってるの!」
「何?俺と話すことが罰ゲームなのか?」
「違う違う!ジャンケンしてジュース買ってこようってゲームだよ」
 ああ、あれね。ランク戦に負けたらおごりみたいな奴のあれね。
「ねえ、ヒッキーはさ、入学式の日のこと覚えてる?」
 入学式だ?鮮明に覚えている。総司が朝布団に潜り込んでて寝ぼけてた総司が俺に抱きついてきた何ていうトラブルがあったため、ヒスってさっさと起きて、さっさと学校へ向かったのだ。そしたら雪ノ下の家の車と通り過ぎたのだ。そして、そこにどこかの家の飼い犬が登場。轢かれそうになった犬を助けようとしたら、俺が轢かれたんだよな。まあ、絶牢と橘花を使って威力なくして無傷だったけどな。
「車に轢かれたくらいしか思い当たらんが」
「それって(ry」
 由比ヶ浜が何か言いかけたところで別の人間の声が入ってきた。
「比企谷君と由比ヶ浜さんに沖田さん?」
 そこには、ジャージ姿でラケットを持った可愛らしい顔の女子生徒がいた。
「あっ、さいちゃん!よっす!」
「由比ヶ浜さんよっす」
「昼練?いつも大変だね」
「そんなことないよ。うちのテニス部あんまり人数いないから僕が頑張らないと。そういえば比企谷君もテニス上手だよね」
「そういえば、八幡さんってテニス出来たんですね」
 女子生徒の言葉に、総司が確かにと腕を組みうんうんと頷く。今更何をいってるんだか。
「俺の家系はそれだけが取り柄みたいなもんだぞ」
 謎の拳法通称比企谷拳法はお袋の家で代々継承しているものだったんだ。お袋の旧姓は遠山。元を正せば、先祖は遠山金四郎なのだ。昔時代劇でやっていた遠山の金さんその人だ。
 何故脳筋が取り柄かというとだ。まず、俺と同じ技を使えるお袋。そして、お袋が惚れた俺の親父。元警官。殉職だが、それはネイバーの存在がおおっぴらになる遙か前に、ネイバーの百はいるであろう軍勢を生身で一手に引き受けて相打ちで倒れたのだ。ちなみにネイバーはトリオン体でしか傷つけられません。生身で倒すとか何もんだよ親父。そして俺の祖父。まだまだ元気なくそ爺。零戦のパイロットとして戦争を経験している。怪我して入院して気づいた
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