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ハルケギニアの電気工事
第02話:おめでとう!!3歳です!
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より2歳年上のはずだから後5年もすればお隣さんで生まれることになるのかな?
 この辺の原作知識がはっきりしないのだけど、ラ・ヴァリエール公爵の所のエレオノールさんはもう生まれているころでしょうか?原作開始時でたしか27歳だったと思うから、時期的には1歳位になるかな?
 ラ・ヴァリエール公爵の所には、まず行くことはないと思うけど、万一行く機会があったら確認してみようかと思います。

 この領地は中堅貴族の領地と言っても結構裕福なようで、隣のツェルプストー辺境伯とも家族ぐるみの親交があるようです(まだキュルケは生まれていませんよ)。その上、何と皇帝からの信頼も厚いそうですが、いったい何をしてきたんでしょうね。謎です。
 領民に対しても一般的な貴族よりまともな扱いをしていて、税率も5割以下とかなり低く領民からは一応の敬愛を受けているとか。何しろ一般的な貴族の領地では税率8割から9割何て所もあったようですから、領民も良く生きていられましたよね。
 元々我が家は両親揃って魔法を用いての技術的開発を行ってきて、今までに色々な発明によって皇帝から賞賛を受けると共に、発明品の商品化等によってそれなりの収入があるので領民の税を引き下げることが出来たと言う経緯があるらしいです。

 母上達のおかげでようやく頭痛もおさまり、記憶の整理も出来た所でおかしな事に気がつきました。
なにやら、自分の周りに変なものが見えるのです。
他の人たちには見えないようで、僕の周りを透き通った姿でふわふわ飛び回っているのに全然気がついていません。頭痛も収まったばかりでこんな事を言い出したら、何て思われるか解ったものではないので黙っている事にしましたが、あれはいったい何なのでしょう?こちらに危害を加えるような事はなさそうなので、あまり気にしなくても良いようですが。

 考えても仕方ないので頭を切り換えて、これから先のことを考えたいと思います。
 まず、魔法についてですが、我が家の家訓では最低5歳を過ぎるまで魔法の練習を始められないそうです。残念ですがまだ2年はありますね。
 もっとも神様から貰った武器や鎧なんかは現在でも使えるはずなので(体格的には合わないでしょうが。)、そんなに焦る必要もないと思います。それでも機会があれば近いうちに『王の財宝』の中を確認しておこうと思っています。

 つぎに領地の方ですが、両親は結構領地経営も上手いようで、そこそこ開発されているようです。最も現代社会で育った私から見ればまだまだ手を入れるところがいっぱいあります。
なんと言っても電気がない。これは我慢できませんから、大きくなって行動の自由が得られたら父上に提案して開発などしたいと思います。

 あまり目立つとろくな事にならないと思いますから、出来るだけ表に出ないような方法を考えて裏
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