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038「妖精さん、ロリドワーフの脱衣シーンを覗く」
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うよ!100円あげるから!』

「そんな少ない金で、女装するのは嫌だ!」

欲望のままに、語りかけてくるネットの邪神達が居なければ、静かで心地良い空間なのになぁと、シルバーは悲しくなった。
憂鬱な気持ちに耽っていると、ストレス解消にならないから、ショタ妖精はプラチナ村を上空から眺めて、あちらこちらを見物して、楽しむ事にした。
千人の亜人が住み、町と言っても良い城塞が、自分の物。そう思えば、とんでもない勢いで出世したという、実感が持てる。
ドワーフの工房辺りを見ると、その裏庭に設置された手押しポンプで、水を汲み上げて桶にいれている最中のドワーフ娘がいた。
真っ赤なポニーテールで、姉御さん気質の合法ロリ――ミカドワだ。

『妖精さん、ミカドワたんが手押しポンプを自作しちゃっている件』
『しゅごい技術力……きっと三日で作ったんだわっ……!』
『さすが三日で全てを作るドワーフっ……!』

桶の中身が、あっという間に、綺麗で冷たい水で満たされた。その途端、ミカドワが――服を脱ぎ始めた。
白いタンクトップを豪快に脱ぎ、健康的な裸体が全世界大公開のスッポンポン。
太陽でよく焼けた、健康的な肌が生々しくて美しい。胸はプラチナみたいなチッパイだがバランスが絶妙だ。
そのまま、彼女はポニーテールを結んでいた青いリボンを解き、爽やかなストレートヘアーになる。
更にズボンも脱いで――

『キタァァァァァァ!!!縞々パンティー!赤と白の縞々ぁー!』
『ミカドワたんの脱衣シーンきたぁぁぁぁぁぁ!』
『縞々パンティが美しいお』
『うむ……やはり脱衣シーンは最高だな……と思ったな、うん』

「もうやだ、この邪神達」 

一緒に覗き見しているシルバーは悲しそうに呟いた。
皆で仲良く女性を覗いても、そこにエロスはない。
あるのは、悪友達と一緒に遊ぶ楽しさだけだ。

『動画を見たら、また、妖精さんが覗きをしてる』
『妖精さんの青い目が、ミカドワたんの脱衣シーンを見ている件』

「……お前らだって、可愛い女の子の裸は好きだろ?」

『この動画は貴重なんだお。
素晴らしい合法ロリ娘が、この村にはたくさんいるんだお』
『うむ……寄付金がたくさん集まるのも理解できる……エロ動画だと思うな……嬉しくなったから千円ほど寄付させてもらおう』

気が付けば、ミカドワは縞々パンツを脱いで、完全に裸になっていた。
白い布を、桶の水の中に突っ込み、若々しい肢体を綺麗にしようとする瞬間、ネットの皆が気がつく。

『ミカドワちゃんの近くでwww覗きしているドワーフがたくさんいるぞwwww』
『これこそ、田舎の醍醐味だお』
『……ミカドワちゃんは、うっかりすると夜這いされそうな環境にいるのだな……心配だ』

裏庭の塀の向こう側
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