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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜”剣聖”カシウス・ブライト〜
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が、今の俺をあの時の俺と思ってもらっては困るな。」

「フッ、俺もまだまだ若い者には負けんぞ?」

そして二人は互いに膨大な闘気を練り、二人の闘気によって周囲の空気は震え、地鳴りが起こった。



「獅子の叫びを聞くがいい。おぉぉぉぉぉぉ………!!」

膨大な闘気を練ったレーヴェが魔剣を地面に刺すと地面が一瞬で凍結し始め、カシウスをも凍結させようとしたが

「オォォォォォォオ……!」

膨大な闘気のドームを纏っているカシウスには全く無意味で、カシウスは闘気を練り続けていた。

「せいっ!!」

「まだまだ――ッ!!」

そして一瞬で詰め寄ったレーヴェの無数の高速剣を捌いたカシウスだったが、全ては捌けず、いくつかの斬撃を受けた。

「ハアッ!!」

「さあて……そろそろ行くぞっ!おおおああぁぁぁっ!うおりゃ〜っ!!」

カシウスは膨大な闘気を解放した後レーヴェと共に天高くへと膨大な闘気をその身に纏いながら跳躍し

「滅!獅子皇!!」

膨大な闘気により巨大な黒獅子の姿になったレーヴェはカシウスに向かって突進し

「滅――――麟凰――――ッ!!」

膨大な闘気によって巨大な金色のオーラを纏う不死鳥と化したカシウスはレーヴェに向かって突進し、互いの強力な攻撃が地面に着地する瞬間ぶつかった際、大地震を起こすと共に凄まじい闘気の連鎖爆発が起こり、更には天をも貫く程の金色のオーラを纏った闘気の柱が上がった!そして爆発の煙が晴れ―――

「グッ……中々やるな……」

大ダメージを受けた様子のカシウスが一瞬怯んだが再び武器を構え直し

「見事…………”理”の真髄、とくと味合わさせてもらった…………」

レーヴェは満足げな笑みを浮かべて地面に仰向けに倒れた!
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