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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜”剣聖”カシウス・ブライト〜
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―――雷光撃を叩き込んだ!



「水よ……我が剣に力を!ハァァァァァァ……!」

その時刀に水の魔力を纏ったツーヤはカシウスに詰め寄って抜刀による無数の斬撃を放って駆け抜けたが

「そらそらそらっ!」

カシウスは全て捌き

「奥義――――青竜烈破ッ!!」

「せいっ!!」

離れた場所から解き放たれた竜の姿を纏った水の魔力をクラフト―――金剛撃で粉砕した!



「ハッ!ヤァァァァァァ……!」

「グッ!?」

しかしその瞬間を狙ったかのようにサラ教官は稲妻の如く駆け回ってカシウスに攻撃を叩き込み

「受けなさい――――オメガ―――エクレールッ!!」

「そらっ!!」

凄まじい闘気を纏いし稲妻の衝撃波をカシウスに放った!するとその時膨大な闘気を纏ったカシウスは空高くへと跳躍し

「さあて……こいつは耐えられるか!?オォォォォォォ……!!」

空中に滞空しているカシウスは空気を震わせる程の闘気をその身に纏うと共に棒には闘気によって発生した雷撃を迸らせると共に灼熱の炎を纏わせ

「絶―――――緋焔滅焦陣ッ!!」

地面に棒を叩きつけた!すると戦場全体が大地震を起こして地面から天にも昇る程の衝撃波と共に溶岩が発生し、大地の怒りを呼び覚ますカシウスの絶技―――緋焔滅焦陣を受けてしまったリィン達は耐え切れず全員大ダメージを負った様子で地面に倒れた。



「ハア………ハア……っ!」

しかしその時膨大な闘気を全て防御に回していたレーヴェが息を切らせながら立ち上がり

「ほう、あれを受けてまだ立ち上がれるとはさすがは”剣帝”と言った所か。」

レーヴェの様子を見たカシウスは感心した様子でレーヴェを見つめた。



「―――恐れ入った。”剣聖”カシウス・ブライト。まさかこれ程とは……貴殿程の者なら”結社”最強の使い手にして第七柱―――”鋼の聖女”やこの俺をも超える”執行者”No.T―――”劫炎”すらともまともにやり合えるだろう。」

「やれやれ、お前さんを相手するだけでも苦労するのに、それの更に上がいるとはな。―――ま、俺は軍に縛られた存在だ。そいつらの相手はその者達と相対する運命がある者達に任せるさ。」

不敵な笑みを浮かべるレーヴェの称賛に疲れた表情で溜息を吐いたカシウスは口元に笑みを浮かべ

「フッ、その中にエステル・ブライトやヨシュア達も入ってると思うが?」

「な〜に、エステル達ならどんな強敵が現れようと負けはせんよ。ヨシュアも”格”が圧倒的に上のお前さんの剣を弾いたと聞いているしな。」

静かな笑みを浮かべるレーヴェの推測を聞いたカシウスは笑顔で答えた。

「フフ、痛い所を突いてきたな。――――だ
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