暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜”盗獅子”との契約〜
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いる様子のエマを見たヴァレフォルはエマに抱き付き

「くんくん……あぁ、とてもいいニオイだわ……ちょっとだけ味見……ペロッ、ぺちゅ……お?胸も大きいわね♪シュリもそれなりにあったけど、シュリとは比べ物にならないわよ♪」

「んんっ……首を舐めないで下さい……む、胸もやめて……ち、力が……」

ヴァレフォルに首を舐められ、胸を揉まれたエマは顔を赤らめ

「え、えっと……(というかシュリさんも被害にあったようね……)」

「変態だね。」

「”怪盗紳士”とは違った方向性の変態だな…………」

その様子を見守っていたプリネは困った表情をし、フィーはジト目になり、レーヴェは呆れた表情で見守り、他の者達は冷や汗をかいて見守っていた。



「ふぅ……ご馳走様。貴女、名前は?」

「えっと……エマ・ミルスティンですが……」

「エマね。それじゃあこれからよろしくね♪」

そしてヴァレフォルはエマの両手を握ってエマの魔力と同化してエマの身体に入った!



「…………………」

ヴァレフォルが自身の身体に入る様子を見ていたエマは固まり

「よかったな、委員長。」

「ふふっ、これ程の多くの異種族達が力を貸してくれるとは”Z組”は異種族と縁があるかもしれんな。」

「委員長なら、奴が悪事を働かないように見張ってくれるだろうから安心だな。」

ガイウスは祝福の言葉を贈り、ラウラは静かな笑みを浮かべ、ユーシスはからかいの表情でエマを見つめ

「ひ、他人事のように言わないで下さい!ううっ……どうしてこんな事に……」

ガイウス達の言葉を聞いたエマは疲れた表情で指摘した後肩を落とした。



「どんまい、委員長。」

「ア、アハハ……(エマさんには悪いですが、さすがに先程のヴァレフォルさんのエマさんに対する行動を見たら私も正直遠慮したかったから、助かったわ……)」

「やれやれ……ソロモンの魔神とは一癖のある者達ばかりなのか?」

エマの様子を見たフィーは同情し、プリネは苦笑し、レーヴェは呆れた表情で溜息を吐いた。
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