暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
進撃のマカロフ
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の〜・・・」

俺たちの耳に、突然大きな爆音が聞こえてきた。まさか、もうウェンディに何か起きたんじゃ・・・

「あっちから聞こえたな!!」
「方角は間違ってなかったね〜!!」

俺たちはその爆発音のしたほうへと急ぐ。

「ところでシリル〜?」
「え?何?」

俺はセシリーに声をかけられたのでそちらを見る。
セシリーは何かを考えたあと・・・

「・・・やっぱりいいや」
「はぁ!?」

いきなり話すのをやめた。なんだよ!?

「ウェンディがこのシリルを見て、どんな反応するか気になるし〜」コソッ

セシリーは小声でそう言い、クスクスと笑っていた。一体何のことだ?


























第三者side

「な・・・何をしたの?」
「船が一瞬で爆発した・・・」
「評議院の戦闘艦が・・・こうもあっさり・・・」

戦闘艦が爆破されたことにより、メストは震えていた。
アズマとリリーが互いを見つめる。

「オオオオオオオ!!」

二人のうち、先に動いたのはリリー!雄叫びをあげながら、アズマへと接近する。

「リリー!!」
「ブレビー」

アズマが右手をリリーに向けると、その手から攻撃が放たれ、辺りは黒い煙に包まれる。
しかし、その煙からリリーが現れ、

「ラァ!!」

アズマにパンチを入れる。アズマはそれにより、後方に倒れそうになる。

「フム」

キィィィン

「!!」

すると、アズマを殴ったリリーを何かが覆い、爆発する。

「ぐあああああ!!」
「くっ!」
「「きゃああああ!!」」

その爆風により、近くにいたウェンディたちも飛ばされてしまう。

(せめて・・・剣があれば・・・)

リリーはエドラスでのガジルのと戦いで、バスターマァムを破壊されたため、今は素手で戦うことができないのである。

「リリー!!」

倒れていたウェンディは立ち上がり、リリーの名前を呼ぶ。

「援護します!!天を駆ける、俊足なる風を!!」

リリーの足元に、魔方陣が現れる。

「バーニア!!」
「体が、軽くなった」

リリーは速度上昇の魔法をかけられたことで、体を軽く感じる。ウェンディは、腕を空へと掲げる。

「天を切り裂く、剛腕なる力を!!」

ウェンディの掛け声で、リリーの体が光り出す。

「これが、サポートの魔法というものか」
「アームズ!!」
「ほう、まさかあれが・・・」

一方、アズマはそれを見て、何かを考えていた。

(これなら!!)

リリーはウェンディのサポートを受けて、再びアズマへと立ち向かう。
アズマはそんなリリー
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