銀河英雄伝説~生まれ変わりのアレス~

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2018年09月19日 20時44分
それは近年になってより一層厳しくなった予算的なの問題が、デザイン料という莫大な費用を――当然のことながら、しかし、自由惑星同盟では近年になって――考えずに、実用性だけを考えた結果になっただけであったが、
→それは近年になってより一層厳しくなった予算的な問題により、デザイン料というある意味無駄な費用を捻出できず、実用性一辺倒にならざるを得なかったという事情からである。

しかしながら、実用性と――そして、軍事的成功を政権の糧にする政治家の意見が一致した結果、生まれた建物は見栄えこそ悪いものの、非常に出来の良いつくりともいえる。
→しかしながら、実用性を重視して生まれた建物は見栄えこそ良くないものの、使い勝手に関しては非常に出来が良いともいえる。

いつの時代も悩む問題を抱えながら、統合作戦本部はハイネセンの中央に位置するように、その存在を誇示していた。
→いつの時代も人を悩ませる問題を抱えながら、統合作戦本部はハイネセンの軍事中枢区の中心部に、その存在を誇示していた。

一階部分が丸々、複数の会議室で区切られた一見すれば無駄なフロアだ。
→一つのフロアが丸々、複数の会議室で占められた一見して無駄な間取りだ。

実際にそう考えられた宇宙艦隊司令部は、いまだに後悔をしている。
→実際にそう考えて建てられた宇宙艦隊司令部では、いまだに使い勝手の悪さに不満の声があがるらしい。

他の機関や会社との調整など→他の政府機関や民間企業との調整など

会議室は常に使われるものというのは、当時デザインを考えた者は気が付かなかったらしい。
→会議室の需要は常に旺盛であるという点について、当時デザインをした者は気が付かなかったらしい。

ただでも狭いのに会議室まで作れば、人があふれることになると思い、無視したのかもしれなかった。
→ただでさえ狭いのに多くの会議室まで作れば、他の用途のスペースが足りずに人があふれることになると、あえて無視したのかもしれなかった。

その、小さな部屋の一室には、次々と人が入り始めていた
→その、小さな一室には、次々と人が入り始めていた

わずか二十畳ほどの小会議室と呼ばれた部屋。
→わずか三十平米ほどの小会議室と名付けられた部屋。

政治的な意見から今回の戦いは
→政治的な思惑から今回の戦いは

勝ったという意見が大勢を占めている。
→勝ったという見方が大勢を占めている。

そこに姿を見せるのは、数は少ないものの今回の戦いに関係した多くの人間だ。
→そこに姿を見せるのは、数は少ないものの今回の戦いに関係した人間だ。

事前に知らされていた末席に座りながら、静かに座っている。
 考えるところは、それぞれあるのだろう。
 私語をすることもなく、案内をされた席に座り、静かに立っていた。
→それぞれ思う所があるのだろう。
 私語もなく、案内をされた席にただ静かに座っていた。

戦報という、功労や反省―-即ち、同盟軍の人事を司る部署の長である。
→同盟軍将兵の賞罰や配置を司る部署の長である。

第五次イゼルローン要塞攻防戦の
→第五次イゼルローン要塞攻略戦の
(※同盟でも帝国でもない第三者、あるいは読者から見れば「攻防戦」なのですが、この場合は同盟から見た呼び方になりますので「攻略戦」が適切かと思われます。)

第五次イゼルローン要塞攻防戦戦時報告会議
→第五次イゼルローン要塞攻略戦戦時報告会議

コーネフ少将の言葉に
→コーネフ少将の宣言に

それは会議を司る人事部の人間の丁寧さと、几帳面さを発揮していると言えるだろう。
→それは会議を司る人事部の人間の丁寧さと、几帳面さの発露と言えるだろう。

イゼルローン要塞攻防戦の概略については
→イゼルローン要塞攻略戦の概略については

上位の階級者からみられることに、コーネフは目の前の資料を読むことに集中することで、声が震えるのを耐えた。
→上位の階級者から注目されたが、コーネフは目の前の資料を読むことに集中することで、声が震えるのを何とか耐えた。

「イゼルローン要塞は落とすことはできませんでしたが、敵の反撃は予想外の行動であって、問題がないと考えております」
→「イゼルローン要塞を落とすことはできませんでしたが、それは味方殺しを厭わない敵の予想外の反撃によるものであって、同盟軍の作戦行動としては問題がなかったと考えております」

「ええ。部隊として把握することは誰も予想できなかったと――」
→「ええ。部隊として把握する限りでは誰も予想できなかったと――」

急ぎ資料をめくる様子に、資料をめくる音だけが響いた。
→しばらく、急いで資料をめくる音だけが響いた。

呟いたのはコートニー元帥であった。
→見かねたように呟いたのはコートニー元帥であった。

コーネフにとっては可哀そうなことに、
→コーネフにとっては気の毒なことに、

敵が味方事砲撃を行った
→敵が味方ごと砲撃を行った

最前線でトールハンマーの直撃を受けた第五艦隊の第一分艦隊は見事な回避といってよいかと
→最前線でトールハンマーの照射を受けた第五艦隊の第一分艦隊は、見事な艦隊運動により回避してみせたと言ってよいかと

それは理想論じゃないか。
→それは結果論じゃないか。

上官であっても、不愉快な表情は隠す様子もない。
→相手が上官であっても、不愉快な表情を隠すそぶりもない。

周囲の視線を見れば、いずれも厳しい視線ばかりだ。
→周囲の反応を窺うと、向けられるのはいずれも厳しい視線ばかりだ。

ふんと鼻息を荒くすれば
→ふんと鼻息を荒くして

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