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ガンダム大好きですが何か?

作者:和田真
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MSを盗んでやったぜ

 
前書き
ザクⅠ(通称旧ザ)

型式番号     MS-05B

所属       ジオン公国軍

製造       ジオニック社

生産形態     量産機

全高       17.5m

本体重量     50.3t

全備重量     65t

出力       899kW

推力       40,700kg

センサー有効半径 2,900m

装甲材質     超硬スチール合金

武装       105㎜ザクマシンガン
         120㎜ザクマシンガン
         280mmバズーカ
         ガス弾銃
         ヒートホーク
         Sマイン
 

 
「ん~なんかノリで来ちゃったけどここどこ?」

士郎が転送された先は広大な建物の中だった。重力があるから地球だと士郎は判断したが、実際はとても小さなコロニーである。
しかし、士郎がそれを知るのは少し先のこと

「ハロハロ、シロウ、シロウ」

「うお!!ってなんだハロか・・・ってハロォ!?」

後ろからハロに声をかけられて驚き、ハロを二度見して驚いている。色々と騒がしい男である。
それから何を思ったのかハロを撫で回す。頬ずりもしだした。・・・とても幸せそうな顔でである

「リアルハロだぁ~。可愛い~この丸さ最高~」

「ハロハロ、シロウ、コレヨム」

「ん~なになに~」

貼ろを愛おしそうに抱えながら士郎はハロが腕の中から離れって行ったのに少し、いやかなり残念そうだったが、ハロが体内から情報が書いてあるディスプレイを出すと目の色を変えた。
そこにはこう書かれていた。

戦場士郎のステータス(|U.C.《宇宙世紀0074/1月現在)
所持金:100万円(日本円で換算)
特典:・自動翻訳機能(知覚)
   ・ニュータイプ
   ・身体能力上昇
   ・戦闘時思考速度上昇
   ・神技
   ・超小型コロニー(高速小型シャトル付き)保有
   ・ハロ(AI内蔵)保有

それを見て士郎が一番最初に言ったのは

「今ってU.C.0074の1月なんだ」

ま、まあ時間帯を確認することは重要であるので、そこに関心が行くのも無理はないだろう
もっとも、他に目を向けるべき点が数多くあると思うのだけれど

「ふむふむ、ほうほう、なるほど!結構チートだな。いや?これぐらい転生者としては普通、むしろ全体では低いほうかも。現実って世知辛いなぁ。
で、この神技ってのは何なんだ?それ以外はなんか文字から予想できるけど・・・」

スマートフォンに慣れた現代人の性だろうか、士郎は当たり前の様に神技の文字を人差し指でタッチする。
今回に関してはこの対応は正解だったようだ。神技の下に隠されていた文字が現れる。

神技:全搭乗物に登場可能。及び性能の最大限発揮可能
   例)搭乗者登録済みのRX-0(ユニコーン)etc...

短かったが、良くわかる文面なのではないだろうか。ただし、『可能』という文字に考案者のいやらしさを感じるが。
それを理解した上で士郎は言った

「『人間だけが神を持つ。今を超える力、「可能性」という名の内なる神を。』って訳か。まったく・・・わかってんぜ神様!!」

カーディアス・ビストの台詞をいい、何故か異常な程に興奮していた。
きっと士郎は最近見たアニメのために可能性という言葉に過剰に反応するようになってしまっているのだろう

「ハロハロ、シロウ、コレカラドウスル?」

いつの間にか元の形に戻ったハロが今後の行動について尋ねる
ハロに言われて周りを見る士郎だが、超小型コロニーであるその場には、自身とハロと隅に置かれたシャトルしかなかった

「シャトル丸出しかよ!!まあそれは置いといて、本当に何にもねえな。とりあえず食料と水は欲しいな。
来月にはザクⅠができるはずだから、MSはそれをパクっちまうか。・・・となればベッドとかの生活必需品と食いもん・飲みもん、あとザク塗るようにペンキがあればいいっか」

ベッドが生活必需品なのは士郎だけだと思うが

「ハロハロ、リョウカイ。シロウ、ココガオススメ」

と再びハロが体から出したディスプレイには近隣のコロニーとその輸出入経路、そして目的のものが最安値で売られているコロニーのリストだった
それも、図を交えてとてもわかりやすくなっていた

「サンキュー!ハロちゃん愛してる~!」

そう言ってハロに抱きつきそのままシャトルへと乗り込んだ、シャトルの操縦席には様々な機器が並んでいた
しかし、神技を持つ士郎にとって操作することはわけがなかった。

「ん?ここにハロを置けってことか?」

「ハロハロ、シロウ、ソノトオリ」

操縦席の真ん前にごく自然に丸いくぼみがあった。ハロも認めるハロの特等席である。
士郎がそこにハロを置くと今まで黒かったハロの目が赤色に変わった。

「ハロハロ、シロウ、モクテキチヘノコース、ハロガキメタ」

「はい?」

士郎が返事をした時、シャトルの前のハッチが開き次の瞬間、シャトルが勢いよく飛び出していった。
そしてこのあとハロの操縦の元、士郎はあちこちのコロニーを回って買い物を済ます。

買い物を終えた士郎はハロとの交流を深めながらトレーニングを始める。肉体的にも精神的にも

なお、この日から1週間後にとある軍事施設からMSのシミュレーターが1基消えたことが時の話題となり、
1ヶ月後にジオン軍の新型モビルスーツが盗まれて地球連邦、ジオン公国の両者に混乱を生んだのは別の話である。 
 

 
後書き
初回なんで頑張ったけれども、今後は都合次第の気分次第なんでいつになるやら・・・

前書きでは機体の説明いれてるんで興味があったらどうぞ

嬉しかったのはお気に入り登録者が早くも生まれたことかな?

そうそう、次回は一気にアムロがガンダムに乗るとコマで行く(予定)だぜ

他にわからんとこあったら気軽に聞いてくれい。 
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