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八神 颯介

作者:金林檎
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対Dクラス

ソーヤ「明久にはDクラスへの宣戦布告の使者になってもらう。無事に大役を果たせ!」

とソーヤのありがたい言葉

明久「……下位勢力の使者ってたいて い酷い目に遇うよね?」

ソーヤ「大丈夫だ。やつらがお前に危害を加えることはない。騙されたと思って行ってみろ」

明久「本当に?」

ソーヤ「もちろんだ。俺を誰だと思ってる」

クラスメイトの歓声と拍手に送り出され、明久は使者らしく毅然とした態度でDクラスに向かった

颯介「…ソーヤ、ちょっと話があるんだが…」

颯介はソーヤを廊下まで連れ出し真剣な面持ちで話を進める

颯介「…俺は教師だから…戦争には参加出来ないぞ…」

ソーヤは驚いた、ソーヤは颯介を戦争に参加させて無双させるつもりだったのだ

ソーヤ「…仕方ない…お前にはFクラスの操作技術を上げることだけを徹底してくれ!!」



明久「騙されたぁっ!」

命がけで廊下を走り、自分の教室に転がり込む明久

ソーヤ「やっぱりそうきたか」

明久「予想してたのかよ!!」

だがその後ソーヤの顔付きが変わる、その顔は真剣な表情だった

ソーヤ「これでもう、後には引けないぞ…」

明久は一瞬何か分からないような顔をするが次のソーヤの言葉を聞いて全て分かる

ソーヤ「お前の望みなんだろ…」

明久はFクラスの設備に不満を抱いていた、明久はソーヤと相談しこの試験召喚戦争を起こそうと企んだのだ

明久「…何時でも来い!!」

明久の顔には決意の顔になった、その顔は仲間を守るため敵軍と一人で相手したベルかの悪魔アクエリオンと同じ表情だった



学園長室では試験召喚戦争の承認用紙を持った学年主任の高橋洋子と学園長の藤堂カヲルがいる

学園長「ほぉ、今年の二年は新学期初日から試験召喚戦争をやろうってのか、あの頃と同じじゃないか」

昔颯介達が学生だった頃二年の初日から試験召喚戦争を始めたのだ

学園長「構わん…承知してやりな…」

高橋「承知しました…」

学園長は巨大な判子を取りだし承認用紙にその判子を押した



試験召喚戦争が開始されFクラスを率いるソーヤ、健勝とDクラスを率いる平賀 源二は対立していた

ソーヤ「源二、いくらお前が相手でも…俺たちにもやらないと行けないこどがあるんだ」

平賀はその言葉を聞いてソーヤに当たり前だと返す、ずっとソーヤの友をしているんだそんなことはお見通しだ

源二「試験召喚獣…試獣召喚(サモン)!!」

平賀の言葉が戦闘の開始の合図となった、直ぐに明久は腕輪を起動させる

明久「八神一心流…三式、氷龍 一閃!!」

多分明久の攻撃でDクラスは平賀以外は戦死し補修室に連行された

源二「相変わらず、酷い一撃だなぁ…だけどそんなんじゃあ。俺は倒せない!!」

源二の召喚獣は一瞬でソーヤの場所に移動し大きな西洋刀でソーヤの召喚獣に斬りかかる、が

ソーヤ「仮にも…俺はこのクラスの代表だ、その程度じゃぁ負けられないんだよ!!」

ソーヤの召喚獣はその手に持っていた深紅の槍で西洋刀の攻撃を防ぎ片方の槍で平賀の召喚獣を貫こうとする

源二「!?『瞬間移動』!!」

平賀は咄嗟に召喚獣の腕輪、瞬間移動を起動させソーヤの召喚獣と距離を置くだがそれを狙ったかのようにソーヤは

ソーヤ「神槍『グングニル』!」

コンマ一秒で放たれる槍に反応出来なかった平賀の召喚獣は貫かれ吹き飛ばされる

平賀 源二260点

源二「…くっ!(結構減ったな…腕輪は起動可能なのは残り二回、必ず奴の隙をついて倒す!!)うおおーーっ!!」

平賀の召喚獣を加速させてソーヤの召喚獣に突進する

ソーヤ「そんな隙だらせの攻撃で…」

ソーヤは右の槍で防ぎ切りもう片方の槍で止めを指そうとするが

源二「…今だ!」

平賀は腕輪を起動させ召喚獣の後ろに回り止めを指そうとするが

ソーヤ「…何時から槍が二本だと…錯覚していた…」

ソーヤの召喚獣は腰に差してあった槍を口でくわえ平賀の召喚獣を貫いた後

ソーヤ「…八神槍武流…六式、乱れ突き!!」

両方の槍で平賀の召喚獣を何度も神速な動きで貫き召喚獣を戦死に追いやった

Dクラス代表 平賀源二 戦死


次回予告

Dクラスに勝利したFクラス、秀吉に変化が

次回 トラウマ
 
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