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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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47限目 最初で最後の告白は奇蹟を呼びますか

 
前書き
感想返事できなくてすいません。今回は話し声ばっかりなので読みづらいかもしれません
すいません。では

始めマース 

 
(今言うことじゃないかもしれない、、、でも、、もう後悔しかくないんだ)

そし覚悟を持って明久はマイクの前に立った。最後の足掻きにでるため

「高城さん、姫路さん、ご婚約おめでとうございます。この前小学校の卒業写真を開き夢を書く欄に姫路さんは「素敵なお嫁さんになる」でした。今ここで綺麗なドレスを着ています。でも今日は婚約記念日ですが、確実に姫路さんの夢に近づいて、それに向かっている姫路さんは友人としてとても誇らしいです」


すると明久は少し黙り込んでしまった。やはりまだ覚悟はできていないのだろうか

「・・・・半年前僕は一方的な別れで皆と別れてこの文月学園を去りました。そのときの自分をいまでも後悔してます。でもこの半年のおかげで大事なことを気づかされました。僕にとって皆がどれだけ存在が大きいかを知らされました。一緒にバカやって鉄人に追われた、雄二、ムッツリーニや秀吉。ちょっとした事ですぐ関節技を極めてくる美波。何かと一緒に居てくれた姫路さん。あと霧島さん、工藤さん、優子さん。皆が僕にとってかけがえのない人だと、あまり前だと思っていた文月学園の日常がこんなに大事なことだったなんて。僕が言う資格がないというのは知ってます。でも、、僕にとって姫路さんが一番存在が大きかった事に気づいたんです。怒ると本当に恐ろしい姫路さんをお酒に弱く、酒が入ると何をしでかすかわからない姫路さんを、自分の事は二の次で、誰よりも仲間思いな姫路さんをいつもただ一緒に居てくれた姫路さんを、、一番必要としていたのはだれでもなく僕だったんです。僕は昔姫路さんにある思いと抱いていました、自分でも今その思いがあるなんて驚きです。いや、正直言うと分かってたんです。でもいえなかった。
僕は・・・今も昔も姫路さんが好きなんです。本当はその好きな人の幸せを願うべきだけどごめんね
まだそんなに強くないからこれだけ言わせて。ごめんね姫路さん。。そしておめでとう。そして高城さん姫路さんをお願いします」

そして言うのを終えて拍手に包まれながら明久は静かに雄二たちの元に戻った。雄二たちは明久を褒めるように肩を静かに叩いて

「よくやった」

などと言われて明久は静かに式場から去っていった


『それでは友人の土屋様作のスクリーン写真をご覧ください』

ムッツリーニが作った写真集は最初は明久も載っている写真だったが少しずつ明久が少なくなってその分高城が出てくるようになった。しかし姫路はそんな事より明久の事を考えていた。

(明久君はいつも私に優しくしてくれた。そんな明久君を信じきれずに逃げたのは私のほうだった。明久君は何も変わらないのに、傷つくのが怖くて、最後まで勇気を持てなかったのは私のほうだった。一方的に目を塞いでしまったのは私のほうだった)

今まで押し殺してきた明久への思いを考えているうちにムッツリーニ作の写真はとうとう一枚写真となった。その写真を見ると参加者全員はその写真をみて不思議がった。

「なぜ婚約記念にこれなのか」

と。誰も知らないはずである。この写真は明久から姫路へのメッセージだったから。そしてその写真を見た姫路は我慢できずに涙を流した。その写真は


その写真には・・・・・

小学校の頃の明久と姫路・・・・・と三匹のウサギが写っていた。その三匹は頭を傾けた小さなウサギと二匹の家族ウサギが写っていた。そのウサギはあの時のウサギである。明久はその為に一週間サボったある。ちなみにこれはついでにしたのである

そして姫路はそのあとの事は何も覚えていない。明久の事を考えていたから

「姫路さん?休憩ですよ?」
「え?あ、はい、そうですね」

そして二人はいったん式場をでた

「何か心残りがあるんじゃないのですか?」
「え?そ、そんなのありませんよ」
「いや、あります。あの時と同じ顔してますよ姫路さん」
「あの時?ですか」
「ええ、私があなたに告白した時。吉井と私どっちを選ぶときと同じです」
「そんな事ありません」
「それでは賭けをしましょう」

そして高城は近くにあった飴を手に取った

「それではどちらに飴があるか当ててください。それで飴を見つけたら吉井との心残りを片付けててきてください。そしてもし間違えれば、諦めてください」
「そんな事できません」
「いいえ、してください」

そして渋々姫路が指差した右手には・・・・・飴があった

「さぁ行って来てください」
「でも」
「あなたが決めたんですよ?行って来てください」

そして姫路はこの気持ちを伝えるために明久を探しに走った
 
 

 
後書き
遅くなってすいませんでした

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