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ソードアート・オンライン~黒の妖精~

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30

 
前書き
祝・30話ー

ちょっと、こっから酷くオリジナル要素が強く”なりすぎ”ます。
ご了承ください。
嫌な方、ここまで読んでくれて申し訳ありませんが、回れ右右右・・で。。 

 
私はログアウトしてから、ずっと気になっていた。
リーファに世界樹のことを教えてもらったときの、兄のあの剣幕。
私には理由が見当たらない。
確かに、今すぐにでも助け出したい気持ちは、私だって物凄くある。
でも、そんな理由を知らない人に、あんなふうに声を荒げるほど兄が考えないことはないと、私は知っている。

そう、誰か。
誰かが、兄に何かを吹き込んだ・・・
私のカンが、そう示している。
兄は黙ってれば隠しとおせるとでも思っているのだろうか?
残念、私はだませない。

「お兄ちゃん」

私は兄の前に立ち、話しかけた。

***
私の問いかけに観念した兄は、ポツリ、と話し出す。

私が帰ったあと、アスナさんの病室で須郷って奴に会ったこと。
アスナさんとの結婚の約束を勝手に取り付けていること。

・・・アスナさんを幽閉しているということ・・・

「未帰還者を幽閉してるのが、その須郷って奴?」
「・・・ああ」
「勝手に結婚するって?」
「・・・そうだ」

「・・・。腐れが・・・調子乗りやがって」

兄は項垂れ、溜息。
そうなるのも無理は無いだろう。
初めて愛した女性(ひと)が、訳のわからん奴に勝手に奪われそうになってるんだから。

私の怒りは増した。
うん、100倍。
その須郷って奴、私も叩きのめして・・つか、私”が”叩きのめしていい?
え?駄目?・・チッ

「結婚の日取りも決まってるって・・・」
「え・・・何時、それ」
「1月・・・アスナの病室で」
「なっ・・・・」

んなの許さない!

「お兄ちゃん!」
「?」





「それ・・・その結婚の話ごと、須郷を消そう。」



***
須郷消す、と私が心で・・というか口に出したけど、決めた後、スグに呼ばれリビングへ降りる。

「おー 豪華豪華」
「ああ」
「そう?ちょっとがんばったんだ~」

どうやら、この夕食はスグが作ったらしい。
あたりまえか、お母さん居ないし。

「何さ。2年の間に腕上げちゃって。私もやろっかな~」
「え。いや、ちょ、まて、咲亜。お前の料理絶望的だから!俺食べたら意識とおの・・・」
「何?」
「・・・」

兄を黙らせといてから、私たち3人は夕食を食べ始める。
といっても、そう会話が無い。
私と兄の二人だったら、殆ど99%はゲームの話になるけど、今はゲーム嫌いのスグがいる。
あんまり話せない。
じゃあ何を話すかって、話題が無いんです。
お母さんが居ればましなんだけど。

「ね、お兄ちゃん。あたしね」

スグが話し始めた。

「最近、ゲーム始めたんだ~」

と。

「「ゲーム!?」」

私と兄は完璧にハモりつつ、スグの顔を見た。
スグは「あたしだってゲームくらいするよ~」といいながら、話を続ける。

「えーっとね、ALO・・・アルヴヘイム・オンラインっていう、VRMMOなんだけど・・・・」

ちょっ・・・
ちょ・・・・ストップ!!!!!
ストップ!?

「今、スグ、なんつった?」
「VRMMO?」
「の、前だ前!」
「・・・アルヴヘイム・オンライン?」

決定。
これどんな偶然?
まさかスグが・・・ALOやってるなんて・・・

「あのな、スグ。実は俺たちもやってるんだ、今、そのゲーム」
「え・・・ALOを?」
「うん。ちょっと訳アリで」

スグがポカンとした顔をしている。
ゲームをやっていることは知っていたかも知れないが、まさかまさか、自分と同じゲームだとは思いもしなかっただろう。

「ええっ!ウソ!じゃあ、中で会おうよ!」
「勿論・・・と言いたいんだけど」

兄の言葉に、スグがえ?となる。

「私たち、今すぐ、世界樹を攻略したいんだ」
「世界・・・樹・・・・?」

スグの表情が変わる。
何かおかしいことを言っただろうか?

「ねぇ・・・二人共、ちょっと、聞きたいんだけど・・・ね?」

スグが恐る恐る、といった感じで私たちに聞いてくる。

「二人のキャラネームって・・・、まさか、キリトとキリア・・・なんていわないよね?」
「「なんで知ってるの?」」





沈黙がリビングを飲み込む。
え、なんで知ってるの?
まだ私たち、レコンとリーファにしか会って・・・・・・・・・・。






「「リーファ?」」







 
 

 
後書き
物語が暴走迷走してきました・・・ 
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