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FAIRYTAIL~パラレルの世界~

作者:ハマT
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第十八話評議院の魔道士

 
前書き
セリフの前につけている名前が被った場合先に登場するキャラは、そのまま行きますが次に登場するキャラは、二文字目を入れます
詳しくは、本文内にその場面がありますのでそちらを見てください 

 
プートル火山周辺の森

マスタークロウと激闘を繰り広げるナツとアギト。強力な三秘宝の一つ、緒葡壙笞の前に歯が立たないでいた。しかし緒葡壙笞の弱点に気づいた。アギトの作戦により緒葡壙笞は音を立てて崩れ去って行ったのだった。
ク「バカな・・緒葡壙笞が壊されるなど・・・」
ア「緒葡壙笞にわずかな傷があったからもしかしてと思って聖剣エクスカリバーで突き刺したらやっぱり刺さったからなそのまま押し込んだんだ。」
ク「なるほどな・・・だが貴様らは、すでに虫の息。緒葡壙笞がなくともここで片づけるのは、たやすい」
今までの戦いで、ナツたちの体は、すでにボロボロだった。ナツは、膝をつきアギトも地面に倒れたまま立ち上がる様子はない。マスタークロウがナツに向けてカラスを放つ。かわすことのできないナツは、喰らうしかなかった。しかしそのカラスは、ナツに当たらなかった。ナツに近づいた途端カラスに進路は、反転しマスタークロウに向かって飛んで行った。
ク「何?!」
勝利を確信していたマスタークロウは、飛んできたカラスをかわせずに食らってしまう。
ミ「二人とも間に合ったようだね」
アズ「本部からの情報どうりマスタークロウの魔法は、カラスを操るのではなく相手に幻覚を見せただの武器をカラスに見せているだけだったね」
マスタークロウが飛ばしていたのは、カラスでは、なくただの武器だったのだ。そのためミッドナイトの魔法により軌道を曲げることができたのだった。アズマは、マスタークロウに隙が出来たのを確認すると地面から気を生やし拘束する。
ク「こんなもの・・・」
マスタークロウは、拘束を解こうとする。少しずつだが拘束が緩くなっていった。
アズ「やはりとどめを刺さないとダメか・・」
突然ナツに向かって炎が飛んでくる。ナツは、炎を食べ飛んできた方向をみる。そこにいたのは炎帝の鎧に換装したエルザとジェラールがいた。
グ「ボロボロじゃねーかよクソ炎!!」
ナ「うるせーよカチコチ野郎!!!」
グレイも到着していた。
エ「これで決めるぞ!!天輪・循環の剣!!!」
グ「アイスメイクキャノン!!」
ナ「火竜の煌炎!!」
ジ「七星剣!!」
四人の魔法がマスタークロウに命中しマスタークロウは、その場に倒れこんだ。
ウ「アギトさーん!!増援に来ました・・・ってもしかして終わってます?」
ウェンディたちが走ってきた。戦闘に参加する準備が整ったので助けに来たのだが、すでに決着がついた後だった。準備が整ったとはいえコブラは、まだ気を失ったままだった。アズマは、マスタークロウの近くに行く。
アズ「こいつの身柄は、我々、評議員が預かろう」
エ「評議員・・だと!?お前は、あの時木になったはずだろう!?」
かつて天狼島でエルザとアズマは、戦っていた。激闘の果てにアズマは敗れ魔法の副作用により木になったはずだった。
アズ「木?何のことだね?」
エ(そうか・・あの時ホワイトが言っていたこの世界の書き換えによるものか)
シ「こいつは、悪魔の心臓(グリモアハート)の一人!!そんなウソ信じられるわけ・・・」
ア「そいつの言っていることは本当だ。悪魔の心臓(グリモアハート)の調査のために潜入していただけだ」
その言葉にシャルルは、言い返せなかった。アギトは、評議院の議長に信頼されており評議院の行動についてもある程度知っていたからだ。
グ「評議員にここの後片づけは、任せるとしておれたちは帰ろうぜ。もう体がぼろぼろだ」
ナ「そうだな・・さっさと立てれアギト」
ア「zzz」
「「「「「「「「「「「寝てんのかよ!!」」」」」」」」」」」」
アギトは、その場で寝ていた。しかたなくグレイが、アギトを、運ぶこととなった。
帰り道何人もの評議院の魔道士とすれ違いながらこの戦いの疲れが吹き飛ぶぐらい皆で笑い、話しギルドへと戻って行った。 
 

 
後書き
解説を挟んだのち第二章に入ります 
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