| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

俺はシカマルの兄だったようです

作者:白銀猫
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

十六章

悠太SIDE

そして迎えた中忍試験

俺達はどのチームよりも早くこの場所へ着いた

「暇だな」

「大体予想はついていたがな」

「しょうがないんじゃない?諦めて二度寝する方が得よ」

「誰かが来ない限りはどうしようもないですしね」

俺は衣夜の意見通り 二度寝することにした




「・・・・久しぶりだな、骸」

「おや?僕を呼んだのは貴方でしたか

僕はてっきりクロームかと」

「悪かったな

それに俺が呼んだわけじゃない」

「そうですか…クフフ

かなり強くなられたようですね」

「まぁ・・・・それなりにな」

「っと…僕は呼ばれているので戻りますが

鍛錬を怠ってはなりませんよ」

「分かっている

早く戻れ」

そう言うと骸はまたクフフと笑いながら消えて行った



暫くすると俺も目を覚ました

気付けば周りには沢山の忍び

一番前に目を向けるとルーキーズが揃って集っていた

そして一緒に居るのはカブト

本来なら此処で音波の攻撃を受けて大変なことになるんだが…

そんな気持ち悪い場面なんて見たくもないので

音波の攻撃が起こるよりも先に

ソイツのもとに向かってクナイを4つと死角から2つの手裏剣を投げつけた

4つは弾かれたが2つは綺麗にヒット

俺は注目の的になってしまった

「悠太…何してやがる」

「・・・・悪い」

「嫌な目立ちかたしないでよ

暑苦しい殺気が跳んでくるじゃない」

「そうですよ?

小物の人の殺気は暑苦しいだけなんですから…」

「本当に悪い」

小物の殺気と言う言葉に反応したのか

先ほどクナイが刺さった奴から

数倍の量のクナイが飛んできた

「お返しですよ。」

なんて不気味に笑っているが

俺達には効かない

俺は影で掴み取るし、サソリは磁遁があるから相手に当たるまで操り続けるし

柚乃は溶かしちまうし 衣夜にかぎっては完璧に全てを同じ方向へ弾き返している

流石にそれだけやるとひかれてしまったようで

俺達を見る目は恐怖へと変わっていた

まぁ気にしないけどな!

その後すぐにイビキ…だっけ?とか言う奴が来てくじ引かされた

俺の隣はテマリとキバ

調度前には柚乃が座っていた

そしてついに始まった試験

さて・・・・誰が答えを知ってる奴なのか

気長に調べさせてもらうとするか 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧