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オズのエマおばさん

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第一幕その三

 そうしたお話をしてでした、何処に行くかも決めました。そこで晩ご飯の時間となりましたがここで、でした。
 ジュリア=ジャムが二人のところに来て笑顔で言ってきました。
「お客様です」
「ああ、誰かしら」
「カルロス達です」
 ジュリアはオズマににこりと笑って答えました。
「今丁度宮殿の正門のところに来ました」
「またオズの国に来てくれたのね」
「はい」
 まさにというのです。
「そうしてくれました」
「それはいいわね」
「どうされますか」
「勿論来てもらうわ」
 オズマは満面の笑みで答えました。
「もう選択肢はね」
「ありませんね」
「あの子達はオズの国の名誉市民で」
 そうであってというのです。
「私達のお友達だから」
「それで、ですね」
「何があってもね」
 それこそというのです。
「拒むことはないわ」
「そうですね、それでは」
「こちらに案内して、そしてね」
「晩ご飯をですね」
「一緒に頂きましょう」
「わかりました」
 こうしてです。 
 カルロス達五人はエメラルドの都の宮殿に案内されました、そうしてそのうえでまずはオズマ達に挨拶をしました。
「暫くぶりですね」
「そうね、この前来たのはそちらの時間で二週間前だったわね」
「はい」 
 カルロスは笑顔で答えました。
「そうです」
「またこちらに来たくなって来てくれたのね」
「そうでした」
 オズマに笑顔のまま言うのでした。
「僕達も」
「そう言ってくれて嬉しいわ」
「そうなんですね」
「ええ、それでね」
 オズマはカルロスに自分からも言いました。
「これからだけれど」
「晩ご飯の時間ですね」
「ええ、それでだけれど一緒にどうかしら」
「喜んで」
 カルロスだけでなく五人全員が答えました。
「宜しくお願いします」
「わかったわ、それじゃあね」
「はい、食べましょう」
「それでメニューだけれど」
「何でしょうか」
「オムライスとね」
 それにというのです。
「サラダ、そしてベーコンと人参と玉葱のスープよ」
「美味しそうですね」
「そうでしょ、それじゃあね」
「今からですね」
「皆で食べましょう」
「わかりました」
 笑顔で応えてでした。
 そうして皆で食堂に入ってそのうえでオムライスにサラダそしてベーコンと人参と玉葱のスープを食べるのでした。
 そのオムライスを食べてです、モジャボロはとても嬉しそうに言いました。
「うん、オムライスはいつも最高だよ」
「そうだね」
 魔法使いもにこにことして応えます。 
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