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ハッピークローバー

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第百十六話 半ズボンの有り難さその十一

「考え変わっていないならプロ市民になってるか」
「捕まってるっていうのね」
「考え方が犯罪者予備軍だからね」
 権力に反対するならテロも殺人も是という考えがというのだ、言うまでもなく犯罪を肯定している。
「そんな人雇うお店が潰れるのも当然だし」
「そこまで馬鹿な人をね」
「その人自体もね」
「何してもおかしくないから」
「そうじゃないかな、ただ」
「ただ?」
「若し今体操服がブルマなら」
 理虹が言う様にというのだ。
「そうした人にとってはね」
「最高の状況よね」
「そうだよ」
 まさにというのだ。
「本当にね」
「盗撮もされるわね」
「変な目で見られたりもね」
 こうしたこともというのだ。
「普通にね」
「あるわね」
「本当にこうした人ってやるから」
 実際にというのだ。
「日本軍が性犯罪やった日本人は海外でとか言って」
「まず自分がよね」
「やるから」
「危ないわよね」
「学校でブルマなんて」
 古田は嫌そうにさらに言った。
「学校の先生って変な人の巣窟なのに」
「その店員さんみたいな」
「若しかしてだけれど」
 事実かどうかわからないがというのだ。
「先生達性犯罪やってて」
「それが隠されていたの」
「本当に日本の学校の先生変な人が多いから」
 その犯罪発生率を見ると異常なまでである。
「だからね」
「体操服がブルマだった頃は」
「何があったか」 
 それこそというのだ。
「わからないよ」
「そうなのね」
「だから今ブルマでなくて」
 スパッツや半ズボンでというのだ。
「本当にね」
「よかったわね」
「うん、従妹もね」
 この人もというのだ。
「そう言ってるよ」
「そうなの」
「制服だってね、先生の盗撮なんて」
 それはというと。
「結構ね」
「ありそうよね」
「生徒は三年しかいないよ」
 中学生そして高校生はだ。
「けれど先生はね」
「ずっといて」
「その分その学校を知ってるしね、いる時間もね」
 一日当たりのというのだ。
「長いから」
「当直ある学校もあるし」
「よくね」
「学校のこと知ってるわね」
「下手したら隅から隅までね」
 勤務している学校のというのだ。
「生徒よりも知っていて」
「隠し撮りとか覗きとか」
「しているかもね」
 こう言うのだった。 
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