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ドリトル先生とラーメン

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第八幕その十

「隣国のポーランドやイタリアの地理もね」
「学ぶことになるね」
「ドイツの地理だけじゃなくて」
「そうした国の地理も」
「互いに影響し合っているからね」 
 それ故にというのです。
「そうなるよ」
「それも学問だよね」
「それでラーメンもそうで」
「色々わかるね」
「他の分野のことも」
「そうだよ、だからね」 
 それでというのです。
「学問に励むとね」
「実に色々なことを知って」
「そして学べる」
「そうしたものだね」
「だからいいんだ、特に欧州の学問はそうだね」
 先生は皆に穏やかにお話しました。
「まず神学があるね」
「キリスト教のね」
「それがあるね」
「もう幹って言っていいね」
「欧州の学問の」
「神学から」
 この学問からはじまってというのです。
「哲学や法学、文学もあって」
「芸術もだよね」
「絵画や音楽も」
「教会つまり神学の影響が多いから」
「本当に欧州の学問は神学からだね」
「だから神学を学ぶと」
 そうすると、というのです。
「これ以上はないまでに多くのものを学べるよ」
「そうだね」
「そうなるよね」
「もう本当に神学を学ぶと」
「凄くなるね」
「日本でも文学を学ぶと」
 そうすると、というのです。
「芥川龍之介にしても」
「大正の文豪さんだよね」
「羅生門とか芋粥の」
「あの人だね」
「この人は古典にも造詣が深かったから」
 そうした人だったからだというのです。
「そちらに興味を持ったりお師匠さんにあたる夏目漱石さんのこともね」
「学ぶことになるね」
「芥川さんを学ぶと」
「そうなるね」
「そして芥川さんに影響を受けたのが太宰治さんだから」
 この人のお名前も出すのでした。
「太宰さんのこともね」
「学ぶことになるね」
「芥川さんを学ぶと」
「そうもなるね」
「そして太宰さんからこの人のお師匠さんだった井伏鱒二さんや親しかった織田作之助さんのこともだよ」
 先生は笑ってお話しました。 
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