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DQ3 そして現実へ…~もう一人の転生者(別視点)

作者:あちゃ
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勇者のパパ

 
前書き
「おれはオルテガさまだ」

♪俺はオルテガ~! ダンディー勇者!!♪♪天下無敵のいい男ー!♪
♪戦士・賢者目はじゃないよ 剣も魔法どんとこい ♪
♪ナンパもうまいぜまかしとけ ♪

「なんだよなんだよ魔王倒しにいってこいなんて
そりゃないよクソジジイ(アリアハン王)」

♪俺はオルテガ~! ダンディー勇者!!世界一の人気者 ♪
♪不敬・浮気目じゃないよ♪♪ 気は優しくて力持ち ♪
♪顔もスタイルも抜群さ ♪

「うっせえうっせえ バコタ・ナ―ル
俺が自惚れてるだって? そんな事言うとおまえら
ギ~ッタンギッタンだぞ~ぃ」

♪俺はオルテガ~ダンディー勇者!!♪♪ 世界一のイケメン ♪
♪ゾーマもバラモス目じゃないよ♪ 手下なんかいなくったって ♪
♪愛人の数は負けないぜ♪



以前Nameless様がくれた『勇者オルテガ』の歌。
ジャイアンの歌のリズムで歌ってね。 

 
私がアメリアさん達と共に現場に着いた時は、戦闘は終了しキングヒドラ(だと思われる)を倒した後だった。
みんな足 ()え~よ!
こっちは身体が小さい分、歩幅も狭いんだから気を使ってくれよ!

肩で息をしながら周りを見渡すと、体躯のガッチリしたダンディーメンが1人…
カンダタの様に筋肉ダルマではなく、細身ながら無駄な筋肉がない、素人目にも強そうなイケメン。
私のお父さんはワザと身体を隠しているが、見た感じ同じ様な体付きだ。

しかもどことなくアルルさんと同じ雰囲気を醸し出している。
うん。間違いなくこの人が勇者オルテガだろう!
良かった…救う事が出来ましたわ!

しかし不思議な事が…
「やぁ。僕はリュカ…君の命を救った少年の父親だ!そしてこっちが妻のビアンカ。わざわざ紹介する意味解るよね」
「了解した!」

多分…きっと…初対面だと思うのだが、マイパピーとアルルパピーが古くからの親友かの様に会話をしている。
一言で10の事柄を伝えあえる間柄の様な…
大方予想はしていたが、これ程までに同類種とは思わなんだ。


「げ、アメリア……な、何でここに居るんですか?」
「アナター!!」
ダンディー勇者、奥方様の出現に大慌て。

奥方様は気にすることなく夫を押し倒し吸い付いてます。
あれ?これもマイマミーと同行動では?
あの手の男の妻は、この手の女じゃないと結婚出来ないのかな?

「うわぁ…変だなぁ…自分の両親で見慣れているのに、彼女の両親だと直視出来ない…」
自分の両親の場合は馴れてしまった事もあるからね…
アメリアさん+オルテガさんのは新鮮ですからねぇ…

「何だ?『彼女』だぁ!?おい、どういう事だ、説明しろ…アメリア…何でここに居るんだ?ともかく説明してよ!!」
何だ…まだ『アンタの娘の処女を喰っちゃいました(テヘ)』って言ってなかったのか?



困惑するオルテガさんを無視して、私達は各々自己紹介を行います。尤もその際に、現状までの報告を織り交ぜましてけどね…
勿論、大本命のお兄ちゃんを大取りに据えて…
本人は嫌がってましたけども、皆さんの心が相談もせずに一致した為、頑張ってもらいます。

「改めまして…始めまして、僕はティミー。父のリュカと同様、異世界より参りました天空の勇者です。娘さんのアルルとは、真剣にお付き合いをさせてもらっております…世界の平和を取り戻したら、僕はアルルと結婚するつもりです!」

緊張してるのかしら?
無意味に自分が勇者である事を強調してますわ。
彼女の父親に、ちょっとでも良く見せたいって事?

「何が天空の勇者だ…他人様(おれ)の娘を誑かしやがって…そんな(ヤロー)に大切な娘はやれん!」
何だと!?
予想外の返答に、思わずむかっ腹が立つ!

「そ、そんな…お父さん酷い!私はティミーの事を愛してるのよ!」
そうよ、お二人はズコバコやりまくりなのよ!!
それに私のお兄ちゃんはとっても素敵なんだからね!!

大切なお彼氏(ひと)を侮辱されたアルルさん…
私と同じ気持ちになりながら、お兄ちゃんに抱き付きます。
でも…強く抱き締めすぎなのだろう…
骨折中(肋骨)のお兄ちゃんは、彼女パパへの反論をせず苦しがってます。

「あ、うん。愛し合ってるのは解ってるから、ティミー君に抱き付くのを控えなさい。お前、気付いてないけど…ティミー君は怪我しているから…抱き付かれると痛そうだから!」
ほぅ…流石は勇者様…一目で状況を理解したわ。

「え!怪我してるってホント?」
「う、うん…さっき大魔神の攻撃を受けた時に、肋骨を…ちょっと…」
間違ってないけど、正しくもない。
正確には“大魔神の攻撃を受けヒビが入り、その後 彼女(おまえ)に抱き締められた時”だ!

「ご、ごめんなさい…私…全然気付かなくって…大丈夫…?」
当たり前だ…
気付いてやったのなら、とんでもないS女に認定する所だよ。

「う、ううん…僕こそみんなに気付かれない様に黙ってたから…気にしないで…大丈夫だから!」
私のお兄ちゃんは優しいなぁ…
これまた間違いではないけど、正しくもないのよね…
だって正しくは“みんなに気付かれない様”ではなく“アルルさんに気付かれない様”だもの!

「はっ!…と、と言う風に私達は愛し合っているんです!」
イチャラブムードに突入しそうになったが、パパの存在を思いだし慌ててアピる。
「お父さんが何と言おうが、私はティミーと結婚します!反対したらぶっ殺すわよ!」
うん。気持ちは分かるけども、彼氏紹介シーンにはそぐわない台詞が飛び出た。

「うん。大丈夫…別に反対はしないから。良さそうな青年じゃないか!」
「………え?…でもさっき…」
そうだよ、さっき怒ってたじゃん!!

「うん。娘が生まれた時から、彼氏を連れてきたら絶対1回は拒絶してやろう…『お前に娘はやらん!』って台詞、言ってやろうって思ってたから………いや~、言いたかったんだ、この台詞!」
すげー理由で1回拒否ったな!?

「うわぁ!(笑) ちょ~解るぅ~!僕も娘が彼氏を連れてきた時に、言っちゃったもん!でもね、あまりその話題を引っ張ると面倒な事になるから、早々に認めた方が無難だよオルテガっち」
「でしょでしょ!娘を授かったからには言いたいよね、この台詞は!気が合うじゃんリュカちん」

コイツ等、古くからの知り合いか!?
何でお父さんとオルテガさんは、愛称で呼び合ってるんだ?
やっぱり同じ思考回路の持ち主同士は、呼び惹かれ合うのか?

所謂ニュータイプ同士の共鳴ってやつか?
こ、こんなニュータイプ嫌だ!
ニュータイプが皆こんな奴等だけでガ○ダム作品を作ったら………

怖いよ!



 
 

 
後書き
1月中に完結させるのはムリでしたねぇ…
やっぱり移転作業で1ヶ月費やしてしまったのが痛いですね。 
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