| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドリトル先生とタキタロウ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六幕その四

「娘が代わりに地獄に行くからとかね」
「そうだね、いやどの場所でもどの時代でも悪人はいるけれど」 
 それでもと言う先生でした。
「ここまでの悪人だとね」
「絶対にお付き合いしたら駄目だね」
「近寄っても」
「本当に自分しかないから」
「平気でどんな悪事でも働くから」
「そうだね、残念だけれどこんな人達は生きていたら駄目だよ」
 先生はこうまで言いました。
「悪いことしかしないからね」
「間違ってもいいことしないね」
「誰かの為に何かしないね」
「人間の心なんてないしね」
「それも微塵もね」
「そしてこうした人達が現代の日本ではね」
 先生達が今いる国ならというのです。
「活動家や学校の先生に多いんだよね」
「そうそう」
「何でかね」
「そうした人達ってそうしたお仕事だね」
「そうした人達に支持されている政治家とか」
「そんな人達に多いね」
「口では奇麗ごとを言ってもね」
 それでもというのです。
「その実はだよ」
「自分しかなくて」
「他の人は利用するだけでね」
「徹底的に冷酷でね」
「悪いことをしても平気だね」
「自分しかない人は倫理観もよ」
 そうだというのです。
「極端になるとね」
「自分さえよければいいならね」
「もう倫理観なんかないよね」
「他人がどうなってもいいなら」
「自分さえ利益になるなら悪事を働いても平気なら」
「そうだよ、だから娘さんにもそんなこと言えるし」
 猫と旅行どっちか選べとです。
「泣いている娘さんにね」
「猫に愛情あるのにね」
「だから泣いてるのにね」
「自分達が旅行に行きたいから捨てろ」
「死なせろ、愛情を捨てろなんて言うなんてね」
「こんな人達は倫理観なんてないから」
 全くという口調での言葉でした。
「絶対に近寄ったらいけないしそうした人達のお仕事は」
「日本だとね」
「学校の先生とか活動家に多くて」
「それでそうした人達が支持している政治家だね」
「そんな人達だね」
「そんな人達だからね」
 さらにお話する先生でした。
「熊本の牛の病気の時あったね」
「そうそう、何か入国前の検査をしない様にしてね」
「その時の政府が」
「それで熊本の牛に病気が蔓延して」
「沢山の牛が殺処分になったんだね」
「その時政府は何もしないでね」 
 大変なことになっていてもです。
「当時の農林水産大臣が酷くて」
「そうそう、責任者なのに」
「問題が起こっている最初の大切な時点で外遊に行ってね」
「自分のはじめてってことで」
「対策全く立てなくて」
「それで後でさっさと殺しておけばよかった」
「そう言ったんだよ」
 先生が怒気を出していません、ですが明らかに怒っていました。
「この大臣もその時の政府の多くの人達もね」
「自分だけ」
「自分以外の命はどうでもいい」
「そんな人達だね」
「その時の政府、与党を支持していたのがね」
 まさにその人達がというのです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧