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ドリトル先生とタキタロウ

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第一幕その九

「楽しませてもらうね」
「ご飯の後で」
「そうするね」
 イワナを食べて言います、そしてです。
 先生はご飯の後で実際にビールを飲んででした。
 そうしつつです、こんなことを言いました。
「タキタロウは山形県にいてね」
「東北だね」
「そういえば僕達行ったことないね」
「色々行ってて」
「北海道にもだけれど」
「東北はね」
「そう、だからね」
 こう皆に言うのでした。
「機会があればね」
「行きたいよね」
「是非ね」
「東北の方にも」
「そうよね」
「東北と一口に言っても」
 それでもというのです。
「広いからね」
「そうだよね」
「宮城県、福島県、秋田県、岩手県、青森県とあって」
「そしてその山形県」
「六つも県があるね」
「そして広いね」
「地域によって違いがあってね」
 その六つの県の中でもというのです。
「色々調べてみると面白いよ」
「そうした場所だね」
「それが東北だね」
「僕達これまで行ってないけれど」
「それでもね」
「調べると面白い場所だね」
「そうだよ」
 実際にというのです。
「だからね」
「行きたいね、先生も」
「機会があれば」
「そうしたいね」
「そして色々学びたいんだね」
「勿論大鳥池もでね」
 タキタロウのいるその湖もというのです。
「それでだよ」
「他の地域もだね」
「東北の」
「そちらもよね」
「例えば仙台に行って」
 この地域にというのです。
「その歴史を学びたいしね」
「伊達政宗さんだね」
「仙台っていうと」
「あの人よね」
「実は元々仙台の人じゃないけれどね」
 伊達政宗さんはというのです。
「最初は米沢の人だったんだ」
「あの辺りだね」
「会津とか」
「あちらに代々いて」
「豊臣秀吉さんに移されたね」
「そうだったね」
「そうだったんだ」
 こう皆にお話しました。
「あの人もね。そしてあの人が仙台に入って」
「仙台は栄えて」
「今に至るね」
「森の都というけれど」
「そうなったね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「そこからだよ」
「仙台は栄えて」
「その歴史があるんだね」
「あの街については」
「そのことも学びたいからね」
 だからだというのです。
「東北にも行きたいね」
「それじゃあね」
「機会があったら行こうね」
「東北の方にも」
「そうしようね」
「うん、皆で行こうね」
 先生は皆に笑顔で応えてお酒も楽しみました、そして数日後思わぬお誘いが来るのでした。 
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