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星河の覇皇

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第八十一部第三章 無関心でいられる訳その三

「千年以上の間友好関係を保っています」
「スポーツではよきライバルとしてな」
「常に同じと言っていいですね」
「そうした関係であり続けていることもだ」
 兄弟とも言うべき親密な友好関係を続けていることはというのだ。
「まさにだ」
「お互いに利益を得ている」
「一方が丸々でなくな」
「だからこそですね」
「今も続いている、それが外交だ」
「そう考えますと日韓関係は」 
 連合の中で最も険悪な関係だと言われて千年以上経っている、尚これは韓国がいつも一方的に仕掛けている。
「やはり」
「韓国が常にだ」
「一方的な利益を得ようとして」
「日本に損ばかりさせてな」
「いつもそう考えているからこそ」
「もっと言えばそれしか考えていない」
 オルコットはこうも述べた。
「だからだ」
「日本もですね」
「損をするつもりはないからな」
「だからですね」
「必死になってだ」
 そうしてというのだ。
「外交を行ってだ」
「利益を得ようとしていますね」
「そこで韓国はいつも百パーセントの利益かだ」
「百パーセントの損害をですね」
「どちらかという風になってだ」
 俗にオールオアナッシングと呼ばれている。
「そしてだ」
「そのギャンブル的な発想を日本に衝かれていますね」
「日本は言うなら鰻だ」
 日本の外交はというのだ。
「中々相手に掴ませずだ」
「そして徐々にですね」
「利益を得ていく、そうした相手にだ」
「刹那的なまでにオールオアナッシングでは」
「容易に攻撃の鉾をかわされてだ」
 そうなってというのだ。
「逆にだ」
「損をさせられますね」
「そうなる、韓国外国は基本退かない」
「特に日本に対しては」
「だから駄目なのだ」
「しかも日本が何かをしようとすれば」
「出て来る」
 ある意味日本の風物詩となっている。
「そしてだ」
「そのうえで、ですね」
「いつも日本に敗れている」
「長期的に見れば」
「日本と他国が商談をしていても出て来る」 
「第三者であっても」
「普通に出て来てな」
 そうして日本から商談を奪い取ろうとするのだ、決まりかけた話でもそうしてくるのが千年以上続いているのだ。
「それで言うが」
「長期的に見てですね」
「損ばかりしている」
「韓国ばかりが利を得ようと」
「引くべき時は引いてだ」
 そしてというのだ。
「無理にな」
「話に入る様なことはですね」
「しないことだ、また利益はな」
「お互いが、ですね」
「得るものだ」
 一方がだけでなくというのだ。 
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