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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十九話 仲間達集結その十三

「それも大量にな」
「そうしてくれるな」
「こちらもその力はある」
 多くの物資を調達し持って来るだけのそれがというのだ、鳳鳴は九内に対してこれ以上はないまでの強い声で答えた。
「だからな」
「物資はだな」
「そちらの万が一をだ」
 その事態をというのだ。
「億いや兆が一にだ」
「出来るか」
「そうさせてもらう」
「それぞれの世界から送らせて頂きます」
 なでしこも言ってきた。
「そちらでも力を合わせて頂きましょう」
「薫様ついでに啓太様も言われていますので」
 せんだんも言ってきた。
「ご安心を」
「俺はついでなんだな」
「当然です、私達はやはり薫様の僕ですから」
 せんだんは啓太に即座に答えた。
「啓太様はです」
「その次か」
「そうなります」
「それでもいいだろう」
 セングレンが啓太に言ってきた。
「あんたもその娘達と一緒に戦えるからな」
「いざという時は啓太様の指揮下にも入りますよ」
 てんそうがここでこう言った。
「今は不本意でもなく」
「だったらいいだろ」
「そうか、まあ昔ははっきり嫌われていたしな」
「だって啓太様スケベですから」
 てんそうは啓太にあっさりと答えた。
「そのお心が確かにわかるまでは」
「最低だって思っていたんだな」
「今でも時々思います」
「やれやれだな、おい」
「でしたらその行いを多少でもあらためて下さい」
「ですが本当にです」
 今度はいぐさが言った。
「今は啓太さんの下にも入られます」
「そうなんだな」
「嫌々でなく」
「そうなんだな」
「ならいいな、まあ私は猫派だが」
 さりげなく留吉にねこじゃらしを出している、そして留吉も前足を無意識のうちに出してしまっている。
「仲間ならいいだろ」
「そうだな」
「あとこちらもものは持って来る」
 セングレンはあらためて言った。
「物資はな」
「そうしてくれるか」
「だからこれだけの面子の必要なものを何日分でもだ」
「用意出来るか」
「こちらでもな」
「金もある」
 ヒメも言った。
「そちらのことも安心してくれ」
「よくわかった」
 九内はヒメにも応えた。
「私達は素晴らしい仲間を得たことがな」
「そうですね、こんなにです」
 アクも言ってきた。
「戦いだけでなく他のことでも凄い人達が揃うなんて」
「嬉しい限りだな」
「はい、本当に」
「間違いなく辛い戦いになる」
 九内は冷静な声で述べた。
「しかし確実に勝てる」
「そうですか」
「最後に立っているのは我々だ」
 確信している言葉だった。 
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