仮面ライダー　エターナルインフィニティ

「言うことはない」
「それで説明のつもりであるか」
　パイマンはその巽に怒って突っ込みを入れた。
「ふざけるなである」
「というかそこで秘密はないです」
　シグレも言うことだった。
「本当に皆気になっているんですよ」
「今までわかっていないりゅい」
　ビミィも気になっている。
「いい加減わかるべきりゅい」
「というかまだわからねえならいいだろ」
　メリオダスはこう言った。
「全部すぐにわかったら面白くねえだろ」
「そういうものか？」
「ああ、お前が喋られる理由もそうだっただろ」
　ホークに顔を向けて言った。
「だっららな」
「それも別にいいってうんだな」
「ああ、たえがどうして伝説かまだかわからなくてもな」
　それでもというのだ。
「まだな」
「別にいいか」
「そのうちわかるさ」
　こうも言うのだった、それも笑顔で。
「だから気長にな」
「待てばいいか」
「そういうことでな」
「ああ、あたしずっと気になってんだよ」
　ヒルダはホークに言ってきた。
「あんたがどうして喋られるかな」
「そんなこと大したことじゃねえだろ」
「すげえ大したことだったよ」
　ヒルダはホークにむっとなって返した。
「豚が普通に喋ってるんだからな」
「私は改造手術受けたか魔法かもって考えていたわ」
　なのははこう考えていた。
「ホーク君がどうして喋らるか」
「本当に不思議だったよな」
「ええ」
　ヒルダにもそうだと答えた。
「私も」
「本当にな」
「色々な世界があるけれど」
　それでもとだ、夜桜ヒメが言った。彼女はホークダケデナクペットも見てそのうえで言うのだった。
「それでも生きものが普通に喋ることはね」
「あまりないよな」
「そうよね」　
　秋名にも答えた。
「やっぱり」
「ああ、だからな」
「ホークについても」
「俺達も不思議だったよ」
「まあそれがしも喋るでござるが」
　ハム助はこう言った。
「別に不思議がられないでござる」
「俺もりゅい」
　ビミィも言ってきた。
「普通に思われているりゅい」
「だってあんた達見るからに普通じゃないからよ」
　留奈が話した。
「羽根ある猫に巨大ハムスターだから」
「普通じゃないからりゅいか」
「喋っても不思議でないでござるか」
「ホークは外見は普通の豚でしょ」
　あらためて彼のことを話した。
「犬神、雉神、猿神とも違って何かある訳でもないのに」
「それで余計に不思議だったの」
　由乃も言うことだった。
「どうしてなのかってね」
「それで煉獄ってところから来たってわかったからよ」
　リアスはホークのこのことから言った。
「やっと納得したわ」
「それがどうしたってんだよ」
　煉獄から来てもとだ、ホークは言った。