| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その九

「そこで何か食べていないと」
「恐ろしいことになるからな」
「だからいいわね」
「今もそうなったら大量の食べもの出そうな」
「そうだな」
「そうしないとな」
 セルジェとハスガも応えた。
「大変なことになるからな」
「我々も気をつける」
「ほんまこのヒメさん初対面でも場合によってはグーで殴るからな」 
 ペットも知っていることだった。
「そやからな」
「考えてみればスサノオより危ないな」
 ルーシアも言った。
「このヒメさんは」
「安心しろ、何もしないと殴らない」
 ヒメはルーシアに平然と答えた。
「別にな」
「じゃあ何かしたらか」
「殴る」
 やはり平然とした返事だったた。
「そうした相手はな」
「そういえば貴女もかなり強いな」 
 加賀はヒメの戦闘力の話をした。
「普段でも」
「決戦の時は頼りにしているわ」
 瑞鶴の言葉は真顔のものだった。
「フォローも上手だし」
「一人で戦えるものか」
 ヒメはその三白眼で述べた。
「戦いはな」
「それもわかっているか」
「だからここにいる」 
 まさにという返事だった。
「皆とな」
「何だかんでヒメさんいい人なんだよ」
 紺も話した。
「だからそうしたところは安心してくれよ」
「何だかんだでか」
「だってな、やばい時後ろに虎が見えるからな」
 髪の毛が立った時はというのだ。
「本当にな」
「それでか」
「林檎ちゃんとはまた違うんだよな」
「私はそうしたことはないぞ」 
 その林檎が言ってきた。
「ヒメ殿と近いものがある自覚はあるが」
「ああ、そっくりだけれどな」
「それでもか」
「ヒメさんと林檎ちゃんは魂はそっくりでも違うさ」
「魂はどうでもか」
「やっぱりな」
「そうか」
「ああ、しかし林檎ちゃんスタイルいいよな」
 紺はここでこうも言った。
「世界が違ったらな」
「交際か」
「駄目か、それは」
「というかお前まだそうした人いないのかよ」
 こう言ったのは霊幻だった。
「早く作れよ」
「どうも出会いがなくて」
「それは作るもんだ」
 出会いはというのだ。
「やっぱりな」
「そうだ、出会いは作るものだ」
 斎子は急に出て来て力説した。
「無理にでもな」
「っていうとどうして作るだよ」
「押し倒せ!」
 こう紺に叫んだ。
「そして一気に行け、後は遮二無二だ」
「それ犯罪だろ」
 大兎もその主張には引いた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧