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ドリトル先生と幸せになる犬

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第二幕その一

                第二幕  トイプードル
 休日先生は神戸のお散歩をしていました、勿論この時も動物の皆が一緒です。
 奇麗な神戸の街中を歩いているとでした。
「犬を連れている人達多いね」
「犬のお散歩をしている人もね」
「そして色々な種類がいるけれど」
「確かにお年寄りの人が多くなったせいか」
「小型犬が多いね」
「そうだね」
 動物の皆は実際にその犬達を見て言いました。
「柴犬にチャウチャウに」
「シーズーにね」
「ダッグスフントにコーギー」
「マルチーズにポメラニアン」
「スピッツやチワワやチンやシーズーもいて」
「そしてトイプードルが一番多いね」
 特にこの犬が目立ちました。
「男の子も女の子もいて」
「色も茶色や黒や白で」
「大きさも色々だけれど」
「本当にトイプードルは多いわ」
「一番多いね」
「日本で一番人気のある犬だからね」
 それでとです、先生もお話します。
「だからね」
「それでだね」
「前に先生がお話してくれたけれど」
「トイプードルは今日本で一番人気がある犬で」
「小さくて可愛くてしかも頭がいい」
「飼いやすくもあるから」
「だから人気があるんだ」
 こう皆にお話しました。
「トイプードルはね、有名なフィギュアスケートの選手の人も飼っててね」
「ああ、そうだったんだ」
「そうしたこともあるんだ」
「だから自分もってなって」
「それで飼ってるんだ」
「そうだよ」
 そうなっているというのです。
「トイプードルについてはね」
「成程ね」
「そういうことだね」
「それでトイプードルが人気があって」
「こうして街でもよく見るんだ」
「そうだね」
「そうだよ、そしてトイプードルはね」
 そのトイプードル達を見てのお話です。
「前に話した通り元はね」
「狩猟犬だね」
「プードル自体がそうだったね」
「水鳥を捕まえる犬」
「そうした狩猟犬だったね」
「お水に入ってね、だからプードルは身体の毛のかなりの部分をカットした子もいるけれど」 
 そうしたプードル、お顔や胴体それに足のかなりの部分の毛を剃ったそうした子を頭の中に浮かべつつ言うのでした。
「これもね」
「お水に入ったら濡れるしね」
「だからだね」
「濡れる部分が少ない様に」
「それであのカットにしているんだ」
「今はあれはお洒落だけれど」
 犬のそれでもというのです。
「その実はね」
「元々はそうだったんだね」
「お水の中に入る為だったんだね」
「その実は」
「そうだったんだね」
「そうだよ」
 こうお話しました。
「そしてそのプードルをね」
「小さくしてだね」
「それで観賞用、愛玩用にしたのがトイプードル」
「この種類の犬だね」
「そうだね」
「普通のプードルは大きいよ」 
 ここで、でした。先生の前にです。 
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