| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百六十五話 キール大会戦その三

「これまでの通りだ」
「そうですよね」
「だからもうだ」
「このことはですね」
「頭に入れておいてだ」
 そしてというのだ。
「いいな」
「これからですね」
「戦う」
 自分達もというのだ。
「いいな」
「わかりました」
 智樹も応えた、そしてだった。
 戦いに入った、すると。 
 最初から激しい死闘だった、怪人達は恐ろしい数で来る。戦士達は彼等にその強さと知恵を以て挑んだ。
 陣形を組み連携して戦いだった。
 敵の隙を衝く、そうして戦っていた。
 英四郎は戦局を見てイカロス達に言った。
「敵の後方からだ」
「そこからですね」
「攻めるのね」
「空から飛んでだ」
 そうしてとだ、イカロスとニンフに話した。
「後ろに回り」
「敵を背中からドカンってことね」
「そうだ」 
 英四郎はアストレアにも話した。
「いけるな」
「簡単よ、空から一気に飛んでね」
「敵の大群の後方に回り込んでだ」
「一気に倒していくのね」
「そうだ、いいな」
「わかったわ」
 アストレアの返事は一言だった。
「行って来るわ」
「ただし一人では行くな」 
 英四郎はアストレアの知力も考慮して告げた。
「イカロス、ニンフ、ハーピー達、カオスと一緒だ」
「六人でなの」
「そうだ、六人とだ」
 それにというのだ。
「ウィッチの人達とだ」
「多いね」
「これでもまだ少ない位だ」
 英四郎の返事は冷静なものだった。
「より多くの戦力を回したいと考えている」
「今の状況だとだ」 
 鳳鳴も腕を組んで言ってきた。
「それだけしか敵の後方に回せない」
「私一人で十分とは」
「それは絶対にない」
 鳳鳴は言い切った。
「君が幾ら強くても数が多いからな」
「だからなのね」
「君達とウィッチの諸君にだ」
「敵の後ろに回ってもらって」
「戦ってもらう」
 是非にというのだ。
「いいな」
「わかったわ、じゃあ敵の後ろに回るわね」
「そして敵を後ろからだな」
「攻撃を仕掛けて倒すか」
 ハーピー1とハーピー2も言ってきた。
「そうすればいいな」
「我々は」
「そうすれば敵は自然と後方にも目がいく」
 正面だけでなくというのだ。
「そして後方に向かう敵の背をだ」
「攻める、そうしてだ」 
 鳳鳴がまた言った。
「敵を倒していくことだ」
「わかったわ」
 今度はニンフが応えた。
「今のショッカーの怪人達には頭がないから」
「俺達はそれを使って戦っていく」
 英四郎はこう述べた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧