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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十七話 空美町の者達その六

「一緒だよ」
「それでだな」
「ああ、お前のことも願ったんだよ」
「元通りにな」
「全部一緒にな」
「まさか先輩のお兄さんもなんてね」
 そはらは英四郎を見つつ智樹に話した。
「思わなかったけれど」
「だから元通りだからな」
「お兄さんもなのね」
「入っているんだよ」
「ご両親には隠居してもらったから」
 美香子は黒い笑みで述べた。
「もう安心よ」
「そういえばお二人表に出なくなったな」
 義経はここでこのことに気付いた。
「というとまさか」
「さて、どうなったかしら」
 美香子は義経の今の疑問には答えなかった。
「生きていることは確かだけれど」
「まあそこは聞かない様にして」
 智樹は二等身になって言った。
「とりあえずこれからのことですね」
「スマッシュ達は間違いなくまた出て来る」
 氷室は真顔で答えた。
「そうなる」
「絶対にですね」
「スサノオも言っていたな」
「はい」
 智樹は等身を戻して答えた。
「あいつも」
「だからだ」
「訓練をですか」
「するぞ」
「わかりました、ただ」
 智樹は氷室の言葉を受けて言った。
「戦える面子は」
「エンジェロイドの娘達とだな」
「あと会長とそはら位ですが」
「基本私達は戦ってないですかね」
 そはらも言ってきた。
「イカロスちゃん達が主です」
「そうか、なら君達はサポートに回ってくれるか」
 氷室はそはらの言葉を受けて眉一つ動かさずに答えた。
「そうしてくれるか」
「それでいいですか」
「サポート役も必要だ、むしろだ」
 氷室はさらに言った。
「料理や手当に当たってくれる人も多くないとな」
「戦えないですか」
「満足にな、だからな」
「私達はサポートですか」
「戦いはエンジェロイドの娘達と俺達がやる」
 氷室は強い声で言い切った。
「君達はサポートを頼む」
「それじゃあ」
「サポートも訓練が大事だから」 
 ここでだ、沙羽も言ってきた。
「それでそっちの訓練もね」
「あるんですね」
「そう、戦闘とサポートの訓練は同時に行いから」
「だから私達もですか」
「訓練していきましょう」 
 沙羽は穏やかな顔で話した。
「そうしましょう」
「わかりました」
「では早速訓練ですね」
 美香子は微笑んで答えた。
「ここにいる全員で」
「ああ、全力でいくからな」
 万丈は強い声で応えた。
「宜しくな」
「はい」
 イカロスが応えた。
「宜しくお願いします」
「ああ、やるぞ」 
 こう話してだった。
 ライダー達は早速智樹達と共に外に出て訓練を開始した、智樹はエンジェロイド全員を一度に相手にしかつ圧倒しているビルドに二等身で驚いた。 
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