| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百四十八話 荒ぶる神スサノオその一

                第四百四十八話  荒ぶる神スサノオ
 戦士達はゲゲゲの森だけでなく街や山でも訓練をしていった、そうして日々を過ごしていたがその中で。
 ねずみ男は昼食の時にこんなことを言った。
「何かライダーの人達が来てからな」
「どうしたんじゃ、一体」
「いや、急に眼魔が出なくなったってな」 
 こう砂かけ婆に答えた。
「思ったんだよ」
「そういえばそうじゃな」
「だろ?これまで毎日一回は出ていたのにな」
 ねずみ男は鰯の生姜煮を食べつつ話した。
「それがだろ」
「確かにそうじゃな」
 砂かけ婆はねずみ男のその指摘に箸でご飯を食べつつ答えた。
「それから出て来なくなったな」
「そうだろ」
「これまでは確かに毎日一回は出ていたがな」
「それが全然になっただろ」
「全くじゃな」
「様子を見ている」
 アデルは味噌汁を飲みつつ答えた。
「奴はな」
「どっからか俺達を見てるんだな」
「そうしてだ」
 そのうえでというのだ。
「眼魔達を出す状況を見計らっている」
「そうしてるんだな」
「これまでは毎日一回は出ていたのはな」
「俺達と戦って退屈凌ぎってか」
「それとだ」
 それと併せてというのだ。
「貴方達の戦力を見極めていた」
「実際に僕達の戦いを見てですね」
「そうだった」
 アデルは鬼太郎にも答えた。
「私達がこの世界に来るまではな」
「そういうことですか」
「そして今はな」
「僕達が仕掛けて充分楽しめるまでに強くなれば」
「眼魔達を出してくる」
 そうしてくるというのだ。
「これからはな」
「そうですか」
「だから今はな」
「訓練をしていくことですね」
「そのうち出て来る」
 眼魔達はというのだ。
「もっと言えばスサノオが出してくる」
「だからですね」
「今はだ」
「訓練を続けることですね」
「そうしていくことだ」 
 アデルは鬼太郎に梅干しを食べつつ答えた。
「このままな」
「そうですね、では」
「食後にな」
「また訓練ですね」
「そうしよう、ただ」
「食後すぐにはですね」
「敵は食事を待たないが」
 それでもというのだ。
「訓練中はまだいい」
「食後すぐはですね」
「身体を動かさないことだ」
 それがいいというのだ。
「やはりな」
「健康の為ですね」
「健康管理も大事よ」
 アカリはほうれん草のひたしを食べながら話した。
「戦いの前にはね」
「だから食べた後は」
「少し休むことよ」
「それがいいですね」
「すぐに動くのはよくないわ」
 食べて、というのだ。
「本当にね」
「昔は食べてすぐに寝たら牛になるっていったけれどな」
 から傘が言ってきた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧