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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百二十五話 最高の料理その十五

「グリード達をぶっ飛ばしていくか」
「そうだな、しかし本当に美味いな」
 ホークは恵の鮟鱇カレーを食べている、そのうえでの言葉だ。これは彼女の得意料理の一つとも聞いている。
「どのカレーも」
「元気出る?」
「ああ、滅茶苦茶な」
 作った恵にも言う。
「美味いぜ」
「そう言ってくれると嬉しいわ」
「そうか、じゃあおかわりな」
「それじゃあね」
「幸平のカレーも美味いな」
 バンは彼のカツカレーを食べつつ言った。
「すげえ力出るぜ」
「それじゃあ」
「腹一杯食ってな」 
 そしてというのだ。
「やってやるぜ」
「そういうことで」
 こうした話をしつつ戦士達は食べた、そして。
 食べ終わった後の総攻撃は凄まじいものだった、グリードの大軍は文字通りに瞬時に薙ぎ倒されていった。
 スサノオもライダー達との戦いではだった。
 ほぼ互角だった、その中でアンクはオーズに言った。
「映司、いいな」
「ああ、今からだな」
「最強フォームになってだ」
 そのうえでというのだ。
「それからだ」
「二人でだな」
「他のライダー達ともだ」
「動きを合わせてか」
「仕掛けるぞ」
「後藤ちゃん、空は頼むな」
 プロトタイプがバースに言う。
「俺は陸からやるな」
「お願いします」
「それで湊ちゃんは突撃してくれ」
 プロトタイプはポセイドンにも告げた。
「いいな」
「わかった」
 ポセイドンはその言葉に頷いた。
「今からな」
「火野ちゃん達と一緒に攻めような」
「五人でだ」
 アンクもプロトタイプの言葉を受けて言う。
「ここはだ」
「攻めてか」
「勝つ、いいな」
「それじゃあな」
 オーズも頷いた、そうしてだった。
 四人のライダーとアンクは動きを合わせスサノオに総攻撃に入った、スサノオは彼等に攻撃を浴びせるが。
 それでもだ、彼等はダメージをものともせず。
 スサノオに攻撃を仕掛けた、その最後に。
 オーズが渾身の体当たりから両手での激しいパンチのラッシュを浴びせた。そのラッシュが終わった時にだった。
 スサノオは動きを止めた、それを見てオーズは言った。
「終わった!」
「お粗末!」
 幸平も額の鉢巻きを取って言った、それがまさに勝利の証だった。 
 その声を聞いてだった、スサノオは言った。
「まさにだ」
「俺達の勝ちか」
「それを象徴する言葉だ」
 こう幸平に告げた。
「今の君の言葉は」
「そうなんだな」
「そしてだ」 
 スサノオはさらに言った。
「私はこの世界を去ろう」
「そうするか」
「そうだ、そしてだ」
「あんた色々な世界巡ってるよな」
「だからだ、次の世界で会おう」
「物凄くお断りしたいけれど」
 恵は自分の気持ちを率直に述べた。 
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