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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百二十五話 最高の料理その十四

「もうカレーも出来るな」
「あと少しだ」
 葉山が応えた。
「待っていろ」
「その間は戦ってか」
「俺達のカレーがどれだけの力を持っているか」  
 そのことをというのだ。
「見せてやる」
「それではな」
「そしてだ」
 葉山はさらに言った。
「この戦い勝たせてもらう」
「間もなく出来るよ」
 タクミと一緒に作るイサミも言ってきた。
「それぞれ作っているカレーは違うけれどね」
「好きなカレーを食っていいか」
「はい、好きなだけ」
 バースに即座に答えた。
「そうして下さい」
「ならな」
「諸君、食べることだ」
 スサノオはそれをよしとした。
「君達に食べる時間はある」
「その間攻撃をしないのか」
「しないことを約束する」
 ポセイドンにもこう答える。
「一切な」
「そうなのか」
「何度も言うが私は戦いから人間を見ている」
「美味いものを食った俺達の力を見たいのか」
「それが人間にどれだけの力を与えるかも」
 このこともというのだ。
「見たいのだよ」
「だからか」
「私は君達が食べる間待つ」
 攻撃をせずにというのだ。
「だからだ」
「それでか」
「その間は攻撃しない」 
 あくまでというのだ。
「待っていよう」
「ではな」
 こう言ってそうしてだった。
 それぞれがカレーを作り終えるとスサノオは攻撃を止めた。それは彼だけでなくグリード達もだった。
 攻撃を止めた、そこで。
「おあがりよ!」
「よし、じゃあな」
 オーズは幸平の言葉に応えてスプーンを手に取った、他の戦士達もそれに続き。
 遠月学園の面々が作ったカレーを食べた、すると。
「び、美味い!」
「これは凄い!」
「これまで幸平君達の料理は食べてきたけれど」
「特に美味いな」
「どのカレーも」
「これは」
 桜新町のヒメが言った。
「幾らでも食べられるわ」
「そうか、どんどん食ってくれよ」
「ええ、ただね」
 ヒメは幸平に食べつつ返した。
「私達は脱がないからね」
「ああ、俺達何かあるとすぐに脱ぐしな」
「変な世界に入ったりするし」
「幸平ランドとかな」
 その幸平が言う。
「そうなるけれどな」
「私達は別の世界から来ているし」
 このこともあってというのだ。
「別にね」
「変身しないか」
「だからね」
 それでというのだ。
「安心してね」
「それじゃあな」
「じゃあ思いきり食べるから」
「よし、腹一杯食ってな」
 メリオダスは一色の和風カレーを食べつつ言った。 
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