| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百二十五話 最高の料理その十三

 食べ終えたセシリアにまた出した、戦士達は二日目も三日目も戦い続けていた。だが今回の戦いでは。
 グリードは尽きない、その状況にアンクはいぶかしんで言った。
「スサノオの奴今回は趣向が違うか」
「趣向?」
「ああ、これまではそろそろ敵の数が減ってきたな」
 オーズに対して話した。
「そうだったな」
「それな、俺もな」
「思っていたな」
「もうそろそろな」
 実際にというのだ。
「グリードもな」
「減ってきているな」
「他の組織や種族でもな」
「しかしだ」
 それでもというのだ。
「今回はだ」
「まだ減っていないからか」
「だからだ、どうもな」
「スサノオの趣向が違うんだな」
「このまま攻めるつもりか」
「じゃあスサノオは出て来ないか?」
「いや、出て来る」
 このことはというのだった。
「あいつはそう言っていたな」
「幸平君達が言うにはな」
「それならな」
「絶対にか」
「あいつはそう言ったことでは嘘を吐かない」 
 だからだというのだ。
「絶対にだ」
「出て来るか」
「それならだ」
 アンクは鋭い声になって言った。
「こちらも考えがある」
「どういった考えなんだよ」
「おい、今からだ」
 今度は幸平達に言った。
「料理を出せ」
「料理を?」
「そうだ、俺達全員が食えるとびきり美味いものをだ」
 幸平にこう返した。
「作れ、いいな」
「どんな料理でもいいっすか」
「美味いなら構わん」
 それが絶対の条件だというのだ。
「何でもな」
「じゃあ皆で作るっすよ」
「皆が美味しく食べられるとなると」
 割烹着姿の一色が言ってきた。
「ここはカレーだね」
「そうですね、では皆でそれぞれ作りましょう」
 えりなは一色の言葉を学園の総帥としてよしとした。
「ここは」
「それじゃあね」
「それぞれのカレーで皆さんに力を与えましょう」
「よし、とっておきのカレーを作るぜ」
 幸平も今決めた。
「ライダーの人達も食って下さい!」
「ああ、そうさせてもらうよ」
 オーズが応えた、そしてだった。
 幸平達はそれぞれのカレーを作りはじめた、そこでギルの姿をしたスサノオが姿を現した。そのうえで言ってきた。
「今回の趣向はだ」
「あえてなんだな」
「そう、グリードを出し続けてだよ」
 バースプロトタイプに対して話す。
「その中で美味な料理で力を得た君達がどうして倒すか」
「それを見たいんだな」
「如何にも」
 その通りだというのだ。
「そして私をどう倒すか」
「そういうことか」
「さて、それでだが」
 スサノオはさらに言った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧