| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百二十五話 最高の料理その十

「それならな」
「大丈夫なんだね」
「普通の料理だよ」
 このことを保証した。
「ゴーヤチャンプルな」
「うん、普通に美味しいよ」
「しかも身体にもいいからな」
 ただ美味いだけでなくというのだ。
「安心して食え」
「そうさせてもらうね」
「量もあるからな」
 こちらのことも問題ないというのだ。
「どんどん食えよ」
「そうさせてもらいます」
「あんたが食っても大丈夫だしな」
 川神舞の桁外れの大食からも話す。
「安心しろよ」
「それでは」
「しかし大食いの奴が多いな」
 叡山は腕を組みこうも言った。
「色々な世界の奴がいてもな」
「確かに多いですね」
「そうよね」
「何かと」
 シャーロックにコーデリア、エルキュールもゴーヤチャンプルを食べつつ言う。ゴーヤと豚肉を炒めたそれを。
「もう何十人前も普通とか」
「そうした人達がね」
「結構いますね」
「お前等もな」
 叡山はみるきーホームズ全員に話した。
「そうだな」
「はい、ですからどんどんです」
「作ってるさ」
 叡山はシャーロックにあっさりと答えた。
「俺もな」
「それならですね」
「どんどん食えよ、ゴーヤチャンプルだけじゃなくてな」
 それに加えてというのだ。
「足てびちもな」
「作ってますか」
「今な、そっちも食ってくれよ」
「こっちも食ってくれよ」
 美作も言ってきた、見れば。
 彼は水餃子を作っている、それを出して言うのだった。
「水餃子だね」
「そうだ、俺があんも皮も作って茹でたやつだ」
 こうサルバトーレに話す。
「よかったら食ってくれ」
「そうさせてもらうね、中華料理もいいね」
「ああ、イタリア料理もいいがな」
「こっちもいいよ」
「駄目な料理もあるな」
 ヴォパンは自信に満ちた態度で言ってきた。
「イギリス料理等がそうだな」
「イギリス料理ですか」
「そうだ、この学園でも作らないな」
「ビーフシチューは作りますが」
 美作はこれはと話した。
「フィッシュアンドチップス等は」
「作らないな」
「これといって」
「そうだ、神殺しの中にはそのイギリス生まれの者もいるが」
 そのアレクサンドルを見て言う。
「その者もイギリス料理は作ろうとしない」
「何か悪いか」
 アレクサンドルはヴォパンに悪びれず返した。
「祖国の料理を作らずして」
「悪いとは言わぬ、しかしだ」
「それでもか」
「自分でも作らないのだと思ってな」
「はっきり言って僕達の中で料理上手のイギリス人って彼だけだしね」
 サルバトーレもアレクサンドルを見て言う。
「他の人達は皆あれだからね」
「学園でもいないですね、イギリス人は」
 翠蓮は美作に問うた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧