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ドリトル先生と琵琶湖の鯰

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第二幕その一

                第二幕  琵琶湖へ
 先生達は琵琶湖に出発する準備に入っていました、ですが今回は。
「僕達は残ります」
「今回は一緒じゃないよ」 
 トミーと王子が先生に研究室でお話します。
「だからね」
「先生で楽しんできて下さい」
「二人が一緒じゃないなんてね」
 どうかとです、先生は二人の言葉を聞いて言いました。
「そうした旅は久し振りだね」
「僕は大学で研究があるので」
 まずはトミーが答えました。
「サークルのこともありますし」
「確かテニスのだね」
「はい、そちらのこともありまして」
 それでいうのです。
「それで、です」
「それじゃあね」
「はい、そちらを頑張ってきます」
「そういうことでね」
「僕はその時期母国に戻って」
 今度は王子がお話します。
「公務に励んでいくよ」
「それでだね」
「僕もいないよ」
「そうなんですね」
「そう、だからね」
「王子もいないんだね」
「そういうことでね」
 こう先生にお話します。
「楽しんできてね」
「それじゃあね」
「うん、ただね」
「ただ?」
「琵琶湖にはね」
 そこにはとです、王子は先生に少し真面目なお顔でお話しました。
「行きたいね」
「そう思ってるんだ」
「うん、機会があればね」
「琵琶湖は奇麗だって評判だしね」
「それに日本で一番大きな湖だね」
「そして生態系が面白いんだ」
「そう聞いているからね」
 だからだというのです。
「機会があればね」
「行きたいんだね」
「そう思っているよ」
 実際にというのです。
「僕もね」
「じゃあまたね」
「行きたいね」
「じゃあまたね」
「機会があれば一緒に行こうね」
 王子は先生にこうお話しました。
「そうしようね」
「それではね」
「僕も機会があれば」
 トミーも先生にお話します。
「ご一緒に」
「それじゃあね」
「今回は水族館と一緒のお仕事ですが」
「そうそう、琵琶湖の生きものを選んでね」
「そのうえで、ですよね」
「水族館に持って行くんだ」
「そうしたお仕事ですね」
 こう先生に言うのでした。
「先生の今回のお仕事は」
「そうだよ」
「そうですね、ただ」
「ただっていうと」
「先生は」
 ここでこうも言ったトミーでした。
「琵琶湖には前から行かれたいと思われていましたね」
「そうなんだ」
 先生はトミーに微笑んで答えました。 
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